【テニス・・・12,13日、有明コロシアムで女子テニスの国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング杯ファイナル予選」、対カザフスタンが行われた。
日本代表の監督は杉山愛。影のエースの大坂なおみが2年半ぶりに国内大会に参加。ランキングTOP78位の日比野菜緒、ダブルスに青山修子、柴原瑛菜組も加わり、万全の態勢で臨んだ。
12日、日比野、大坂がシングルスでストレートで勝って2勝。難敵だった50位のプティンツェワに大坂がしっかり勝ってくれて断然有利に。13日、日比野が何と格上プティンツェワにタイブレーク2-6とセットポイントをとられてから逆転9-7と逆転して3勝めをゲット。(会場の声援もスゴかった!)日本代表は決勝大会(11月、スペイン)進出を決めた。(*^^)v祝】
* * * * *
岸田首相は夫人と共に、9日から国賓待遇で訪米中。(・・)
10日の日米首脳会談、共同会見、晩餐会、11日の米議会での演説、日米比首脳会談も全てスムーズに進行。晩餐会の挨拶や米議会演説でのジョークもかなり受けて、ご満悦だったのではないかと察する。
米国側もまさに歓迎モードで。初日の夜から、レストランに移動する際には、異例なことに大統領専用車「ビースト」に同乗し、2人とも満面の笑みで写真撮影。
バイデン大統領も岸田首相も、日ごろは国政や議会、選挙などでかなり苦労しているので、この3日間は気持ちも和らいで、心からの笑顔を浮かべていたような感じもした。(~_~;)
岸田首相は、外相時代から英語力に定評あり。昨年の広島サミットでも見られたように、夫妻とも通常の会話は問題なくこなせるという。スピーチでの発音はややカタカナっぽいけど、rとかthとかはしっかり発音するし(かなり練習もしたらしい)、アクセントや文の切れるところがきちんとしているので、ネイティブにも非常に聞き取りやすい英語ではないかと思う。
ジョークは、今回は自虐ネタが多かった感じ。スピーチライターもよかったのかな。(ただ、本人も文はチェックしたらしい。)特に、議会の演説冒頭の「温かい拍手を受けて「日本の国会では、こんなにすてきな拍手を受けることは、まずありません」は笑った。(^^)>
岸田首相はお土産に、震災後、職人に特注したという輪島塗りのコーヒーカップ(ペア)、ボールペン、富山の高岡銅器のアクセサリーを持参。(あとはお孫さん用にマリオ・グッズ。そして、250本の桜の苗木。)
尚、バイデン大統領からのプレゼントは、ビリー・ジョエルのサイン入りレコード、米音楽のビンテージ・レコードや石板、テーブルなどだったという。
<晩さん会では食後、ビリーor以前の年代向けにサイモン&ガーファンクルのサイモンが歌を披露した。(・・)yoasobi janakute>
日中首脳会談では、安保軍事だけでなく多岐にわたる分野の事項が協議&確認され、共同声明として発表された。(@@)
共同声明の内容は、*1にアップするが。岸田首相の意向が働いて、「核兵器のない世界の実現」なども盛り込まれた。また、米国のアルミテス計画(月面探査の計画)に、日本人の宇宙飛行士2名が参加する合意もなされたという。(・o・)>
ただ、やはり一番気になるのは、安保軍事に関する日米同盟が強化されたということだろう。(-"-)
約20年前に、このブログに日本の保守タカ派&防衛省の一部は、日米軍を一体化する計画を立てて、着々と実行に移しているとしつこく書いていた&そんな大げさなと批判されたこともあったけど。
今、まさに日米軍一体化が調おうとしている。_(。。)_
両首脳は、中国や北朝鮮の軍事強化や威圧に対し、「日米同盟の抑止力、対処力の一層の強化」をするため、自衛隊と在日米軍の指揮・統制枠組みの見直しなどで合意した。
