【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
昨日、2本めに投稿する予定だった記事を、アップし忘れていましたので、先にアっプします。
今日の1本めに予定していた記事は、後ほど(午前中には)アップする予定です。(・・)
【地方競馬・・・(前記事のつづき)8日の川崎競馬10RはJRA交流戦だったのだが。このレースでも大きな事故が起きた。
第3コーナーで、先行していた馬が転倒。後方から来たその馬をよけ切れず、3頭が次々と転倒。2頭は無事だったが、1頭が心不全により死亡。1頭が左前管部挫創のケガを負った。
また3人の騎手が病院に搬送され、JRAの原優介(26)は右肩、左腰などの打撲(骨折はない様子)で、今週の土日は騎乗を見送り。川崎では町田直希(36)は外傷性肋骨骨折、肺挫傷と診断、新原周馬(20)は右鎖骨骨折、右手(第4、5指)骨折、脳振とう、頭蓋骨骨折、肺挫傷と診断されたという。
原は売り出し中の若手で、オークスに騎乗する予定なので、何とか早い回復をと願っている。町田と新原、特に新原はかなりの重傷。新原は野畑凌と共に22年にデビュー。2人とも1年めから50勝前後あげ、他場も含め騎乗数がどんどん増えているので、新原もさぞ悔しいとは思うが。焦らず、しっかりと治療、リハビリして欲しい。
さらに、11日には北海道新冠町の牧場「優駿スタリオンステーション」で、男性従業員(49)が競走馬の交配作業中に種牡馬に蹴られ、肋骨骨折、肺挫傷を負ったという記事も出ていた。<ネットや新聞に載らずとも、日頃、負傷する騎手やスタッフは少なくない。>
どうしても避けられない事故はあるものだが。せめて生命や生活に関わるような重傷は避けられるように、注意や工夫をして欲しいと願う。(・・)】
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4月26日に「文藝春秋 電子版」が配信した「森喜朗元首相『裏金問題』真相を語る」で語ったことが波紋を広げているという。^^;
先に言えば、mewは森喜朗元首相が公の場で語ったことを、全て真に受けているわけではない。<真に受けている人は、ほとんどいまい。^^;>
ただ、森喜朗は、清和会(安倍派)の元会長で、キング・メーカーとして党内最大規模の派閥に育てた人。今も裏ボスとして、安倍派内、自民党、岸田内閣にまで影響力を及ぼしているため、その発言にはついつい注目が集まってしまうのだ。(-"-)
今回も、岸田首相が国会で「森元首相に裏金問題への関与がないことを電話で確認した」と答弁したのに、文春のインタビューで「岸田首相には、何もきかれていない」と答えていたため、物議をかもすことになった。(@@)
《「岸田総理からの電話は、『例の問題について、森先生の話を聞いたかどうか、質問が集中しますので、含みおいてください』というような内容です」(略)
「総理は早く結論を出して(4月8日からの)訪米にそなえたい気持ちが強かったのでしょう。だから、私にも真実を確認するためにやむをえず電話をかけてきて、それで済んだ、という形をつくろうとしたのだと思います」
ただ、森元首相は一連の裏金問題について岸田首相と電話で話したのは、この一回だけではなかったとも証言している。
「岸田総理も、私の関与がなかったことについては、だいたい分かっているんです。電話があったのは訪米前が初めてではありません。私に聞けと野党が騒ぎ始める前から、総理には『私の会長時代には、派閥ぐるみの裏金作りなどありませんでした。それは私がいちばんよく知っています』と話してきました」》(時事通信24年5月11日)
岸田首相は、今月10日、官邸で記者団に問われ、「私から一連の事案と森氏の関係について、国民の関心を踏まえて聴取を行った」「聴取を行ったが、森氏の具体的な関与は確認できていないと申し上げてきた。この発言はまったく変わらない」と説明し、森発言の波紋をおさめようとしていた。_(。。)_
また森喜朗は、安倍派のパー券裏金システムに自分は関与していないと主張したという。
《派閥の政治資金パーティーで長年続いてきた資金還流について「知らなかった」と関与を否定した。安倍派で1998年12月以降の森会長時代に始まったとの指摘に対して「私を陥れるための作り話だ」と反論した。(略)
安倍派の資金還流は「今回の報道で明るみに出て初めて知った。いつ誰が始めたか分からない」と述べるにとどめた。野党が求める国会への証人喚問には「仮に呼ばれても、知らないものを知っているとは言えない」と拒否する姿勢を示した。(共同通信24年4月26日)》
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そして、当ブログではこれまで、森元首相が安倍派の人事に影響力を及ぼしており、安倍亡き後、いわゆる五人衆、特に萩生田光一に目をかけ、塩谷立、下村博文を軽んじているという話を書いて来たのだが・・・。
<最近だと、4月5日『塩谷を生贄にしたのは、森喜朗。再審査を要求か』とか。>
森喜朗は、文芸春秋のインタビューで、安倍派の塩谷立の処分についても、語っていたという。(~_~;)
《五人衆の要請を受けた森元首相は今年1月26日、塩谷氏を呼び出して、安倍派座長として裏金事件の責任を取って議員辞職するよう迫っていたことを明かし、その経緯についてこう説明した。
「『誰かが罪をかぶり、総理の判断を願い出るようにすればいい』と知恵をつけた人が党内にいたそうです。それで五人衆が相談し、座長の塩谷君にその役を担ってもらおう、となった。五人衆の総意として、塩谷君の説得を『森先生に頼むしかない』となったようです」
塩谷氏を説得するよう連絡してきたのは、萩生田光一前政調会長だったという。
「萩生田君から『こんなことを先生にお願いするのも変だけれど、ここは塩谷先生が引き受けてくれたらありがたい、というのが皆の意見です』と連絡をもらいました。直接会うとマスコミがうるさいので電話です」
萩生田氏の要請を受けて、森元首相は塩谷氏を呼び出してこう説得した。
「ここはいったん議員辞職して次をねらったらどうかね。全責任を取るので仲間を救ってください、と申し出れば、君は立派だと光り輝くよ」(文春オンライン24年5月9日)》
しかし、塩谷は「なんで私一人が貧乏くじを引かねばならないのですか。議員辞職だけは絶対に承服できません」と拒否。
そのため、4月4日に自民党から「離党勧告」の処分を受け、再審査を申し立てるも却下されたため、離党せざるを得なくなった。(-"-)
五人衆の中では、世耕弘成も「離党勧告」に。西村康稔、高木毅は党員資格停止(1年、半年)とやや厳しい処分を科された。
しかし、萩生田光一と松野博一は党役職停止(1年)で済んだため、選挙は自民党公認で出馬できるし、1年後には党の要職にも復帰できるし、それこそ、総裁選に出馬することも可能だ。(ーー)
ただ、これから自民党が(ひいては、日本の国政が)古い体質から抜け出すには、森喜朗の影響力から脱する必要があるのではないかと強く思うmewなのだった。(@_@。
THANKS