【将棋・・・10.11日に名人戦七番勝負第一局が東京で行われ、藤井聡太名人(21・八冠)が豊島将之九段(33)を141手で下し、先勝した。
豊島は過去に名人を含め三冠を制し、藤井に5連勝したこともある。今回、A級リーグの最終日(将棋界で最も長い日)に豊島が優勝(=名人戦挑戦)を決めたのを見て、mewは豊島ならこの2~3年、じっくり藤井対策を研究して勝機を見出しているかもと、ひそかに期待していたのだ。(・・)
1日めはほとんdの見られなかったのだけど。豊島は後手ながら藤井が見慣れない動きも交えたりしたようで、藤井も慎重になったのか、2日めの夕方ぐらいまでは、お互いほぼ五分五分で展開。終盤になって、ジワジワと豊島が攻め、一時AI評価で75:25までり―ド&藤井の残り時間が5分と少なくなり、「このまま押し切れば」という感じになったのだが。藤井が桂馬を跳ねた途端、「あれ~?」。解説者も「これ、詰めよにつながるのかな」・・・AIの評価はあっという間に逆転。解説者と共に「詰むのかな~?」と考えている最中に、AIが31手詰みとか出して来たので、「詰むんだ~」と。(もちろん読めない!^^;)豊島も何手か抵抗を試みるも、投了するしかなかった。う~ん。もうチョットだったんだけどな~。(-_-;)
次は豊島九段が先手だし。何か巧みな策を準備にしているに違いない。ガンバです。o(^-^)o】
* * * * *
9日の『乙武が会見。無所属出馬に批判。政党の支持は混沌・・・』のつづきを・・・。
8日、東京15区の衆院補選にファーストの会の副代表になった乙武洋匡氏が、無所属で出馬すると発表した。
自民党は、自前の候補の擁立が難しいことから、都連会長の萩生田光一氏が、小池百合子氏が決めた候補を支持することを事前に合意していたと言われている。<萩生田氏は八王子市長選でも小池氏の協力を得ている。>
そこで、乙武氏は、ファーストに加え、自公の推薦を得ることも考えて、わざわざ無所属で出馬したのだ。
実際、2日には、党本部の茂木幹事長も、乙武氏を推薦する方向で検討すると言っていたのだ。(・・)
ところが、9日の記事にも書いたように、自民党の江東区(東京15区)の支部が、江東区長選で非自民党候補を応援していた乙武氏を支援するのは難しいと抵抗。
また、公明党(+自民党の一部)は、16年に週刊誌に発表された乙武氏の不倫スキャンルを問題視して、推薦に難色を示した。(-"-)
で、結局、12日になって、自民党本部は、「乙武氏から推薦の要請がなかった」という理由で、推薦を見送ることを発表した。<これで公明党も堂々と推薦を否定するだろう。^^;>
自民党が乙武氏の推薦を見送ったのは、江東区の支部の反対が強かっただけでなく、乙武氏が思ったほど支持を集めておらず、落選する可能性が大きいからではないかと察する。
自前の候補を擁立できないばかりか、推薦をした候補が落選するようでは、自民党の凋落ぶりを示すだけだからだ。(>_<)
他方、乙武氏は小池氏と相談して、世間から反発を買っている自民党に推薦を依頼するのは選挙にマイナスになると考えて、敢えて推薦要請しなかった、という話も出ていた。(@@)
『自民執行部は当初、乙武氏への推薦を検討。しかし、小渕優子選対委員長は12日、「本人から推薦要請がないこと、選挙区である江東総支部から推薦を出さないでほしいと要望があがっている」とのコメントを公表した。
乙武氏は、小池百合子都知事系の「ファーストの会」の副代表。自民や公明党への推薦要請については否定的な考えを示していた。
公明の石井啓一幹事長は12日の記者会見で、「自主投票になるかも含めて対応は未定だ」と述べるにとどめた。小池知事は会見で、公明について「政策的に親和性が高い。丁寧に当たりたいと(乙武氏)本人も考えている」と含みを持たせた。(朝日新聞24年4月12日)』
『自民内では「自民色がつけばマイナスとの判断に傾いたのだろう」と見る向きが多い。乙武氏は、政党との関係に関して小池氏とすり合わせたことを認めている。(読売新聞24年4月12日)』
* * *
笑ってしまうのが、国民党だ。<国民党は、国会で自民についたり、立民についたりするコウモリ政党なのだが。ここでも、同じようなことをやっている。^^;>
都議会で都ファと連携している国民党は、当初、乙武氏を推薦する意向を示していたのだが。自民党が推薦するという話をきいて、「自民と相乗りはできない」と。推薦はやめることに。
で、立民党の候補を応援することも考えたのだが、共産党が立民候補を応援するとわかって、共産党と同じ候補は応援できないと、こちらもとりやめ。
で、自民党が推薦を見送ると発表した途端、じゃあ、やっぱ、乙武氏を応援しようと、推薦を出すことに決めたという。(~_~;)
<国民党には、「自分たちの政党と考えが合う候補を支援する」という発想はないのだろうか?(・・)>
* * *
実は、自民党内が揺れた大きな要因の一つには、近時の調査で、立民党から出馬する予定の酒井菜摘氏が優勢で、乙武氏はイマイチだということがある。(++)
『永田町に出回っている情勢調査の結果を見て、自民党関係者は絶句した。
日本維新の会が実施したとされる東京15区補選の情勢調査によると、立憲民主党の酒井菜摘氏が15.6ポイントで首位となり、維新の金澤結衣氏が次点の10.2ポイント、日本保守党の飯山陽氏が9.2ポイント、共産党の小堤東氏が7.8ポイントと続き、乙武洋匡氏は7.5ポイントと遅れをとっている。
すでに共産党は小堤氏の出馬を取り下げ、酒井氏を支援することを表明しており、酒井氏のポイントはさらに上積みされていく可能性が高い。
また、自民が実施したとされる情勢調査でも、立憲・酒井氏18ポイント、維新・金澤氏15ポイント、乙武氏11ポイントとなっており、乙武氏の劣勢が伝えられている。(略)
自民も、予想以上に伸び悩んでいる乙武氏の情勢を見て「惨敗するなら推薦を出さないほうがいいのではないか」(関係者)という声が出ている。(現代ビジネス24年4月12日)』
衆院補選は、16日告示、28日投票。まだ告示日も迎えていないので、ここから情勢もどんどん変わって来るとは思うのだが。<自民党支持者の票が、維新に行くのが心配。逆に公明党の票が、元看護士。、助産婦の立民候補に来てくれるといいな~と期待。>
立民党(&真の野党側)にとっては、いいニュースだ。(・・)
一方、自民党は長崎3区でも東京15区でも、自前の候補を擁立できず、推薦も出せず。政権与党として不戦敗が2つというのは、あまりにも情けないことであって。5月頃から「岸田おろし」が起きる可能性も。ただ、それに対して、岸田首相が「解散返し」をするかも知れず。ここから政局の動きが激しくなりそうな気がしているmewなのである。(@_@。
THANKS