【テニス・・・ロスシー・イーストボーン国際(250芝)の準々決勝、102位の西岡良仁は81位のブキッチ(豪)に3-6 6-3 6-7(5)で敗れ、ベスト4はならなかった。予選では勝っていたのに、残念。
ただ、西岡らしい粘りのテニスが戻って来たし。芝でやれたのもグッド。全英でも頑張って欲しい。o(^-^)o <全英の出場者は次回に。>
また、青山修子・柴原瑛菜ペアが、パリ五輪の女子ダブルスの出場権を獲得したことが発表された。2人は東京五輪も出場。23年全豪OPでは準優勝をしている。
ガンバ。o(^-^)o】
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今月6日に『小池が都知事選に出ない、って言うかも?首相になるための都知事。モチベが上げられるか』という記事をアップ。
小池百合子氏が16年の都知事選に出馬したのは、自分を閣僚や党要職に起用しない安倍晋三元首相への当てつけだったという話を書いたのだけど・・・。
小池百合子氏の実兄が、週刊誌のインタビューで、こんなことを言っていた。
「都知事になるのはね、安倍(晋三)首相の時に干されるんだよね。どっちかっていうとポジション下がった。まあ自民党だし、順繰りでポジション与えないといけないから、しょうがないんやろうけど。そうすると、自分が思ってることができないかもしれないと判断した。そんなもんと思うよ」(週刊文春 2024年7月4日号)
やっぱ、そうだったのね~。(・・)
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その小池都知事は、知事選の前から「公務を優先する」として、ほとんど街頭演説などの選挙活動を行なっていない。
でも、公示の前から、自公の支援を確認。また、連合、産業団体、市区の首長などから出馬要請や推薦書(支持確認)などを受け取り、数が計算できる組織票固めはしっかり行なって来た。
そして、告示後は選挙活動の拠点(都ファが運営、自公も参加する選挙支援の確認団体)に足を運んでは、支援してくれている組織や団体に電話を入れるなどして、さらなる組織票固めに力を入れているという。(・・)
小池陣営は、都知事選が現職有利であること(現職は一度も負けたことがない)、自公の支援を得られることなどから、組織票を固めて「負けない選挙」を行なう方針をとることにしたのだ。(++)
13日に『受けて立つ女帝モードの小池、都知事選出馬を発表。自民、公明がステルス支援』という記事を書いたのだが。
女帝モードの「負けない選挙」を行なうには、1・組織票を固める、2・投票率を上げないことが大きな要素となる。(・・)
小池氏が、街頭演説や候補者討論会への出席をほとんど行わないのは、公務のためと言うより、都知事選を盛り上げないようにするためだと見られている。^^;
<あと下手に失言をしたり、不用意な発言をツッコまれたりしてマイナス要因を作らないため。特に、小池氏は希望の党代表の時に「排除します」発言をして大失敗しているし。(~_~;)>
もし都知事選が注目を浴びて盛り上がり、無党派層が投票に行くと、予想外の数字が出て、逆転されることもあり得る。<先日も書いたように、もし投票率が65%を超えて無党派層の浮動票が動けば、蓮舫氏に勝ち目があると報じていたところもあった。)
だが、投票率が低ければ、組織票を確保している方が断然有利になる。(@@)
かつての小池氏の側近で、元・都民ファーストの会の事務総長だった小島敏郎氏も、同じような見方をしていた。(・・)
『挑戦者で始まった小池さんは8年たって権力者になり、当初掲げていた「都庁記者クラブの開放」も、今では「そんなこと言いましたっけ」と意に介さない。都民に知らせず意見を聞かず、利権集団だけで都政を動かしても誰も何も言えない「専制政治」、これが「女帝の都政」です。
組織票に支えられるエスタブリッシュメントにとって、投票率が上がっては都合が悪い。今回の選挙戦では、小池さんはほとんど表に出てこないのではないかと予想しています。自民に公明党、連合の支持まで取り付けて、投票率が下がればなおいい。公開討論会などで選挙戦が盛り上がっては困るのです。16年の初戦は無党派の票を取り込み、2期目の20年は自民票を取って安定都政を作る。そして今回は連合と組んで立憲民主党の頭と胴体を分裂させるのが目標でしょう。現在進めている「カスハラ防止条例」の制定は、連合への“毒まんじゅう”となったわけです。(デイリー新潮24年6月16日)』
<ちなみに連合は、立民党の支持団体なのだけど。連合東京の斉藤千秋会長は19日にわざわざ小池知事のもとを訪ねて、「政策支援」を結び、都知事選での支持を表明。一緒に写真を撮っていた。
斎藤氏は「新型コロナウイルス禍において、雇用と生活を守るための政策を実現してもらった」と小池氏を評価していたという。(-"-)
同じ日に連合北海道は、次の衆院選で立憲民主党を全面支援すると発表していたのに・・・。これが連合のあるべき姿でしょ~。^^;>
日刊ゲンダイは、小池知事が選挙支援の確認団体(「東京をもっと!よくする会」)の選挙事務所を訪れた時の様子を伝えていた。
『「小池です。今回もよろしくお願いします」
電話の受け手は朝一番の“ホットコール”に驚いた。小池知事が3選出馬を表明する前後、彼女を支援してきた業界団体の幹部の携帯電話に直接、本人から支援を呼びかける連絡があったという。
選挙初日の20日午前10時半。小池知事は屈強なSPを従え、西新宿にある確認団体「東京をもっと!よくする会」の選挙事務所に現れた。勝負カラーの緑の半袖ジャケットを身に着け、「出発式」で7分チョットの「第一声」を終えると「公務」を理由にそそくさと都庁に向かった――はずだった。
ところが、お昼ごろには事務所にトンボ返り。さまざまな業界団体の関係者が入れ代わり立ち代わり訪れる中、彼らが手渡す推薦状を代理を立てず小池知事本人が受け取る。事務所を後にする関係者に小池知事は出入り口まで寄り添って、笑顔で見送る姿を複数のメディア関係者が目撃している。
この日の公務日程を確認すると、午後2時半から都内2施設の行政視察だけ。かなりスカスカだ。それでも「公務」を強調したのには、彼女なりの狙いがあるようだ。
「推薦状を渡す側にすれば、小池さんが公務で多忙な折、わざわざ自分たちに時間を割いてくれたと感じる。実際、彼女に会った関係者は一様に感激していました。業界団体の歓心を買うため、公務で忙しいフリをしていたのでしょう」(初日の小池の動きを目撃したメディア関係者)
選挙2日目も午後2時から毎週金曜の定例会見をこなしたのみ。その場で「今回、公務優先として取り組んでいる」と語った舌の根も乾かぬうちに、またもや選挙事務所に出向き、町火消しの文化を守る「江戸消防記念会」から推薦状を自ら受け取った。その写真を自身のSNSに公開して大ハシャギである。(日刊ゲンダイ24年6月28日)』
自公は小池氏をステルス支援していると言われているのだけど。小池氏自身が、ステルス選挙をしているのかも。(~_~;)
思えば、メディアもだんだん都知事選のことを取り上げなくなっているし・・・。
ただ、昨日から9つに市区で、都議補選も始まったし。蓮舫氏が逆転するには、何とかここから1週間、都知事選を盛り上げて、組織票を打破できるぐらい無党派層を呼びこむことが大事だと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS