岸田、北朝鮮とルート。首脳会談の交渉に北朝鮮が反応。拉致被害者家族も期待＋フィギュア
2024年 03月 27日
能登半島震災の被災者の方々にお見舞いを申し上げます。
東日本大震災をはじめ全国の自然災害の被災地の方々へ 前向きに新たな生活を送れるようにガンバです。o(^-^)o、災害経験を風化させず、今後の災害対策に活かしましょう！(･･)
重症化リスクのある人は、コロナ、インフルも油断しないようにしましょう。"^_^"
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【世界フィギュア・・・ペアは３連覇を目指していた「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組がＳＰ２位のスタート。フリーで１位をとったものの、優勝したステラートデュデク・デシャン組（カナダ）に及ばず、総合２位だった。（以前にもご紹介したが、女性のステラートヂュデクは今年４０歳、史上最年長優勝。）
木原が昨夏、腰椎分離症になったため、今季はＧＰや全日本に出られず。今年にはいっても十分な練習ができなかった分、小さなミスが出てしまったものの、フリーでは北京五輪で使った「ウーマン」を滑って今季世界最高点出し、会場を湧かせていた。(^^)＜演技後、木原が運動誘発性ぜんそくになり、表彰式に出られず。心身にかなりストレスがかかっていたのかも。お大事に。＞
アイスダンスは、小松原美里＆尊組がフリーで好演し、ＲＤ２０位から総合１８位に順位をあげた。２人はカナダを拠点に練習しているので、いわば地元で「今シーズン一番いいフリーダンス」が滑れたことに満足していた。"^_^"
ペアもアイスダンスも次々と若いコンビが誕生しているので、来季はまた新たな展開が見られるのではないかと期待している。o(^-^)o】
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このブログでは、小泉政権時代からず～っと北朝鮮の拉致問題を取り上げているのだが・・・。
実は、ｍｅｗは、岸田政権（＋上川政権？）のうちに、日朝首脳会談を実現して、拉致問題解決を少しでも前進させることを期待している。＜拉致被害者家族も全面解決を期待。(･･)＞
岸田首相は昨年来、北朝鮮訪問と拉致問題解決に意欲を示し、様々なルート（自分直轄のレベル）で働きかけを行なっていると語っていたのだが。その成果が出たのか、北朝鮮との間で、少し動きが出始めている。(@@)
２月１５日には、金正恩総書記の妹の与正氏が、日朝首脳会談に関して異例の談話を発表し、注目された。
『金正恩朝鮮労働党総書記の妹である与正氏は、国営朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が報じた談話で、日本が「すでに解決済みの拉致問題のような障害物を持ち出さなければ」首脳会談は可能だと示唆。「個人的な見解」だとした上で、「日本が時代錯誤の敵対心や実現不可能な願望から勇気をもって決別」し、政治的決断を下して関係修復の新たな道を切り開くのであれば、「両国はともに新しい未来を切り開くことができる」と述べた。
岸田首相はこれまで、前提条件なしに金正恩氏と会談する意思があると語ってきた。共同通信によると、先週には、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けて「具体的にさまざまな働きかけを行っている」と述べていた。（ブルームバーグ２４年２月１６日）』
北朝鮮は「拉致問題は解決済み」との条件での会談を望んでいるのだが。日本政府は、「前提条件なしに（＝拉致問題は解決したものとはせず）」会談を行うという点は譲らない構えだ。(･･)
岸田首相が様々なルートで北朝鮮と連絡をとろうとしていることは、拉致被害者の家族や一部国民（mew含む）に大きな希望を与えている。（＋＋）
安倍元首相は、若手の頃から（それこそ父親の秘書時代から）拉致問題解決に熱心に取り組んでいたのだが、小泉元首相が正規外交ルート以外のチャンネルで北朝鮮と交渉を行なっていたことや、拉致問題解決のために北朝鮮に食料その他の支援を（＆おそらく経済的な支援も）行なったことを強く批判していた。
＜民主党政権時代に、何回か北朝鮮側と水面下で接触を行なっていたのだが。自民党の超保守派が大批判し、議員の渡航などを認めず、交渉発展の機会を潰しにかかったりもした。(-"-)＞
中朝韓を敵視している安倍元首相＆超保守仲間は、「悪いのは北朝鮮だ」「日本が譲る必要はない」「正規ルート以外の交渉、特別な支援は不要」という考えのもとに北風作戦をとっていたのだが。
いわゆる誘拐事件などの交渉（ネゴシエーション）を考えればわかるように、「おまえが悪い」「早く人質を解放しろ」だけでは、問題は解決しないし。様々なルートや手段を使って説得することを考える必要があるわけで。超保守派の頑な姿勢が、ここまで拉致問題解決を長引かせることになってしまったようにも思う。(-_-;)
