【テニス・全仏OP・・・男子の決勝戦は、3位のアルカラス(西・21)が激戦の末、6-3、2ー6、5-7、6ー1、6-2で4位のスべレフ(独・27)に勝ち、全仏・初優勝、GS3勝めを果たした。(*^^)v祝
今大会では全仏連覇を狙っていた1位のジョコビッチ(セルビア)が膝を痛めたため準々決勝で棄権(右膝半月板損傷で即手術)。ズベ推しのmewは正直「やっとGSで勝てるチャンスが訪れた!」とワクワクしながら、ハードな準々決勝、準決勝を応援。決勝で2セット先取した時には「よし!」と思ったのだが、そこからアルカラスがしぶとかった。(~_~;) 今年で全仏を去るナダルの最強の弟分だけあって、ともかく走り、拾い、鋭いパスを送り、最終セットに。一方のズべレフはジャッジやプレーが思うように行かないと、相変わらず、哀しい目をして落ち込んでしまい、最後は精神力で負けてしまった感じがあった。(ノ_-。)
これで世界ランキングの1位がシナー(伊・22)、2位がアルカラス(21)とトップ2が22歳以下に。これはフェデラー(スイス)が04年に22で1位になって以来のことだという。女子の時も書いたけど、男子も若い選手がどんどん台頭して来た感じが。でも、錦織も含め、ベテラン勢を応援するぞ!(メドベとズベも応援してるけど。)o(^-^)o】
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衆院補選、知事選他の地方首長選などなどで負けが続いている自民党だが。
9日に行われた茂木幹事長の地元の栃木県鹿沼市の市長選で、「立民vs.自民の与野党対決」に敗れてしまったという。(@@)
『自民党が、茂木敏充幹事長の地元である栃木県の首長選挙で敗れた。9日に投開票された任期満了に伴う栃木県鹿沼市長選で、無所属新人で自民、公明両党が推薦した元県議会議長、小林幹夫氏(70)が、無所属新人で、立憲民主党県連幹事長を務めた元県議、松井正一氏(58)に敗れた。松井氏は初当選。
松井、小林両氏の与野党一騎打ちだったが、小林氏は2万4600票を得た松井氏に8000票あまりの差をつけられた。鹿沼市は立民の福田昭夫衆院議員の選挙区(栃木2区)に含まれるが、栃木の5小選挙区のうち2区以外はすべて自民党議員が議席を持つ「自民王国」の1つ。幹事長の地元・栃木の首長選でも敗れたことは、派閥の政治資金パーティー裏金事件などの影響が、「王国」にも波及している可能性があることをにじませる結果となった。投票率は52・72%と、前回を2・87ポイント下回った。(日刊スポーツ24年6月9日)』
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しかも、この市長選のために自民党が作った政策ビラが、世界的に有名な漫画&アニメの「スラムダンク」をパクっているのではないかとの疑惑が呈されているという。(THE FIRST SLAM DUNKM DUNK」とか。(~_~;))
『9日の栃木県鹿沼市長選で落選した候補陣営が配布した政策ビラのイラストが、人気漫画「スラムダンク」を原作とするアニメ映画のポスターの特徴と酷似し、著作権法に抵触する可能性があることが10日分かった。専門家が取材に指摘した。政策ビラには、同県が地元の茂木敏充自民党幹事長や福田富一県知事らが描かれている。
「総力結集」の文字に、バスケットボールのユニホーム姿の5人が並ぶ。候補を中心に茂木、福田両氏ら4人が脇を固め「あきらめたらそこで鹿沼が終わる」との文言が書かれている。
著作権法に詳しい中島博之弁護士は政策ビラの人物の数やポーズ、服装、ゼッケン、構図などから映画「THE FIRST SLAM DUNK」のポスターの本質的特徴を感じさせるのではないかと主張。「著作権法の翻案権侵害の恐れがある」と語った。(共同通信24年6月8日)』
16日には沖縄県議選の投開票が行われるのだが。沖縄では、米軍の問題に加えて、自衛隊の各島への強引な進出(ミサイル搬入)などで問題が起きている時だけに、こちらでも、是非、野党勢力に頑張って欲しいところだ。o(^-^)o
