都知事選は、今週20日が告示。家の近所にも、都知事選用のポスター掲示板が立ち始めているのだが。いつもより横幅が長いが、数字は30までしかない。開いている場所を融通しても、あと10枚もポスターは貼れないだろう。^^;
でも、報道によれば、50人ぐらいは立候補する可能性があるとか。(・o・)
うち十何人かはふざけたN党の候補者。(>_<) つばさの党のメンバーも、まだ拘留されているのに、出馬すると発表しているし。彼らのような民主主義を冒とくする出馬&選挙活動を阻止する方法はないのだろうか?(`´)
<関連記事・5月15日『選挙で遊ぶな!+選挙妨害したつばさの党に家宅捜索+N党は都知事選に30人出馬?+競馬』
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さて、小池百合子知事は、敢えて自民党を出て最初の知事選に勝利したこともあり、2、3回めの都知事選も、オモテ向きは特定の政党の推薦や支援は受けずに選挙戦を戦うつもりでいる。
ただし、都民ファースト、公明党も、そして自民党都連も、小池氏を支援することは明らかにしている。(・・)
しかも、自民党都連は都内の市区町村の総支部長、議員などに、「都知事選に対する東京都連の対応について」と題されたペーパーを配布していたという。(@@)
「第一に」がスゴイ。「蓮舫による共産党主導の革新都政を絶対阻止しなければならない」
あとは、「小池都知事を全面支援する」「支援の方法等は都連四役に一任する」と記されている。^^;
このペーパーを有田芳生氏が、Xにアップし、「萩生田光一自民党都連会長(統一教会ズブズブ、裏金2728万円)の時代錯誤と妄想。都知事選の選考委員会の経過を少しでも調べれば、蓮舫さん擁立は共産党主導ではない。「蓮舫による共産党主導」?この指示文書を見れば小池百合子都知事を支えるのは裏金自民党です。自分の頭の上のハエを追えと言いたい」とコメント。
これを蓮舫氏が引用し、「呼び捨てされちゃってる。もしかして、私はそれくらい仲が良かったのかしら」とポストしたのには、「呼び捨てって、いや、そこじゃないだろう」と突っ込みつつも笑いたくなった。(~_~;)
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FLASHが、このパーパーの件を伝え、『ペーパーの文面からは、蓮舫氏に対するむき出しの敵意が感じられる。関係者からは「これから仁義なき戦いが始まる」という声が聞こえてくるが、その予言は早くも「組織票のぶんどり合戦」に出ているようだ。(24年6月5日)』と記していたのだが・・・。
呼び捨てもチョット問題だけど、「蓮舫による共産党主導の革新都政を絶対阻止」という表現が、あまりにも古い&仰々しい。(っていうか、ちょっとアブナイし、コワイ。)マジで蓮舫氏に対するむき出しの敵意が伝わって来る感じが・・・。
ともかく萩生田自民党都連としては、ちょっと何が何でも小池氏に勝たせたい、買ってもらわないと困るという思いがヒシヒシと伝わって来る。(@@)
<だけど、同じ7月7日に投開票が行われる都議補選(8地区)では、自民党はそれぞれ公認or推薦候補を立てて、都ファの候補とも戦ったりするんだよね。^^;>
先週、自民党は、党所属国会議員の23年の党員獲得数TOP10を発表した。青山繁晴氏は、3年連続の1位だ。(@@)
『自民党は11日、党所属国会議員の2023年の党員獲得数上位10人を発表した。
1位は3年連続で青山繁晴参院議員(比例代表)。2位に高市早苗経済安全保障担当相(衆院奈良2区)が入り、3位は堀内詔子元ワクチン担当相(山梨2区)だった。
4番手以降は順に茂木敏充幹事長(栃木5区)、武田良太元総務相(福岡11区)、森山裕総務会長(鹿児島4区)。前回5位だった二階俊博元幹事長(和歌山3区)は7位となった。細野豪志(静岡5区)、城内実(静岡7区)、宮路拓馬(鹿児島1区)各衆院議員が続き、トップテンの顔ぶれは22年とほとんど変わらなかった。
金子恭之組織運動本部長は11日の党役員連絡会で「国民の信頼を回復しながら足腰を鍛錬することが必要だ。引き続き120万党員を目指す」と述べた。23年末時点の党員数は109万1075人。(時事通信24年6月11日)』
『自民党は、党員120万人獲得を目標に掲げている。しかし、23年末の党員数は対前年比97%の109万1075人で、前年から3万人以上も減少した。
こうした情勢で気を吐いたのが、党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」の代表として活動する青山氏や、現役閣僚でありながら外交・内政問題で保守政治家として毅然(きぜん)とした姿勢を示す高市氏だ。青山氏は3年連続の1位、高市氏は前年の3位から順位を上げ、自民を支える保守層からの高い人気を数字で証明した。(夕刊フジ24年6月12日)』
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3月24日の『自民、党員数減少はLGBT法が原因か+安倍政権下で超保守系増加&党員獲得TOP10+錦織』に、22年度のTOP10の名を記したのだが。
昨年と顔ぶれは、ほとんど変わっていない。
<1位・青山繁晴、2位・堀内詔子、3位・高市早苗、4位・森山裕、5位・二階俊博、6位。茂木敏充、7位・武田良太、8位・細野豪志、9位・小野田紀美、10位・城内実>
しかも、「夕刊フジ」の記事にもあるように、戦前志向の超保守系の議員の名が目立つ。(-"-)
党員数を多く持っている議員は、党内で尊重されるし。それなりの要職にもつきやすい。(党費・一般4千円も集めることができるし。選挙での支持基盤になるし。)
自民党内で超保守派が幅をきかせている要因の一つは、ここにある。(~_~;)
3年連続1位の青山氏は、元ジャーナリストで安倍晋三氏のブレーンだった人。
今は超保守系の「日本の尊厳と国益を護る会」(会員数95名・安倍晋三氏も物故会員)の代表を務めとして率いており、党内でそれ相当の発言力を有している。
青山氏は、前回の総裁選では高市氏の推薦人になったのだが。今回は、今のところ、自らが総裁選に出馬する意向を示している。
いずれにせよ、この2人だけでも、これまでかなりの党員数を獲得していることから、2人が組めば、多数の党員票を押さえることができるわけで。脅威であるに違いない。(-_-;)
二階俊博氏や森山裕氏の発言権が強い理由の一つもここにある。<武田良太氏は二階派の事務総長だった人。二階氏と森山は懇意の仲だ。>
最大派閥だったあ安倍派が形式的には解散し、派閥としての影響力が行使しにくい時期だけに、今後、各議員の力関係がどうなるのか、気になっているmewでもある。(@_@。
THANKS