【将棋・・・叡王戦5番勝負第2局が石川県加賀市で行われ、先手の伊藤匠七段が藤井聡太叡王(八冠)に87手で勝利、1勝1敗とした。(^^)
藤井は、ここまでタイトル戦16連勝で、今日勝てば、あの大山康晴十五世名人の持つ最多記録(17連勝)に並ぶところだったのだが。残念ながら、及ばなかった。
2人は同学年。小学生の時に藤井を負かして「藤井を泣かせた男」で知られる伊藤は、プロ入りしてからは藤井に11敗1分けで、13戦めで初めて勝利をあげた。<タイトル戦は3回めの挑戦。それだけで、十分に強い棋士なのだけど。(・・)>
今回、藤井がプロ入りして始めて「3三金型の角換わり早繰り銀」なる戦法を試してみたのだが。<よくわかっていない。^^;>この戦略が効を奏さず、中盤過ぎには伊藤がちょこっと優勢に。しかし、そこから藤井が巻き返し、このなな押し切るかという感じになった59手め。残り時間がない中、藤井が十何分か考えて、AIも誰も予想しなかった6六飛を選択。「え?何か特別な考えがあるのか?」と驚いたのだが、OUT手だったようで、そこから伊藤が逆転し、きっちり勝ち切ったた。<藤井いわく「カウンターを決められた」とのこと。>
藤井は痛恨のミスに、かなりガッカリした感じが。これで伊藤も以前より自信wもって取り組めると思うので、今後の対局が楽しみだ。o(^-^)o】
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衆院補選の東京15区は混戦というより大乱戦に。一つの選挙区(江東区だけ)に9人も立候補しており、ただでさえ、ゴチャゴチャしている感じがあるのに。
維新と立民はディスり合いを繰り広げているし、何だかな~という感じだし。
おまけに、どこかの政治団体の候補者などが、他候補の選挙活動を妨害する行為を行なっており、やや危険な状況が生じているという。(@@)
維新の馬場代表が、選挙活動の際に「立憲に投票しないで。「立憲の候補者をもう国会に送っていただかなくて結構」とか、会見で「立憲を叩き潰す」と発言したことに関しては、思ったよりも批判の声が出ている。^^;
しかし、馬場代表は、「選挙だからこそ本当のことを言うべきだと思う。我々はこれからの日本を憂い、(議員)バッジをお預かりして、仕事をさせていただいている意識の集団だ。そのことを理解いただくための逆説的な言い方として申し上げている」などと、自分の発言を正当化している。(発言部分・毎日新聞24年4月18日より)
<Xに「#維新は人の悪口ばかり」というタグがあるとか。(笑った!)てか、立民は自民の批判ばかりしてるけど、「維新は自民はOK、立民の悪口ばかり」だね。(・・)>
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このような発言を受けて、立民党の泉代表は17日に「相当焦りがあるんじゃないか。焦りがあるから発言がどうしても乱暴になってしまう」「無視している。維新と戦っても仕方がない」「自分たちだけが正しくて、他の党に投票するなという言い方では支持は広がらない」と語ったという。(発言部分・毎日、朝日4.17)
泉氏とはあまり気が合わないのだが。この考えに関しては、共感する。(・・)
立民党の議員の中にも、維新に対して辛辣な発言をする人もいる。
辻元清美氏が「維新を選んだらあきませんよ、みなさん。口だけですよ。何が身を切る改革ですか」と発言。「大阪・関西万博でめちゃくちゃになってますよ。大阪市民の1人10万円以上の負担ですよ」と口撃。(発言部分・報知4.17)
杉尾秀哉氏が「第二自民党はヤクザと一緒だ」などと批判してるようだが。(中日S4.20)
ここは、野党第一党にふさわしく、ディスり合戦にのらず、正面からしっかりと衆院補選を戦って欲しいものだ。(**)
この週末は、投票日1週間前とあって、各候補のもとに次々と各党の幹部が応援に駆けつける予定。
維新の会は、先週に続いて共同代表の吉村洋文大阪府知事が、上京。有名人見たさもあってか、街宣車の周囲は100人以上の聴衆が集まったとのこと。
そして、吉村氏の応援演説が終わったあと、妨害行為が起きたという。(@@)
<写真の選び方には、ちょっと他意があるかも。だって、呆れたんだもん。^^;>
『日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は20日、商業施設「ららぽーと豊洲」(江東区)前に衆院東京15区補欠選挙に擁立した新人の金沢結衣氏(33)=教育推薦=の応援演説で駆け付けた。吉村氏が教育格差の是正の必要性などを訴えた後、他陣営が現れて「税金ドロボー」などと大声を挙げた。既に演説会は終了していたというが、音喜多駿政調会長が選挙カーに上がって演説を再開し、声を張り上げる場面があった。(産経新聞24年4月20日)』
『同補選に出馬している諸派新人の根本良輔氏(29)がタスキ姿で現れた。根本氏は音喜多氏に対して紙を向けていたが、すぐにその場を駆け足で離れていった。
吉村氏と金沢氏は周辺で練り歩きを始めており、根本氏も吉村氏がいる方角に向かっていく。ただ、吉村氏に近づこうとしても、維新のスタッフが体でブロックし続けている。(略)
根本氏を巡っては、同補選で他の候補が演説している場所に押しかけ、大音量で声を張り上げるといった妨害行為が確認されている。(同上)』
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乙武洋匡氏&ファーストの会の小池都知事などの選挙活動も妨害を受けている。
『東京都の小池百合子知事は19日の定例会見で、衆院東京15区補選(28日投開票)で支援している無所属新人の街頭演説が、他陣営から妨げられたとして「これまでに経験したことがない選挙妨害が発生している。選挙のあり方について法律上見直していただきたい」と訴えた。
小池氏によると、告示日の16日、応援に駆けつけた街頭演説場所に、他陣営の候補者が街宣車とともに現れた。演説を大音量で遮ったり、演説会場近くの電話ボックスに上がったりするなどの迷惑行為を繰り返したという。18日には、この陣営関係者が選挙区外にある小池氏の自宅前を訪れて大音量で罵声を上げていたといい「選挙活動の範囲を逸脱している」と憤った。(東京新聞24年4月19日)』
立民党の議員は、カーチェイスにまで発展さしたという。(-"-)
『憲民主党の大串博志選対委員長は19日、国会内で開かれた代議士会で、衆院東京15区(江東区)補欠選挙で立民新人の応援のため江東区入りした際、他陣営から選挙妨害に遭ったと明かした。大串氏は「威嚇して選挙をおかしくしようとする狙いがあるならとんでもない」と憤りをあらわにした。
大串氏は19日朝に選挙カーに乗って街宣活動をしている際、妨害を受けたという。「ちょっと私が名前を知らない党の街宣車が私たちの車を見つけた瞬間、急速にUターンして30分間カーチェイスされた。大きなマイクで『立憲民主党は公務員と教員から支援を受けているので違法だから、説明せよ』と言われた」と振り返った。(産経新聞24年4月19日)』
妨害行為ではないが、日本保守党の百田代表は、維新の吉村代表の演説を聴衆にまじって、きいていたとのこと。
で、演説が終わった途端、マイクを手に、維新批判を始めたという。(・o・)
選挙で妨害行為を行なうのは、政治活動や国民の主権を侵害する民主主義への冒とく行為だし。何だかアレコレ政党の数だけ増えて、独自の(or自分勝手な)アピールや言動をするために選挙を利用するようになると、国民が呆れたり不快感を覚えたりして、どんどん選挙への関心が薄れて行くのではないかと心配になってしまうmewなのだった。(@_@。
THANKS