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次に、mew的に嬉しかったニュースを・・・。
経団連が10日、早期に「選択的夫婦別姓制度」を導入するように提言を行なった。(**)
経団連は10日、夫婦別姓を選択可能にすべきだとの提言を発表した。「ビジネス上のリスクになり得る事象で無視できない」と主張し、今回初めてまとめた。現在の同姓制度が女性活躍の支障になっているとして、政府に法律改正を早期に検討するよう求める。
経団連が会員企業に調査を行ったところ、旧姓など、通称の利用を認める企業は9割に上る。海外出張時に、パスポートの名前と通称が異なり、出入国や宿泊でトラブルになった例があるという。論文や特許の取得には、戸籍上の氏名の表記が必須となる。姓を改めることで、キャリアが途切れ、不利益を被った例もある。
民法では結婚に際して、男性か女性のいずれか一方が必ず姓を変えなければならない。民法などの規定が憲法に違反するかが争われた裁判で、2021年に最高裁は、「国会で論じられ、判断されるべき事項」だとして、合憲の判断を示している。
(読売新聞24年6月10日)』
『記者会見した十倉雅和会長は「生き方やキャリアの選択肢を増やす観点から、希望すれば不自由なく自らの姓を選択できる制度を求めたい」と述べた。
経団連が会員の女性役員を対象に行った調査では、旧姓の利用で不便や不都合が生じるとの回答が88%に上った。契約書に署名できなかったり、海外の空港やホテルでトラブルになったりする例が目立った。(時事通信24年6月10日)』
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ちょうどNHKの朝ドラ「虎に翼」で、戦後の民法改正の議論の場面をやっていて、「結婚した時に女の姓を名乗ることを認めたら、日本の伝統的な家制度が壊れる」みたいなことを言って、激怒している超保守派の先生が出ていたのだけど。
70年以上経った今も、自民党+αの戦前志向超の保守派は、今でも「日本の国(国家)は国体である天皇を中心した家制度から成り立っている」として、男系&家制度を重視。それで、今でも「男系男子しか天皇として認めない」とか「夫婦別姓は家制度に反する」などと主張して、女性天皇も(男系は可という人あり)、夫婦別姓も認めない。
それで、女性活躍を応援、婚姻・出産を奨励とか言っても、法律上も別姓が認められないと法的、社会的に不利益を被るので、それで結婚をためらう人、ひいては出産のチャンスを逃す)人が少なからずいるのが実情なのだ。<mewの周辺にも何人もいる。あと結婚後もアレコレ困っている人がいる。>
自民党ができないと言うなら、何とか立民党に政権を交代をして、(最高裁の後押しを受ける形で)今度こそすぐに夫婦別姓(または併姓)の法制化を実現して欲しい。(**)
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最後に・・・。8日に『蓮舫、神宮外苑を視察&再開発を争点化+小池は新港区長と面会。丸川、窮地』という記事をアップ。
小池知事が新港区長を都庁に招いたことに関して、<新区長を取り込んでおくことも大事だし?・・あ、神宮外苑の一部は港区にあるんだよな。^^;>と書いたのだけど。
8日のTBS「報道特集」で、港区新区長の清家愛氏は「選挙戦の中で、再開発に対し慎重な立場を示してきた」と。
そして港区内にあるイチョウの木々の伐採を許可するかどうか問われて、「皆さんの意見を聞きながら進めていく必要はある。(樹木が)守れるものなのか検証もきちんとしなきゃいけない。きちんとした説明がないまま進めることは絶対あってはいけないし、そういうことは認められないと思っている」と答えていた。(TBS24年6月8日)』
清家区長には、是非、区民の声をよくきいて、懸命な判断をして欲しいと。そして、これ蓮舫氏が新都知事になったら、さらにいい風が吹きそうなのにな~と思うmewなのだった。(@_@。
THANKS