【地方競馬・・・昨日19日には、浦和競馬場で交流GI(Jpn1)に昇格したさきたま杯(1400m)が行なわれ、1番人気のJRAのレモンポップ(牡6)with坂井瑠星がほぼ先頭のまま圧勝。(*^^)v祝
地方競馬のエース・園田のイグナイターは残念ながら2着に終わったが、実力は示せたと思う。地元・浦和のサヨノグローリー(牡6)が5着と健闘した。(^^)
交流GIに上がったこともあってか、売り上げも150%にアップしたとか。<昨日は参戦できず。浦和、大井との次によく行ってたんだけど。建て直してから、なかなか行けず、残念。>リニューアルした浦和、是非、遊びに行って下さい。o(^-^)o】
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さて、 昨日19日、何と21年6月以来、3年ぶりに党首討論が行われた。(・・)
党首討論は99年にスタート。これまでで一番印象深いのは、03年頃、定期的に開かれていた「自民党の小泉純一郎総裁vs.民主党の菅直人代表」の舌戦だ。ふだんは政治に関心のない国民も、この討論を楽しみにしている感じがあった。
最悪の記憶として残っているのは、12年秋に行なわれた「民主党の野田佳彦代表vs.自民党の安倍総裁」の討論。この討論では、事前に両者の間で取引がなされており、野田代表(首相)が解散すると発表。民主党が衆院選で大敗して、政権を失うきっかけになった。(-"-)
党首討論の時間は45分。昔から「短か過ぎる」と言われていたのだが。本当はほぼ毎週、実施されることが予定されていたし、与野党それぞれ1人の党首による対決が前提だったことから、この時間が設定されたらしい。<それでも3年ぶりだったら、時間を3倍にはしないと?^^;>
しかし、近時は、野党第一党に質問を任せるのではなく、野党各党の党首が自分の質問の権利を主張しているため、議席数に応じた時間配分によって質問するケースが増えている。
昨日の持ち時間は、立民党の泉健太代表が26分、維新の馬場伸幸代表が12分、共産党の田村智子代表が4分、国民党の玉木雄一郎代表が3分。
しかも、自民党総裁が長々ダラダラと説明したり、ノラクラ交わしたりする答弁を行なうと、野党側はほとんど質問できない状態に陥るため、「これじゃあ、討論の意味がないんじゃないか」と言われ始めている。(~_~;)
結局、この時期の党首討論は、政策に関して議論を交わすというより、それぞれの党の議員や支持者にアピールすることを目的に、自己主張や批判合戦を行なう場になっているように思える。(-"-)
今回の党首討論は、たぶん国民党の玉木代表以外は、初の討論参加だったのだけど。それぞれの党首の特性が見られたという点では、面白い(興味深い)部分もあったかも知れない。(・・)
岸田総裁は、初めての党首討論だったにもかかわらず、全般的に笑みを浮かべながら、余裕がある(かのような)対応をしているように見えた。
都合の悪い質問になると、論点をずらしてノラクラ交わすことも多く、うまくしのいでいた。<決して褒められるべきことではないが、何か国会で叩かれてまくっていたせいか、攻撃の交わし方がうまくなっているかも。^^;>
また、岸田首相は「岸田おろし」の動きを意識してか、今回の討論では、主に自民党の議員や支持者を意識して話す部分が多かったようにも思う。(~_~;)
政治資金の規制に関しても、麻生副総裁らの意向を反映してか、「政治には金がかかる」「禁止、禁止、禁止」ではやっていけないと主張。
また党内の改憲派の不満ガスを抜くためにか、憲法改正の審議の話を持ち出し、立民党が非協力的だと批判してみせたのには、チョット驚いた。<前日に自民党の改憲派議員が、首相に改憲推進を訴えに来てたからね~。^^;>
ただ、公明党の山口代表は、岸田首相が党首討論で改憲の話を出したことを怒っていた。(*1)
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立民党の泉代表は、初の討論参加にかなり意気込んでいるように見えた。泉氏は今49歳なのだが、こういう場で話しているのを見ると、よく言えば、若さゆえの勢いがあると、悪く言えば、青年っぽい(ちょっと青い?)かなと感じられる部分もあった。(・・)