既に安倍政権の頃から決まって、計画を進めていたことではあるが。2024年度末には、陸海空自衛隊の一元的な統合作戦司令部が新設されることに。そして、在日米軍司令部も統合部隊を設けて、連携して活動することになっている。(ーー)
これに伴い、自衛隊が実質的に米軍の指揮下にはいるのではないか、米軍の手足として使われるのではないかと懸念する声が強まっている。(**)
このような声を意識してか、林官房長官が11日の会見で、「自衛隊が米軍の指揮統制下に入ることはない」「自衛隊による全ての活動は日本の主体的な判断のもと、憲法や国内法令などに従って行われるものであり、自衛隊と米軍はおのおの独立した指揮系統で行動をしている」として、日米軍の一体化を強く否定していた。(~_~;)(発言部分・毎日新聞24年4月11日)
* * *
個人的には、日米軍がほぼ一体化することによって、日本が戦争に巻き込まれることになるのは、本当にイヤなのだが。<安倍二次政権で、それまで憲法解釈で禁止されていた集団的自衛権の行使を一部認めてしまったので、尚更に。(-"-)>
今の中国、ロシア(+北朝鮮)の動きを見ていると、日本もある程度、備えておかなければならないとは思うし。非常につらいところ。(ノ_-。)
日本がアブナイ戦争に参加しないようにするためには、ともかく、安易に憲法9条の改正をせず、外交の力で他国との戦争を回避する必要がある。
また、何より、国民がもっと国政に興味を持って、政府がアブナイ方向に暴走しないように、しっかりと監視しておく必要があるだろう。(**)
さて、岸田首相は帰国したら、またつらい日々が待っている。
4月28日に行われる衆院補選では、自民党の不戦敗x2が決まっているし。唯一、自民党が独自候補を立てる島根1区も、細田衆院議長の弔い合戦だというのに、自民党候補は決して優勢ではないという。(~_~;)
最近、岸田首相が6月の通常国会会期末に、解散総選挙を行なうのではないかと予想する人が増えて来た。
衆院補選後に、自民党内で「岸田おろし」の動きが活発化する可能性が大きいからだ。(@@)
岸田首相は4日に発表した自民党の処分が中途半端に終わり、不評だったことはわかっているはずだ。また首相自身が何も処分を受けないことへの反発が大きいこともわかっているだろう。
岸田首相は、自分の責任は「党員と国民に委ねる」と言っていたのだが。それは、総裁選または国政選挙に委ねるということだ。(・o・)
岸田首相は、まず、5月に予定されている日中韓の首脳会談を一つの成果にしたいと考えているはず。<5年ぶりの開催になるし、中国との関係改善が重要な時期なので、注目度も大きい。>
また6月には、所得税、住民税の定額減税が始まるので、その恩恵を実感する国民が増える可能性が大きい。(++)
そして、6月までに政治資金規正法の改正案を通して、自らがリーダーシップをとって、「政治とカネ」の問題を解決する新たなルールを作ったとアピールできるわけで・・・。
ここで少し支持率が上向いていると感じたら、解散総選挙に打って出るのではないかと見られているのである。(・・)
* * *
逆に言えば、ここで注目したいのは、岸田首相が、政治資金規正法の改正案づくりに、どこまでリーダーシップを発揮できるかということだ。(**)
この辺りの細かいことは、また追々書いて行きたいのだが。野党は、連座制のほか、政策活動費や企業献金の廃止や規制なども提案。公明党も、連座制には賛成している。
ところが、「政治活動にお金が必要だ」と主張する自民党は、今でも規制が少なければ少ないほどいいわけで。なかなか党としての意見がまとまらない状況にある。
(~_~;)
もし自民党が、連座制すら盛り込めず、この法改正でも中途半端なことをすれば、パー券裏金事件の騒動は何の意味もなかったことになるわけで。ここは国民の側から、強くプレッシャーをかけて行くべきだと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS