菅vs小沢の一騎打ちに募る懸念 + 当ブログが雑誌に紹介さる

<「YAHOO! Internet Guide 」5月号の「おもしろいブログ見つけました」という特集
の中で、この「日本がアブナイ!」が紹介されました。詳細は最後部に。>


 民主党の代表選の情勢が混沌として来た。
 当初は小沢氏を軸に一本化する方向で話が進められつつあったのだが、どうやら小沢
氏も菅氏も代表選に出馬して、選挙で一騎打ちになる可能性が高くなって来たのである。

 小沢氏は、おそらく菅氏と選挙で戦うのをできるだけ避けたかったはずだ。
 彼は、代表選に立つからには負けられないという思いが強い。だが菅氏と選挙で一騎
打ちとなれば、票読みがしにくい。下手すれば、票を開けてみるまで勝ち負けがわから
ないような状況になるかも知れない。また無事に代表になれたとしても、小沢アレルギ
ーが強いと言われる議員たちの間に、あまり反感や抵抗感を残したくもない。
 小沢氏は、既に3日には鳩山氏、羽田氏のグループや横路氏率いる旧社会党系のグル
ープの支持をとりつけていたが、できれば協議の上、菅氏には立候補をせずに小沢氏を
サポートする形をとってもらい、スムーズに代表に就任したかったのではないかと思う。
鳩山氏は党内の実力者を回り、その方向で代表を決められるように協力を求めていた。

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<ちなみに小沢氏は03年に民主党に合流して間もなく、横路氏らと安保政策に関する
協議をして合意文書を交わしており、それ以来、横路氏や菅氏などとは意見交換を行な
う機会も少なくからずあり、党内ではどちらかと言えば近しい立場にある。今回、旧・
社会党系グループが早めに小沢氏支持を表明したのには、このような背景がある。
ただ、菅氏が出馬した場合、社会党系グループの一部の票が菅氏に流れるとの話もある>

 他方、菅氏は挙党一致の態勢&体制作りをするために、自らは立候補せずに小沢氏の
サポートに回ることも考えていたが、自分のグループだけでなく、他の若手議員たち
からも立候補を要望する声が強くなっていたこともあり、4日まで出馬を迷っていた。
 自分が立てば、党内を二分することにもなりかねない。また、ここで負ければ(特に
大敗すれば)代表選2連敗にもなるだけに、もう今後代表選に立つのは難しくなるかも
知れない。彼にとっても決断を下すのは難しかったと思う。

 しかし、おそらくは小沢氏にとっては余計だったことに、先月いきなり国対委員長に
就任したのを契機に、「民主党の黄門様」として世間の注目を浴びるようになった渡部
氏が、協議による一本化阻止に動いた。渡部氏はもともと小沢氏の代表就任は望ましく
思っていない上、小沢アレルギーのある若手議員からは、一本化を阻止して欲しいと、
またいざという時は渡部氏が代表に立候補して欲しいと要請されていたという。そこで
渡部氏は、TVカメラの前で「話し合いによる一本化など密室談合のようなことをして
はいけない。正々堂々と選挙で戦うべきだ」と積極的にアピール。協議による一本化を
しにくいムードを作ってしまった。
 それが、徐々に菅氏が出馬への決意を固める要因になっているように思われる。


 4日夜、音羽御殿と呼ばれる鳩山会館(旧・鳩山邸)で、鳩山氏主催の花見会が開か
れた。党の幹部や多くの議員が招かれ、菅氏と小沢氏も顔を合わせた。4日の午前中
ぐらいまでは、ここで小沢、菅会談が行なわれることも予定されていたのだが、菅氏が
出馬する意向を持ったことにより、それもなくなったようだ。
 渡部氏が菅氏と小沢氏の間にはいり、二人の手を握らせて写真撮影が行なわれた。
また周囲を他の幹部が囲む形での写真も撮られたが、みんな笑顔を作っていたものの、
何だか少し不気味な感じが漂っていた。そして心なしか小沢氏や鳩山氏は、渡部氏に向け
て少し冷ややかな視線を送っていたようにも見えた。また小沢氏は、TVに映っていた
ほんの少しの間にも、手にしたグラスのビールやワイン等をグビグビと口に運ぶ姿が見ら
れ、公の場では珍しく、少し顔を赤らめていた。<何故か前原氏が彼らの後ろでやけに
さわやかな笑みを浮かべていた。>
 鳩山氏や渡部氏がマイクを持って、代表選後の挙党一致態勢への協力を呼びかけ、菅氏
は「代表が決まれば、一兵卒としてでも靴みがきとしてでも党に協力したい」と語った。

 5日早朝の日本テレビのニュースでは、小沢氏が「売られたケンカは買う」と言い、
菅氏の花見会での演説を受けて「圧勝して菅を一平卒にしてしまえ」と自分のグループの
議員に多数派工作を指示したと伝えた。彼らはまず民社党系グループを押さえて、また
自主投票を決めている若手グループの切り崩しにかかると思われる。


 私は菅氏にラストチャンスを与えたいと思いながらも、その反面、小沢氏がどのよう
に代表として党運営を行なうのか、見てみたいという気持ちも抱いていた。彼にとって
も勝負の時だけに、今までの彼とは異なる手法を見せてくれるのではという期待もあっ
たのだ。<ちなみに小沢氏は集団的自衛権に反対であり、国際貢献の場合にも、自衛隊
を使わない方がよいと考えているので、9条政策では私も支援し得るのである。>
 だが、これらの経緯を見て、やはり小沢氏は代表にしない方がいいかも知れないと
思い始めている。自民党の幹部が「小沢さんはいい意味でも悪い意味でも、昔の自民党
の体質を持っている人だ」と語っていたが、彼は今もそこから抜け切れていないように
思えたからだ。

 小沢氏が本当に上述のような発言をしたのかは定かではないが、協議による一本化を
批判する声に「話し合いは民主主義の基本だ」と主張したり、先週から自分のグループ
の議員たちに他のグループと接触させて支持の拡大を試み、票読みを始めていたという
話をきくと、やはり自民党に対抗するチャレンジャーとして再建しようとしている野党
の党首には望ましくないような感じを強く抱いたからだ。
 このようなことをしては、もし小沢氏が代表になっても、小沢アレルギーを持つ議員
からは信頼や協力を得られない。ましてや、もし小沢氏が代表になった場合に、菅氏や
彼を支持した者を要職に配さなければ、民主党の新体制は最初から分裂状態で始まること
になってしまうだろう。<もし菅氏が代表になり、小沢氏や彼の支持者が、要職に就く
のを拒んだ場合も同様である。>

 以前にも書いたように、どうしても自民改憲を阻止したいと思う私としては、何とか
来年の参院選に向けて、民主党が立て直しを進めて、きちんと自民党の対抗勢力になり
得る政党になることを期待せざるを得ない部分があるのだが。早くも暗雲が立ち込めて
来たところがあり、つい「何だかな~」とぼやきたくなってしまう私であった。

・・・・・・・・・・・・・

 少し前にこのブログのコメント欄に、「YAHOO! Internet Guide JAPAN」という月刊誌
から掲載依頼があったのだが、その5月号の「面白いブログ見つけました」という特集
の「時事ログ」のページで「日本がアブナイ!」が紹介された。
<http://www.sbcr.jp/yig/ 「今月のURL」に各ブログの名前&リンクがある。>
 本当に小さな紹介ではあるが、ブログのページの写真の横に「日本の行末を一市民が
思う」というタイトルが記され、「憲法改正問題・・・などを独自の視点から考察するブロ
グ」「専門的知識がなくてもわかるように解説されている」という説明が付されていた。

 実はこの掲載依頼があった時、私の周囲では「きっと堀江シリーズ(特に魔の7YEARS)
が面白いと思われたのでは?」という声が多かった。これらの記事が仲間うちでウケて
いたことがあると思うが、実際、これらの記事のアクセス数は通常の何倍も多い時も
あり、やはりそうなのかな~と思ったりもしていた。
 だが(堀江シリーズには何も触れられておらず)、憲法改正、靖国、政党、政策問題
などに関し、上述のような見方&評価をされたことを嬉しく思い、大きな励みを得た
ような気分にもなった。私の意図することが、私を全く知らずにこのブログを読んで
下さっている方々に伝っているかも知れないと実感できる部分があったからだ。