<追記・立民党は今年、枝野代表の時に作った「まっとうな政治」のスローガンを再使用しているのだけど。泉代表は、実に「まっとうな主張」をしていた。>
泉氏が、討論の一番最初に、経団連が提唱した「選択的夫婦別姓制度」の論点を取り上げたのには、ちょっと驚いたbut嬉しかった。<共産党の田村委員長も今回の討論で、この件を訴えていた。"^_^">
夫婦別姓については、この記事で改めて取り上げたいが、立民党は今後、国会や選挙の場で是非、この件をアピールして欲しいと願っている。(++)
泉氏は、政治資金問題については、やや激しい口調で切り込んで行き、解散をして国民に信を問うことを求めた。
『立憲・泉代表「本当にけしからんですよ。我々は国民に見える形で、政治資金がちゃんと見える形で、選挙も公平にやろうと言っている。結局自民党はこういう表金ではやれないと、自民党が言っている裏のお金をつくって、結局それを使って選挙や政治活動をしようとしている政党だ」
岸田首相「政治にはコストがかかる、これは当然のことであります。禁止禁止禁止で全て禁止してしまって、こうした現実を見ることがない、こういった案であってはならない」
立憲・泉代表「解散をして、国民に、この政治資金規正法の改正がいいのか悪いのか。ぜひ総理、国民に信を問おうじゃないですか」(NNN24年6月19日)』
3番めに登場した、馬場代表は、出だしは緊張していたのか、チョット硬かったかも。^^;
維新は、馬場・岸田の両党首の会談で決めたはずの旧文通非公開の合意事項が、自民党によって守られなかった怒りをまだ引きずっていることもあってか、馬場代表もまずは、その件の質問からはいった。<首相側近がどうのとか、かなり具体的な話も出していた。^^;>
また維新、とりわけ馬場代表は超がつくほどの改憲推進派ゆえ(自分でも12円間、憲法審査会で活動していると言っていた)、会期を延長してでも旧文通日や憲法改正の審議を行なうべきだとも主張していた。(@@)
そして、総理はもう万策がつきているとして「総理ね、あしたあさっての間にもう内閣総辞職して、総理を代えてください」と要求した。(・o・)
<NHKのカメラには映っていなかったけど。「代えて下さい」と同時に、民放カメラだと手の親指、人差し指を回して、飲む場所などでグラスや女の子を交換する時のハンドサインを出していたので、ちょっとビツクリ。(>_<)>
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共産党の田村委員長は、日ごろからややハイトーンな声で追及するイメージがあるのだけど。昨日は、田村氏にしては、かなりソフトな話し方で、経団連が提唱した「選択的夫婦別姓制度」について、岸田首相の認識を問い質した。(・・)
最後に登場した国民党の玉木代表は、持ち時間が3分しかないこともあって、いきなり「総理、四面楚歌じゃないですか」と、トップが責任をとる必要があるとして、「潔く職を辞す」ことを要求した。(~_~;)
あと党首討論の時は、登壇者の後方の議員の様子も気になってしまうのだが。<維新の馬場代表と共産党の志位委員長が並んで座っているのを見て、「お~」とかね。>
岸田首相のすぐ後ろでは、高市早苗氏がちょっと厳しい目でチェックしている雰囲気がして「こわっ」て思ったり。<討論終了後は、岸田首相の周りにあまり人が寄って来ず、孤立してる感じが。岸田派の林官房長官、上川外相が労をねぎらっていた。^^;>
野党サイドでは、立民の辻元清美氏が後方に立って見守っている姿が目に残った。(・・)
党首討論もうまく活用できれば、国民にもっと政治に関心を持ってもらったり、各党の主張を(代表の特性も?)知ってもえらったりするいい機会になると思うので、月に1回ぐらいはやってもいいかも、と思ったmewなのだった。(@_@。<何回もやるうちに、ぼろが出る人がいるかも知れないし?^^;>
THANKS