【将棋・・・17日、棋聖戦5番勝負第2局が新潟市で行われ、藤井聡太棋聖(八冠・21)が山崎隆之八段(43)に111手で勝利し、対戦成績を2勝0敗とした。
昨日は時間がなかったので、お昼過ぎに一回覗いただけだったのだが。策士の山崎が向かい飛車をして来たのに対し、藤井が銀冠で守りを固める形。山崎が(本人いわく千日手を嫌って?)38手めに桂馬を仕掛けたり、45手めに歩を突いたりしたのだが、藤井は落ち着いてさばき、山崎の終盤の猛攻もうまく交わして、最後まで押し切った。<山崎はファンにわかりやすいように、早めに投了せず詰み上がり直前まで指した。>
山崎は次はカド番だが、「次は先手番なので、よりしっかり準備して自分のやってみたい作戦を」と意欲満々。その第3局の前に、藤井には20日、伊藤匠7段と2勝2敗で迎える叡王戦が待っている。これが楽しみ。o(^-^)o】
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今日18日に、小池百合子都知事と蓮舫氏がそれぞれ都知事選の公約を発表するという。
小池知事は12日に出馬表明した際に「東京大改革3.0で、もっと東京をよくしたい」「もっともっと都政の発展へと全力を尽くします」とアピール。
蓮舫氏も、街頭演説で「東京はよくなります。もっともっと良くなります。もっともっとアップデートできます」と意欲を示し、2人で「もっと」合戦を繰り広げられていた。
で、mew&周辺は(くだらないと思いつつも)、2人が公約に「もっと」の言葉をどのように入れて来るのか、チョット注目している。(~_~;)
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ところで、昨日17日、ちらっと国会中継を見たら、自民党の議員が質問している斜め後ろに、自民党の東京都連の元会長・下村博文と現会長・萩生田光一が、眠っているかのような感じで目を閉じて、ずっと下を向いたままいたのが映っていた。^^;
自民党都連は、都知事選では小池百合子知事の支援を行なう方針を発表。(各支部に配布したペーパーにも、「蓮舫による共産党主導の革新都政を絶対阻止」「自民党は小池知事を全面支援」と明記。16日の記事に写真あり。>
また7月7日には、都内8市区で都議補選が行われるのだが、自民党都連は8つとも候補者を擁立するので、萩生田会長は寝る暇がないくらい大変かも。(~_~;)
下村氏も地元・板橋区で補選があるので、懸命に活動しているのかも知れない。^^;
尚、小池都ファも2市区で候補者擁立して、自民候補と戦う。<中野区では小池氏の元秘書で都ファ元代表、元・都議の荒木ちはる氏が出馬。小池氏も事務所開きに出席。おそらく選挙戦も応援に行く。>
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元自民党・衆院議員の小林興起氏が「神宮外苑の再開発反対」を掲げて都知事選に出馬すると言っていたので、都民に問題アピールをしてくれることに期待している部分があった。<小林氏は05年の郵政解散総選挙の時に、小池百合子氏を刺客に送られて落選することに。それもあってアンチ小池度が強い。^^;>
しかし、16日に自らは出馬せず、「神宮再開発反対」を引き継ぐ条件で、元空自幕僚長の田母神俊雄氏を支援することにしたと発表。「反小池で大度団結し、(超)保守の受け皿になる」という。
う~ん。超保守思想は個人的にアウトなのだが、田母神氏に流れるのは小池票だしな。とりあえず、小林氏には、神宮外苑の再開発の問題アピールをしっかり頑張って欲しい。(・・)
話は変わって・・・16日、残念なことがあった。沖縄県議選で、玉城デニー知事派(県議会与党)が議席を減らし、反対派の方が過半数をとるという逆転現象が起きてしまったのだ。(ノ_-。)
『毎日新聞の集計などによると、県政与党は共産、立憲民主、社民などの20議席。県政野党は、自民が公認候補全員が当選して2増の20議席、野党系無所属が1議席。中立は公明4議席、日本維新の会2議席、無所属1議席で、野党・中立を合わせて28議席となり、与党を大きく上回った。県議会で自民・公明などの保守勢力が多数派となるのは2008年以来16年ぶり。
改選前の県議会構成は県政与党が24人。野党は自民が18人で、維新系の中立会派3人と公明2人、野党系無所属1人を合わせると24人で与党と同数だった。中立会派所属の議長が採決に加わらないため、与党がかろうじて主導権を握っていた。(毎日新聞24年6月16日)』
『県政野党の自民は2年後の知事選での県政奪還に向けて弾みがつく形となった。投票率は45・26%で過去最低だった。
玉城知事は17日、県庁で報道陣の取材に応じ、今後の県政運営は「丁寧に説明し、理解を得ながらやっていきたい」と述べた。辺野古移設については「反対の民意は弱まっていない。与党が議席を減らしたから民意が弱まったということはあり得ない」と強調した。(同上)』
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16日の夜は、沖縄県議選の結果が気になって、NHKニュースのサイトなどをちょこちょこ覗いていたのだけど。
出口調査の結果を見て、これは「6:4で与党が勝てるかな」と期待していたのだ。(・・) <出口調査の結果、詳しくは*1に>
というのも、玉木県政の評価は、那覇市・南部離島選挙区では、「評価する」68%「評価しない」32%、沖縄市選挙区では「評価する」69%、「評価しない」31%、宜野湾市選挙区では、「評価する」と答えた人は71%▼「評価しない」と答えた人は29%で、評価するがほぼ7割だったし。
辺野古移設に関しては、那覇市・南部離島選挙区では「容認」が39%、「反対」が61%、沖縄市選挙区では、「容認」が45%、「反対」が55%、宜野湾市選挙区では、「容認」が43%、「反対」が57%で、反対の方が6割近くいるし。
自民党の支持率は、どの地区も25%ぐらいあったけど。岸田内閣の不支持は7割以上、政治とカネの問題を考慮したという人も65%以上いたし。
これは「行けそうだ!」と思うでしょ?(++)
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『玉城知事は17日、県庁で報道陣の取材に応じ、今後の県政運営は「丁寧に説明し、理解を得ながらやっていきたい」と述べた。辺野古移設については「反対の民意は弱まっていない。与党が議席を減らしたから民意が弱まったということはあり得ない」と強調した。(同上)』とのこと。
実際、他のアンケートなどを見ても、辺野古基地の移設反対、諸島部での自衛隊の活動強化に懸念を示す人は多いのだが。
ただ、沖縄では経済不況がまだ続いている状態で、どの地区も「景気・雇用」が約35%、「教育・子育て・子どもの貧困対策」が約27%(辺野古や米軍の問題は20%以下)になっていて。県民は国政にパイプを持ち、経済・社会対策をメインに訴えた自公の候補に期待する傾向が見られたように思う。_(__)_
玉城知事には、辺野古移設の阻止や自衛隊の活動の抑制に関しては、自信を持って取り組んで欲しいと思うし。この傾向は、次の衆院選の戦い方に参考になると思うので、野党にはしっかり経済対策、子育て・貧困対策を打ち出すように務めて欲しいと思うmewなのである。(@_@。
THANKS