 稚拙で冗長とした文章ゆえ、読んで下さっている方々は本当に大変だと思うのである
が・・・色々勉強したり調べたりしながら、私なりに一生懸命考えて、できるだけわか
りやすく自分の見解や主張を書いて行きたいと、改めて思った次第である。
 4月1日に、記事の数がようやく100個を越えたばかりなのであるが・・・
本当にいつも読んで下さって、有難うございます。そして、これからもよろしくお願い
します。m(__)m

 p.s. ちなみに、同じ時事ログのページのトップで紹介されているのは、あの有名な
「きっこのブログ(日記)」であった。(・・)
 ただ、私が思わず「(^^♪」になったのは、サッカーの宮本恒康選手のブログが同じ
雑誌で紹介されていたことだった。<今の日本代表では、U19時代から中田英と
宮本がお気に入りなのだ。追記・・・川口も好き。加地も。>

 また「動物ログ」のページでは、私が大好きな「富士丸な日々」というブログがトッ
プで紹介されていた。ストレスが貯まったり、疲れたりした時には、夜中にこのブログ
を見て、思わず声を出して笑うこともあるほど心をほぐしてもらっている。動物好きな
方には、是非お奨めしたいブログ(ハスキー&コリー犬のハーフの富士丸くんの写真と
飼い主のつぶやきがGOOD)である。

                      THANKS

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by mew-run7 | 2006-04-05 07:36 | 民主党、民進党に関して | Comments(16)

Commented at 2006-04-05 15:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 閑話ノート at 2006-04-05 15:15 x
TB有難うございます。
小沢VS菅の一騎打ちは決定的。
拙ブログエントリーで記しましたように、小沢氏が代表になれば、おそらくその後の挙党一致は極めて厳しい状況になるのではないか。そのように危惧しております。
問題は若手議員の動静如何でしょうね。
それではまた。
Commented by 「感動創造」 at 2006-04-05 16:13 x
御世話になります。

「YAHOO! Internet Guide JAPAN」さんへの掲載おめでとうございます!

お世話になっているブログが取り上げられるのは嬉しいですね!
これからもよろしくお願いします!

民主党は、いよいよ決戦ですね!
どうなることでしょうか!
Commented by 斜眼 at 2006-04-05 20:40 x
このたびは特集記事に紹介された由、おめでとうございます。
いつもながらの長文、老骨には骨身に堪えます(笑)
いずれにしても信頼される野党に向けて党の建て直し・再生が肝要です。内部にしこりを残さないことが大事ですよね。
Commented by CONSAMA at 2006-04-05 22:50 x
本に紹介されたとのことおめでとうございます。
(*゜▽゜)/゜・:*【祝】*:・゜\(゜▽゜*)
きちんと勉強されての発言ですから人気があり、注目されるのはとうぜんですね。今度は本にでもしてみたらどうでしょう。
でも、いまでも友達でいてくださいね(笑
民主党は一刻も早く党の再生が必要ですね。今のところ小泉首相は余裕ですね。早く焦らせる党になって欲しいです。
Commented by とし at 2006-04-06 00:37 x
このブログが紹介された件おめでとうございます。
私は最近読み出したので過去のエントリーは読んでないのですが
丁寧にわかりやすく自分の思いを綴られるのが評価されてるのかと
おもいます。
渡部さんすっかりご意見番気取りでアラアラって感じです。
一騎打ちと煽るマスコミのせいもあって代表が決まってもノーサイド
とはいかない雰囲気ですね。どうなることやら。
Commented by 怪盗おなん at 2006-04-06 02:20 x
まずはこの一言!
本に紹介されましたことおめでとうございます♪

さて、立候補されたご両人には真剣勝負の一騎打ちを希望します。
どちらが勝っても恨みっこなし!!
管さんの今までの功績はスキャンダルを含めてもマイナスにはならず・・
小沢君の自民的暗躍はプラスにはならない。
党首選と言っても地方(県連議員)には選挙権はない、そこがそもそも間違っている、これが自民党とは大きな違い。
それで本当の意味で巨大政党に太刀打ちできる、野党になれるのかが疑問。
この程度でね☆ 多数派工作?? 裏でそんな事しなくても正々堂々と勝負すればいい。 やっている事がくだらねェ~~ だから万年野党(旧社会党)と思われちゃうんじゃないか?
もっともっと党内改革が先なのじゃないかな??
ま、俺が支持する奴はあいつの方なんだが・・ 負けたら俺も丸坊主にでもするか??
ちなみに既に酔っ払い、困るでしょ??
Commented by mew-run7 at 2006-04-06 08:03
sさん(非公開)、コメント有難うございます。

