【COMPLEX・・・歌手の吉川晃司、ギタリストの布袋寅泰による音楽ユニット・COMPLEXが16日、東京ドームでチャリティーライブ「日本一心」を行った。1990年に活動を休止後、2011年に東日本大震災の復興支援のため2日間限定で公演を行ったが、今回は能登半島地震の復興支援のため、13年ぶりに再復活。15、16日の2公演で計10万人を動員し、ファンを熱狂させた。公演の利益は被災地の復興のために寄付される。(報知5.17)
何かTVでごく一部の映像を見ただけでも、ロッカーの魂が伝わって来そうなexcitingな雰囲気だった。(@_@。
吉川晃司(昔、ちょっと好きだったかも)は、東日本大震災の時も、震災から間もなく、個人的に現地入りしてボランティア活動をしたり、サンドウィッチマンが東北で行なっている復興ライブに出演したりしていたことでも知られている。この時も、布袋寅泰とCOMPLEXで復興支援ライブをやって、収益金6億8千万円を被災地に寄付している。一般の人たちの力もとても大事なのだけど、このような形でアーティストが復興のために動くことも有意義なことだと思う。(^^♪】
* * * * *
驚きのニュースを2つ。
まずは、15日の『選挙で遊ぶな!+選挙妨害したつばさの党に家宅捜索+N党は都知事選に30人出馬?+競馬』の続報を・・・。
17日午前、警視庁は、政治団体「つばさの党」の黒川敦彦代表(45)、根本良輔幹事長(29)と運動員の3人を、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで逮捕した。
つばさの党は、4月に行われた衆院補選東京15区に根本良輔を擁立。選挙活動の一環として、他の複数の政党の候補者の演説を大音量の罵声やタイコの音などで妨害したり、街宣車を車で追いかけたりしたため、被害届が出ていた。(-"-)
また、国会でも、各党から法改正を含め、妨害行為の対処をすべきだとの声が上がっていた。(・・)
【追記・・・つばさの党の黒川と根本は、おととい警視庁の前に選挙カーで乗り付け、スピーカーを使って「逮捕してみろ」「ヘイヘイヘイ」と扇動的な演説(?)を行なっていた。^^;】
<「選挙の自由妨害」(公選法225条)は、交通や集会を妨げ演説を妨害することや、ポスターに落書き・破るなど、文書図画を壊したり捨てたりする行為。4年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金。>
* * *
警視庁は13日、つばさの党の事務所や黒川、根本の自宅を家宅捜索して、選挙カーや拡声器、太鼓、スマートフォンやパソコンなど合わせて50点以上を押収していた。
しかし、黒川代表は、自分たちの行為が乱暴だったという認識があるものの、家宅捜索は選挙活動の自由を妨害する行為だと主張。6月に告示される東京都知事選にも、同党の候補を出馬させる方針を示していた。(~_~;)
『黒川代表は「表現の自由の中で、適法なことをやっていると理解している」「(家宅捜索は)心外だと思っている。現にこういう行為で有罪になった人は一人もいない」と正当性を主張していた。
黒川代表はつばさの党の選挙活動について、「多少乱暴であるという認識はある」と述べたものの、「言論行為を権力者が止めることは絶対にあってはならない」と反論していた。(FNN24年5月17日)』
警視庁は押収した証拠をもとに、意図的に選挙妨害をしていたと判断。次はこのような妨害を許さないという意思を示すために、逮捕したのかも知れない。(・・)
mewは表現の自由、政治活動の自由はできる限り尊重すべきだと考えているのだが。他者の表現の自由、政治活動の自由を妨害、侵害するような行為は、権利の乱用になるのではないかと考える。
また、今後のために、総務省などは、どのような行為が妨害、侵害に当たるのか、(程度の問題も含め)わかりやすく示す必要があるのではないかと思う。(・・)
そして、こちらは4月6日の『JRの天皇&安倍に屈さず戦った静岡の川勝知事、問題発言で辞任表明。リニア延期で一段落』の関連記事になるのだが・・・。
16日、JR東海は岐阜県内にあるリニア中央新幹線のトンネル工事を中断し、地質調査を行う方針を示した。
岐阜県瑞浪市にあるリニア中央新幹線のトンネル工事の現場の2つの区間で地下水が湧き出しており、周辺にある井戸やため池、共同水源の水位の低下が確認されたからだ。(**)
この水位低下は、今年2月頃から把握されていたという。(-"-)
今月、退任する静岡県の川勝知事は、リニア新幹線のトンネル工事で山梨県側に湧水が起きるなど地下水が影響を受け、大井川などの水位が低下し、農業や生活用水に支障が生じる&南アルプスの生態系にも影響が出ると主張。
静岡県内にトンネルを作ることを反対していたため、長年にわたり、リニア賛成派、利権の関わる政治家、諸企業などなどから大批判を浴び、「リニア計画のジャマもの」として扱われていた。(-"-)
<JR東海のTOPは日本のフィクサー&安倍晋三のバックについてた超保守派のドンだった人。川勝は原発の再稼働も反対していたので、尚更に批判が強かった。^^;>
川勝知事は、今年4月、静岡県庁の入庁式で、職業差別に当たる発言を行なったとして大きな批判を受け、辞任することに。リニア賛成派は、これでリニア計画がスムーズに進むと、大喜びしていたのであるが・・・。
川勝知事の発言には問題があったと思うものの、今年2~3月の時点で、岐阜県内の湧き水や水位低下のトラブルが発覚していたら、「やはり川勝の主張は、本当だった」と認識され、その評価もかなり変わっていたのではないか・・・と思ったりもする。(・・)
* * *
『JR東海が、リニア沿線の瑞浪市大湫町で、水源やため池など32カ所を調査したところ、井戸など14カ所で水位が低下していることが確認されました。
中には水が枯渇した井戸もありました。(テレビ静岡24年5月15日)』
『JR東海によると、水位低下を把握したのは2月下旬。工事の影響を調査するために設置した水位観測用の穴で水位低下がみられたという。
その後、井戸に水位計を設置するなどして調査し、個人用の井戸9カ所、水源・ため池5カ所で水位の低下が確認されたという。
リニアの中間駅ができる中津川市から名古屋方面に向かう途中の位置にあたる、大湫町の地下を貫く形でリニアの日吉トンネル(南垣外工区、全長7.4キロ)の工事が行われている。現在、地域住民が暮らす地区の手前までトンネルが掘り進められているという。
JR東海はリニア工事と水位低下の因果関係は確認できていないものの、「他に工事をやっていないので、(水位低下は)リニアの工事によるものと考えている」(JR東海広報部)として、住民らへの補償交渉を進めている。(朝日新聞24年5月16日)』
ただ、JR東海は、静岡の工事とは状況が違うと主張。川勝知事が懸念を示していた山梨県側から静岡県側に向かってのボーリング調査も再開する予定だという。
この岐阜のトンネル工事では、残土の処理に関しても地元住民ともめているのであるが。JR東海のバックには国や自治体(自民党政権下のね)がついているし。川勝のように抵抗する首長が出ない限り、カネと権力で押し切るのではないかと思うmewなのだった。(-"-)
THANKS