＜尚、安倍政権時代、側近の北村滋内閣情報官が、またトランプ大統領のルートを通じて、極秘で北朝鮮と接触をはかろうとしていたものの、うまく話が進まなかったという話もある。＞
＊ ＊ ＊
しかし、もはや拉致被害者の親世代で存命しているのは横田めぐみさんの母親と有本恵子さんの父親の２人だけ。拉致被害者自身も高齢化しているため、一日も早く被害者が帰国できるように動く必要がある。（＊＊）
そこで拉致被害者家族会＆救う会は、２月２５日に「被害者の一括帰国が実現すれなら、人道支援に反対しない」という活動方針を表明し、日本政府にも伝えた。
『北朝鮮による拉致被害者家族会と支援団体「救う会」は25日、東京都内で今後の活動方針を協議し、「被害者の親世代が存命のうちに全被害者の一括帰国が実現するなら、日本独自の制裁解除に反対しない」とすることを決めた。これまで、同様の前提付きで「日本政府による北朝鮮への人道支援に反対しない」とする姿勢を明らかにしていた。
協議には、横田めぐみさん（行方不明時13歳）の母早紀江さん（88）や、有本恵子さん（同23歳）の父明弘さん（95）ら9家族13人が参加した。親で存命なのは、早紀江さんと明弘さんのみとなっている。4日に88歳となった早紀江さんは協議後の記者会見で「（めぐみさんが）全くどんなふうに生活しているか分からないが、元気でいるんだろうなと想像して（再会を）信じている」と述べた。（毎日新聞２４年２月２５日）』
岸田首相は３月４日にも、拉致被害者家族と面会。
『談話の中で「拉致問題は解決済み」と釘も刺した与正氏。この点について横田拓也さんは「到底受け入れることができない」と言うものの、談話そのものについては北朝鮮からの「歩み寄りのサインの可能性」もあると考えている。
「またとないチャンスを、どうか具体的につなげていただきたい」拓也さんは、岸田首相との面会の場でも強く訴えた。（ＮＮＮ２４年３月７日）』（横田拓也さんは、めぐみさんの弟）
岸田首相は「現状を大胆に変えるべく、総理大臣として、私自身が先頭に立ち、この政府を挙げて全力で取り組んでまいります。その決意を改めて申し上げさせていただきたい」「今回の運動方針に盛り込まれた新しいメッセージにつきましても、重く受けとめるところであります」と語り、早期の日朝首脳会談の実現に意欲を示した。（発言内容、同上）
＊ ＊ ＊
そんな中、３月２５日に、また金正恩氏の妹の与正氏が、日朝首脳会談に関する談話を発表したのだ。(@@)
『朝鮮中央通信は25日、金与正氏の談話を掲載し、岸田総理が「できるだけ早い時期に、金正恩総書記と直接会いたいという意向を北朝鮮側に伝えてきた」と明らかにしました。
一方で、拉致問題については「これ以上解決することはない」としたうえで、岸田総理が拉致問題にこだわるのであれば、首脳会談の構想は「人気取りにすぎないとの評価を避けられない」「政治的勇断を下すことが必要だ」と強調しました。
岸田総理は先月の国会答弁で、金総書記との首脳会談をめぐり「働きかけは絶えず行っている」と話していますが、与正氏の談話では岸田総理が会談の意向を伝えてきたのは別のルートだと明かしています。（ＴＢＳ２４年３月２５日）』
＊ ＊ ＊
この北朝鮮側の談話を見る限り、岸田首相直轄の別ルートで、北朝鮮と連絡がとれているのは確かなようだ。(･･)
ただ、北朝鮮はどうしても「拉致問題は解決済み」という条件を飲ませたいようなのだが。日本政府は、それを飲むことはできず。
イラ立つ北朝鮮は、２６日には「交渉を拒否する」と揺さぶりをかけて来た。
『北朝鮮は２６日、日本との首脳会談開催は国益にならないとし、これ以上の交渉は拒否するとした。国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が声明を伝えた。
声明で金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は、日本から前提条件なしの首脳会談開催の要請があったとし、「過去に縛られることなく新たなスタートを切る準備ができていれば歓迎される」とした。
日本が拉致問題や北朝鮮の核・ミサイル開発問題を提起したことを受け、「日本は歴史を変え、地域の平和と安定を促進し、新たな関係へ第一歩を踏み出す勇気が全くない」とした。 （ロイター２４年３月２６日）』
ただ、北朝鮮側がアレコレとメッセージを送って来るのは、日本との接触（支援？）を求めているからにほかならず。
岸田政権には、うまく北朝鮮側と対応して、何とか拉致問題解決にこぎつけて欲しいと願っているｍｅｗなのだった。(@_@。
ＴＨＡＮＫＳ
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by mew-run7
| 2024-03-27 05:12
| 岸田政権について
