墓場まで持って行く前に・・・。 民主党の調査結果はどこまで、明らかにできるのか?
2006年 03月 31日
「イヤー、いろいろあったけど、墓場まで持ってくしかねぇなー。」
と笑って話す野田さん。
私などが知らないことが本当にいろいろあるのだろう。
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これは、耐震偽装問題の証人喚問で名を挙げた民主党の馬渕澄夫議員が、自分のHP
上の「不易塾日記」(3/8)に記していた一説である。
彼は今回の件で責任をとって国対委員長を辞任した野田氏を、その労をねぎらうため
にバーに誘った。そこでのやりとりだ。
この記述の感想は後で書くとして、どうも今回の件は色々と裏があって、奥が深いの
かも知れないと推察させる意味深な一説だ。
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ちなみに、野田氏は2月初旬、西澤氏らしき人物に会っているという。その男は名乗
らなかったそうだが、情報提供者が身の危険にさらされているという話をしたようだ。
この時に何かのやりとりがあったということも、考えられなくはない。
他にも、様々な話が表に出始めている。 以前から国対委員長を何度も務めている彼は
前原代表などより、よほど色々な情報に触れる機会が多いことだろう。
彼は何を墓場に持って行くしかないと思ったのだろうか。それとも、もともと正義感が
強く実直だと言われる彼は、何かを明らかにしようとするのだろうか。
民主党は、31日に党内の検証チームで行なった調査結果を発表する。
党は元・検察官の弁護士にも参加してもらい、武部送金疑惑発言の関係者全てから
時間をかけて聴取を行ない、真相解明に努めたという。
しかも31日未明になって、27日頃に西澤氏から事情聴取を行なうことができた
ということを発表した。西澤氏はメールの提供を認め、金銭の授受は否定したという。
<何故、今までこの事実を公表していなかったのだろう。聴取できた&メール提供を
認めていることが、喚問に賛成するのはおかしいと言われないためだろうか。>
いずれにせよ重要なのは、民主党がどの程度のことまで発表できるのかということだ。
自党や執行部にとって不利益な内容も、発表できるのか否かということである。
通り一編のいかにもというような内容では、国民からそっぽを向かれるだけであろう。
そんな中、30日の昼のワイドショーで、民主党の松原仁議員が「何故、民主党は永田
議員の辞職に関して意見が変わって行くのか」という質問に答え「もしかしたら調査に
よって新たな事実がわかっているのかも知れない。それが民主党に対する背任のような
ものであれば、新たな処分を考えることも考えられる」という内容の話をしていた。
そう言えば、前原代表も「一般論ではあるが、(調査で)新たな問題点や事実が確認
された場合には、党として違った判断を下すこともあり得る」と言明していた。
永田氏は国会発言をした当初、「情報仲介者のフリーライターは、以前から親しい
付き合いのある友人で信頼できる」「他にもこの件に関して情報がある」と言っていた。
しかし、実際、西澤氏とは昨年の10月に雑誌取材を通じて知り合ったばかりで、その
後、数回ほど食事をして話したに過ぎないということを告白した。そして、この西澤
ルート以外の情報はなかったようだ。
それだけでも、ある意味では、その話を真に受けた前原氏、野田氏にとってはウソ
によって執行部を誤信させた背任行為なのかも知れない。私から見ればそのまま若い
部下の話を真に受けてろくに調査を行なわない上司も上司だと思う。だが、この他にも
永田氏が当初、公や執行部の誤信させ、党に不利益をもやらすような言動があったと
したなら、再処分の可能性もあるのかも知れない。
どうしても議員辞職をしようとしない永田氏を、何とか民主党から切り離したいと
いう意図も強いのではないかと思われる。
今週発売の2つの週刊誌に、民主党側から西澤氏に金銭提供があったのではないか
という疑惑を呈する記事が載った。両方とも100万という数字で一致する部分がある。
一方は民主党が、西澤氏にライブドアと自民党の関係に関わるネタを探させていた
可能性も示唆している。もう一方は、民主党または永田氏が、身の危険を感じている
情報提供者(メール提供者)の保護のために金銭を渡したという可能性を示唆している。
国対費用から出たのだとすれば、それを出したor用意したのは野田氏である可能性も
浮上する。
何だか「証人喚問を前に、質問のネタを提供したのではないか」と思ったりもした。
民主党側が昨年夏や秋頃から、このメール事件にかかわらず、ライブドア関連のネタ
を探していたとしても不思議はない。それは党自体がというより、一部のグループまたは
議員が探していたという可能性もあると思う。情報収集に際して金銭の授受がなされることも
あり得る。<それは前原グループとは限らないとも思う。>
ただ、このあたりは民主党の調査で明るみに出ることはないと思う。週刊誌の続報が待た
れるが、他の党がこの点を証人喚問で追及するかどうかも見ものであろう。
最後に、馬渕議員が冒頭の一説を日記に載せた時には、少し驚いた。
ふつうは、こういうことは公の場に書かない。何か裏にあったかと疑われるもとに
なるだけだ。野田氏に妙な疑惑がかかってしまうおそれもある。逆に、実は何かある
のだと示唆したくて、あえて書いたのではとも思ったが、いずれにせよ何だか安易な
気がした。
<もし何も考えずに、野田氏も大変なんだということを示したくて書いたとか、墓場
までのフレーズがカッコよく感じたとかで書いたのだとしたら、何だかな~と思うが、
最近の議員はそういうこともあり得そうでコワイ。>
馬渕議員の日記にもそういう部分があるのだが、他の民主党の議員の日記やブログを
読んでみても<一応、党の責任について触れている人もいるが>、このメール事件の
感想や批判を他人事のように記しているようなフレーズを見かけることが少なくない。
今の民主党の状態をかいまみるような気もした。
<THANKS>
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追伸
自民党旧橋本派の政治団体「平成研究会」の1億円献金隠し事件で、政治資金規正法
違反(政治資金収支報告書の不記載)の罪に問われ、禁固1年を求刑された元官房長官
村岡兼造被告(74)に、東京地裁は無罪の判決を言い渡した。
村岡氏は記者会見で、橋本元首相を調べたらどうかと話したという。
民主党の鳩山幹事長は、橋本氏の証人喚問を要求する意向があるようだが、これこそ
国政上の重大な問題なのだから、自民党も潔く認めたらいいのではないかと思う。
あとの人たちはあえて動かずにじっと充電し、そのとき(どんなときかわかりませんが)が来るのを待っているのでしょうか?
早く分裂し、政界再編が行われればいいと思います。
前原氏が代表になってから、ますますその傾向が強くなったように
思います。彼が自分たちのグループだけでコトを進めてしまい、
他の人たちには何も相談しないことが多かったからのようです。
今回の件はまさにそれが凝縮したような形で、起きてしまったので、
みんな「俺or私は関わってないからね」と知らん顔しているのでは
ないかと思います。
さて、本日、前原代表も執行部も、永田議員も辞任or辞職したことが
決まったようです。ここからが民主党にとって、勝負ですね。
<自民改憲を阻止するという意味でも。)
新しい記事にも書きましたが、色々と疑念の残る結末でした。
私もこのブログで大きな権力の足をかじるアリさんの働きをしたいと思って
います。頑張って行きましょう!


