【陸上競技・・・5,6日、米国ナッソーで、パリ五輪予選を兼ねた世界リレーが行われた。各組予選上位2国が、五輪出場権を得られる。<中継を見ていて、めっちゃ力がはいったよ!(@@)>
男子4x100mは、予選4組にサニブラウン・ハキーム、栁田大輝、上山紘輝、三輪颯太のオーダー臨み38.10秒で米国に続き2位でゴール。五輪出場権を獲得した。サニブラウンが絶好のスタートでほぼTOPで2走に。3,4走のバトンでもたついたため、2位の中国に追いつかれそうになるも、三輪が最後に粘って0.15差で1位を死守した。(^^)v<決勝は、サニブラウンが足の違和感で欠場。38.45秒で4位。>
北京、リオ五輪で銀メダルをとった4x100m。日本記録は37秒43には、かなり差がある。今回のチームはサニブラウン以外、9秒台がいないため、バトン受け渡しが重要になる。各自のタイム短縮とバトンの向上を願う。
また男子4x400mは佐藤拳太郎、西裕大、佐藤風雅、川端魁人が出場。正直、持ちタイム的には佐藤拳以外は厳しい状況だったのだが、3走でドイツを抜いた佐藤風いわく「オトナの運動会状態」で、全員必死で走り切り、米国に続いて3分00秒98を出し、2位でゴール。五輪出場権を獲得した。(^^)v(米国が失格して1位に。決勝は3分01秒20で4位。)こちらも各選手のタイム短縮が鍵となる。o(^-^)o
尚、他のリレー種目は、残念ながら、今大会では出場権がとれなかった。】
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いよいよ今日7日から、後半国会が始まる。(6月23日に閉会予定。)
この後半国会の最大の注目点は、自民党の派閥パー券裏金事件を受けて、政治資金規正法をどこまで改正できるかということだ。(・・)
日本の政府、国会を見ていると、なかなか国民の意見が反映されることがないように思えるのだが。この政治資金規正法の改正案では、選挙や世論調査の結果が、かなり反映される可能性がある。(++)
自民党は、自ら裏金事件を起こしておきながらも、いざ政治資金に関する改革を行なうとなると、自分たちに都合の悪い規制は導入したくないという思いが強い人が多いようで。公明党や野党各党が改正案をまとめて提示していたのに、自民党は当初、改正案をまとめることさえせず。
公明党や他党に苦言を呈され、岸田首相にも指示されて、渋々とまとめたものの、まともな連座制は回避。他も「なんちゃって改革」に呼ばれるようなアマアマな提案しかしていなかった。(-"-)
しかし、この自民党の姿勢には、自民党支持層もかなり呆れたようで、衆院補選では保守王国の島根1区で、自民・立民候補の与野党一騎打ちに敗れることに。
また、自民党の改正案は、野党だけでなく与党・公明党からも、またメディア、国民からも強い批判を浴びていた。(`´)
JNN5月の世論調査によれば・・・『自民党案には、議員に対して収支報告書に関する監督責任の強化を明記した一方、政策活動費の使いみちの公開などは検討項目として、各党と協議する、としています。
この案について、「大いに評価する」は5%、「ある程度評価する」は21%、「あまり評価しない」は38%、「全く評価しない」は34%でした。(TBS24年5がツ5日)』という。^^;
岸田首相としては、「自分が先頭に立ち、火の玉になって取り組む」と豪語してしまったこの改正案で、何とかプラスの評価を得たいところ。そうでないと、内閣や党の支持率がまた低下して、解散も打ちにくくなるし、岸田おろしが始まる可能性が大きい。_(。。)_
そこで、岸田首相は、外遊に行く前も、公明党案も検討して、連休中に旧文通費の使途公開を含め、改めて規制法改正案をとりまとめるように指示。6日も、政務活動費の使途公開に言及するなど、かなり積極的に改正案に関して指示を行なったという。^^;
岸田首相は、GW中行なった強行日程の外遊から帰国。6日には早速、党政治刷新本部のメンバーを首相公邸に呼び、政治資金規正法改正に関して協議を行なったという。(・・)
まあ、自民党としては、できるだけハードルを高く掲げておいて、徐々に下げて行き「これだけ譲歩、努力しましたよ~」というアピールをしたいと思っていたのかも知れないのだが。
自民党案は、公明党とも野党ともあまりにも差があり過ぎたため、強い疑問や批判を浴びることに・・・。
そこで、自民党内では、この連休中も、ちょこちょこと譲歩案を検討していたようだ。(・・)
『自民党は政治資金規正法改正を巡り、現在「20万円超」となっている政治資金パーティー券購入者の公開基準の引き下げを容認する方向で調整に入った。
国会議員に対して歳費とは別に月額100万円支給される調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開も検討する。衆院3補欠選挙の惨敗を受け、信頼回復に向けて、政治資金の透明化を進める必要があると判断した。複数の自民関係者が1日、明らかにした。(読売新聞24年5月2日)』
『パーティー券の公開基準を巡っては、公明が現行の購入額「20万円超」から「5万円超」に引き下げるよう求めているのに対し、自民は「検討項目」とするにとどめ、方向性を示していなかった。公開基準を引き下げることで、名前の公表を嫌がる企業・団体や個人が購入を控え、資金集めが苦しくなるとの懸念が党内で根強いためだ。
ただ、自民以外の各党が政治資金規正法改正に向けて、パーティー券購入者の公開基準の引き下げやパーティー開催の全面禁止を打ち出す中、自民だけが政治改革に消極的だとみられるような対応は避けるべきだとの判断に傾いた。
自民、公明両党は連休明けに与党協議を再開し、規正法改正の与党案取りまとめを目指しており、引き下げ幅などが焦点になる。公明は、政党が所属議員に支給する政策活動費(政活費)の使途公開も訴えており、自民内には、政活費についても公明案に歩み寄るべきだとする意見がある。
旧文通費を巡っては、自民は元々、自由な政治活動に支障が出るとして使途公開に慎重な立場で、各党との議論が停滞していた。だが、政治不信の高まりを受けて重い腰を上げざるを得なくなり、岸田首相(自民総裁)が4月22日の衆院予算委員会で、「(党に)議論再開を指示した」と表明していた。(同上)』
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野党側は、自民党が莫大な資金集めの手段としている政治資金パーティーや企業・団体献金を全面的に禁止すること、また自民党がまさにカネの力で政治活動を行なう政策活動費の廃止なども提言している。(・・)
政策活動費というのは、党が特定の幹部(通常は幹事長)に渡すカネで、収支報告に記載されるのは金額のみ。使途は記載しないでいいとされているものだ。
自民党の場合、毎年、何回かに分けて、10億円超の金が幹事長に渡されている。<茂木幹事長は昨年14億円を受領。二階前幹事長は、5年間で約47億円、受け取っていた!(~_~;)>
この多くは、各地の支部等の活動費支援、選挙の準備費用、選挙の候補者選びや新人候補・落選者への諸費用などなどに使われていると予測されているのだが。<金権体質の自民党は、党内でもバラまきが必要らしい。>
本当は、使途公開だけでなく、政策活動費支出の廃止か、せめて金額規制ができるといいと思うんだけどな~。<ちなみに、公明党は政策活動費は一切使っておらず。当初は、廃止を提案していたんだよね。(・・)>
ここからさらに、国民世論の自民党に対する圧力を強めて、どんどん厳しい、抜け穴がほとんどなくなるような規制法改正やルール作りにつなげて行きたいと願っているmewなのである。(@_@。 <これぞ民主主義ってやつだよね。(^^)>
THANKS