昨日、知人にもアクセス数が増えたかときかれたのですが、
このブログは、もともとアクセス数がそんなに多くはなく、
残念ながら、雑誌掲載後も特にすごく増えたという感じでも
ありません。<本音を言えば、できれば少しは増えて欲し
かったかも~?!。^^;>

でも、コツコツ頑張って行きたいと思っていますので、
これからも、よろしくお願いいたします。
Commented by mew-run7 at 2006-04-06 08:04
閑話ノートさん、コメント有難うございます。

まさに閑話ノートさんが危惧された通りの方向に進んでいる
ように思います。
小沢センセイもふつうの国を目指すからには、もう少し表向き
はふつうにふるまえる政治家になって欲しい気もしますが。
この際、民主党を壊して頂く方が、解党的出直しをするのに
いいかも知れませんね。
Commented by mew-run7 at 2006-04-06 08:04
「感動創造」さん、コメント有難うございます。

こちらこそお世話になっています。m(__)m
まだブログを作ってから半年なのですが、雑誌に取り上げて
頂いて、これからも頑張って続けて行きたいな~と思う一つの
励み&契機になりました。
でも、日頃の皆さまのTBやコメントが一番大きな励みになる
です。これからもよろしくお願いいたします。
Commented by mew-run7 at 2006-04-06 08:07
斜眼さん、コメント有難うございます。

何を隠そう、時に最初に書いたものを1/3~1/2ぐらい
削ってからアップすることもあるのですが。
それでも長いのが<自分でも>困りものです。
記事をアップする時に「今回も長くなってしまった~」と
反省しつつ、斜眼さんのことを思い浮かべ、申し訳ないと
思ったりいたします。<本当に>

<釈明するなら、何も予備知識のない人にもわかるように
経緯等も書きたいと思うと、ついつい長くなってしまう
ところもありまして^^;・・・ということにして下さい。> 

どうかあきれずに、これからもよろしくお願いいたします。

民主党は、何とかしこりを残さないようにと切に願う
ばかりです。
Commented by mew-run7 at 2006-04-06 08:08
CONさま、コメント有難うございます。

いえいえ、これも一重にブログ開始当初から読んで下さって
いつもヨイショ(?)して励まし続けて下さるCONさまの
お陰でございます。m(__)m
CONさまは、ブログの先輩でもありますし~。

こちらこそコチラ方面でもアチラ方面でも、これからも
よろしくお願いいたします。

あの小泉氏を5年も首相の座に放置(?)していたのは、
民主党の責任も大きいように思います。
でも、代表決定前からこんな状況では・・・。
何とかいい形で再生して欲しいです。
Commented by mew-run7 at 2006-04-06 08:09
としさん、コメント有難うございます。

まだブログを始めて半年しか立っておらず、なかなか思う
ようには書けない部分もあるのですが。
これからもコツコツ続けて行きたいと思っていますので、
よろしくお願いいたします。

渡部さん・・・悪い人とは思いませんし、民主党のことを
思ってやっているのだとは思いますが。すっかり調子に
乗ってしまって、ひっかき回して下さっている・・・と
いうような感じにもなっていますよね~。
日々、期待よりも不安が増しておりますが、何とかいい
方向に向かって欲しいです。
Commented by mew-run7 at 2006-04-06 08:10
おなんさん、コメント有難うございます。

9月には地方議員や党員、サポーターの投票もはいった
正式な代表選が行なわれるので、そこで新たな代表や
執行部の信をもう一度問うチャンスがあると思います。

何か民主党の代表選に「多数派工作」とか言う言葉が出て
来るだけでガッカリさせられますね。
政権交代なんて、どんどん遠くなって行く感じですし。
何か民主党も捨てたもんじゃないな~って思わせるものを
出さないと、本当に見捨てられちゃいますよね~。

もし負けたらお酒を断って、お遍路さんをしないと?(笑)
最近、早寝早起きのmewは、シラフで書いています。(~~)
Commented by あらびあ at 2006-04-06 23:46 x
うむ、長文ご苦労様でございました。(笑)
Commented by mew-run7 at 2006-04-07 02:21
あらびあさん、コメント有難うございます。

長文・・・もし読んでくれたら(おいっ)、ご苦労様でございました。