【JRA・・・6日、NHKマイルCが行われ、2番人気のジャンタルマンタル(牡3)with川田が、道中3番手から抜け出し、強い勝ち方をした。(*^^)v祝
同馬はデイリー、朝日杯とマイル2勝。皐月賞に出て3着にはいったものの、川田は早くからマイルの方が向いていると言っていたらしい。
2着に阪神JF女王、桜花賞2位のアスコリピチェーノ(牝3・ルメール)がはいったのだが。直線、最内でボンドガール(豊)が抜け出そうとしていた横を、ルメールが強引に割って出ようとして他馬とごちゃつき、Bガールは内柵にはさまれるようになって失速。ルメールは改めて内側を抜け出し、2着まで持って来たのだが。(馬も根性があった。)周辺や後方も影響を受けたし、ちょっと後味の悪いレースになった。過怠金3万円は甘いかな~という感じも。3着に10番人気のロジリオン(牡3・戸崎)<買ってなかった~。(>_<)公平の2番に期待していたけど、直線で行先を次々と塞がれ、ウロウロしてた。^^;>
ペースが早くなかったので、前方にいた馬のヨーイドンになったのだが。何か全体的には今年の3歳馬はそこそこレベルが高いかも。来年の古馬重賞とかで、活躍しそうな馬をチェックしておこうと思う。( ..)φメモ】
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昨日、知人に「岸田さんって、憲法改正派なの?」ときかれた。
「何か昔から、そんなに改憲の話をしたのを見たことがないし。ハト派かと思っていたのだけど、憲法記念日のニュースで『早く改憲実現を』と訴える映像が流れていて、『あれっ?』と思った」という。(@@)
3日の憲法記念日には、櫻井よしこが主宰する「『21世紀の日本と憲法』有識者懇談会」(民間憲法臨調)が「公開憲法フォーラム」なる集会を開き、早期の憲法改正に意欲を示していた。<自公のほか、国民党の玉木代表、維新の音喜多政調会長も挨拶をしていた。>
ここは、日本会議や「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などと協働して、憲法改正の運動を行なっている。^^;
そして、この集会で、岸田首相のビデオ・メッセージが流されたのだ。
『現行憲法は施行から77年間、一度も改正されていない。時代にそぐわない部分、不足している部分は果断に見直しを行わなければならない。・・・
憲法改正は、最終的には国民の判断が必要だ。国会の発議を見据えた議論をしていかなければ、いつまでも憲法改正は実現できない。社会が大きく変化し、憲法改正はますます先送りのできない重要課題となる中、国民に選択肢を示すことは政治の責任だ。
いたずらに議論を引き延ばし、選択肢の提示すら行わないということになれば、責任の放棄と言われてもやむを得ない。・・・
全国各地での対話集会などを通じ、具体的な条文案など分かりやすい資料も活用しながら、国民とともに議論し、憲法改正について理解をともに深めていきたい。』 (共同5.3より引用)
憲法改正派の集会には、例年、自民党の総裁がメッセージを出している。それこそ、改憲切望派だった安倍晋三元首相は、毎年、力強く改憲実現への意欲を示していたものだ。(・・)
岸田首相は、21年の総裁選で、党内の改憲派議員の支持も得るために、「任期中に憲法改正を実現したい」という公約を掲げて当選した。
そして、改憲推進派はその言質をとる形で、今年9月の総裁任期終了までに改憲実現するには、5月には改正の条文案を決めて、6月には国会発議を行ない、8~9月には国民投票を実施しないといけないと強く主張しているのだ。(-"-)
しかも、今回の集会では、櫻井よしこが妙な話をし出した。「小石皮連合では改憲ができると思えない。岸田さんの背中を押して、改憲に走っていく」と言うのだ。^^;
『櫻井氏は集会で、首相の発言について「政治家です。一国の宰相です。この言葉を信じないで、どうやって政治を動かしていくのか、支持していくのか」と迫った。
また、首相の退任後を仮定して、次期首相として世論の人気がある石破茂元幹事長、河野太郎デジタル相、小泉進次郎元環境相ら「小石河連合」を引き合いに出し、「憲法改正をやり遂げるとは思えない」と指摘。「岸田さんの背中を押して、国民の力でいやおうなく政治家が憲法改正に走っていかなければならないような世論を作ってまいりましょう」と訴えた。(産経新聞24年5月3日)』
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このようなニュースを目にすると、確かに、岸田首相が改憲に熱心な政治家で、本気で早期の改憲実現を目指している改憲推進派のように思えるかも知れない。(~_~;)
だが、当ブログには何度も書いているように、岸田は党内で最もハト派、改憲慎重派だと言われる宏池会(岸田派)の会長。本人も昔から平和リベラル志向が強く、政治家個人として公の場で改憲への強い意欲を示したのを見たことがない。_(。。)_
岸田の憲法改正に関する考え方について、wikipediaにはこんなことが載っていた。
『憲法改正に賛成しているが、2015年に派閥研修会で「宏池会は憲法に愛着を持っている。当面、憲法9条自体は改正することを考えない。これが私たちの立場ではないかと思っている」と主張している』
『憲法観について護憲派である自身と安倍に距離があることを認めつつも、自衛隊の明記については平和主義の放棄に当たらないため「許容範囲内」であるとしている』
『「自民党が右傾化していると言われるが、保守穏健派があると示すためにも、仲間の応援に飛び回りたい」と党内の穏健派をアピールしている』
どう見ても改憲推進派ではないのだ。とりあえず改憲には反対じゃないけど、「9条はちょっと」「慎重に議論をしないと」、という立場なのである。(・・)
おそらく、自民党の議員の多くも、岸田が改憲慎重派であることは、よ~くわかっている。^^;
それこそ、岸田首相がコメントしていたように、仮に改憲を目指すとしても、まずはもっと『全国各地での対話集会などを通じ、具体的な条文案など分かりやすい資料も活用しながら、国民とともに議論し、憲法改正について理解をともに深めて』行くことが大切だろう。
実際、国民の多くは「すぐに憲法改正実現を」と考えていないし。何をどう改正したいと言っているのか、よくわからない人が少なからずいるのに、5月に改憲条文案を起草し、6月に国会発議というのは、実に乱暴な話だ。(-"-)
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ただ、もし岸田が、自民党内の「岸田おろし」を防ぎたい、9月の総裁選で改憲推進派の議員、党員の票をとりたいと考えた時に、どうするのか。その辺りがビミョ~なのである。(-_-;)
もし岸田政権の内閣支持率がよければ&国政選挙でも強ければ、岸田首相はこれまでのように、何となくダラダラと改憲推進派を交わして行くことができるが。低支持率が続いている上、選挙も近づいていることから、改憲推進派を無視することは難しくなる。(-"-)
改憲推進派の議員や識者も、「もし改憲実現のために積極的に動いてくれれば、支持してもいいよ」というサインを送り続けることだろう。<逆に改憲に消極的なら、「岸田おろし」に走るよと。^^;>
果たして、岸田が改憲推進派に一政治家としての信条、魂を売ってでも、首相の座にとどまる道を選ぶのかどうか・・・。、
櫻井の言葉を借りるなら「政治家です。一国の宰相です。自分の信条を貫かずして、どうやって政治を動かしていくのか、支持していくのか」だと。まさに政治家の矜持に関わる問題だろう。(**)
・・・というわけで、ここまで岸田文雄を見る限りは、決して改憲推進派ではないと思うのだが。今後、改憲慎重派の立場を貫けるかどうかはビミョ~な感じがしているmewなのだった。(@_@。
<貫いて欲しいけどね~。(・・) あ、あと小石河連合と改憲については、また機会があったら、書きたい。>
THANKS