【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【テニス・全英・・・男子1回戦、ダニエル太郎は11位のチチパス(ギリシャ)と対戦。6-7(5)、4-6,5-7と惜敗した。
スコアを見ればわかるように、よく攻めて粘って、ほとんど差がない試合したのだけど。ファーストサーブの入りがイマイチだったのが残念。(サービスエースもとってたけどね。)あと相手はさすがTOP10が長いだけあって、ここぞというポイントを持って行くので、そこの差だったかな~と思う。
ただ、太郎ちゃんは、パリ五輪の出場権が内定したとの発表が。得意のクレーで活躍して欲しい。(^^)
そして、女子1回戦に初出場、68位の内島萌夏が登場した。ただ、相手のジャバー(チュニジア)は10位ながら芝は大得意。全英で2年連続で準優勝をしているだけに自分のプレーをさせてもらえず、3-6,1-6で敗戦となった。
内島もパリ五輪の出場権を獲得しているので、頑張って欲しい、o(^-^)o】
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昨日3日、ようやく最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)が、「旧優生保護法は憲法違反」として国の賠償責任を認める統一判断を示した。(**)
国は、平成元年の最高裁判例をもとに除斥期間を理由にして、国の賠償責任を免れようとしたのだが。最高裁は、平成元年の最高裁判例を変更。「著しく正義・公平の理念に反し、到底容認することができない場合には適用されない」と判示した。(++)
自民党内では人権派の岸田首相は、この問題の重大さはわかっているようで、判決を受けて、官邸で厳しい表情を浮かべ謝罪を行なうと共に、早急に対応する意向を示した。(-"-)
『首相は首相官邸で記者団に、強制手術について「人の尊厳をじゅうりんする、あってはならない人権侵害だ。法を執行していた立場から、真摯(しんし)に反省し、心からおわびする」と陳謝。面会に関し、「つらい経験、思いを伺い、反省とおわびの言葉を直接伝えたい」と表明した。
また、被害者が長年にわたって苦痛を受け、高齢化も進んでいると指摘。補償について「先送りできない課題だ」と述べた。
判決後、首相は加藤鮎子こども政策担当相、門山宏哲法務副大臣を官邸に呼び、補償の在り方に関して与野党とも調整しながら検討を急ぐよう指示。原告側との面会の場を月内に設けることも加藤氏に求めた。
首相は記者団に「二度と繰り返さないよう、疾病や障害の有無で分け隔てられることなく共生する社会の実現に、政府として最大限努力する」と強調。訴訟が継続している原告への対応について「最高裁判決を踏まえて検討したい」と語った。(時事通信24年7月3日)』
この旧優生保護法に関しては、書きたいことが山ほどあるので、機会があれば、改めてゆっくり取り上げたいと思うのだが。
ここにも少しだけ書くなら、mewが最もショックを受けたのは、この優生保護法が(戦前にもとになる法律はあったとはいえ)何と戦後の1948年に作られたことだ。しかも、その後も何年かの間、対象が拡大されていたのである。
その上、度重なる法廃止の要求にも、賠償責任の要求にも自民党政府がなかなか応じず。やっと法が廃止されたのは1996年になってから。日本の野蛮さ、人権後進国ぶりが恥ずかしく、残念でならない。_(__)_
それにしても、最近、何度も書いてしまうことなのだが・・・安倍・菅政権が終わってから、本当に現憲法の精神、人権や平等を重視するような望ましい判決が多く出るようになっていると感じるのは、mewだけではあるまい。(・・)
ところで、最近、「ポスト岸田」としてやたらに名前が挙がっている河野太郎デジタル担当大臣が「ヤカラ」失言をしたという。(@@)
<尚、3日、視察先の秋田市で、自身の発言について「言葉の選び方は慎重にしなければいけない」と釈明したようだ。>
今月2日、河野太郎氏は、足立区内で都議補選の自民党候補を応援する演説を行なっていた。
『すると聴衆から「デマ太郎」「裏金を説明しろ」とヤジが飛んできた。河野氏はその声にすぐさま反応し、こう言い放ったのだ。
「選挙運動を通じて、YouTubeの再生回数を増やしてお金を稼ごうというよこしまな考えで、選挙妨害に近いことをやるような人が増えてきた。選挙妨害をする輩(やから)を許しておいてはならない」
「人が話しているときにその横で大きな声をあげる。選挙の役にも立たないし、この国の未来をつくることにも何の役にも立たない」
「そうやって面白がっている人の動画を見て、その人にチャリンチャリンとお金が入っていく仕組み、これは何とかしなければいけない」
などと声を張りあげた。(FLASH24年7月3日)』
『思わず怒り口調になった河野氏に対して、自民党議員秘書はあきれ顔だ。
「河野氏の発言自体は至極まっとうなのですが、聴衆のヤジにすぐにカッとして言い返すのはよくありません。しかも、『やから』という表現はダメです。安倍晋三さんも2017年に都議選の応援演説でヤジを飛ばす聴衆に『こんな人たちに私たちは負けるわけにはいかない』と言いましたが、今回の発言はそれよりよっぽどイメージが悪い。
総理大臣になったら、国会質疑も含めてもっと激しいヤジにさらされます。自民党内でも『こんなにこらえ性のない性格で総理大臣としてやっていけるのか』と河野氏の資質を疑問視する声も多くあります」(自民党議員秘書)(同上)』
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そうなのだ。まず、河野氏は以前から、意に沿わないことを言われると、ムキになって言い返すことが少なくない。(SNSで、それをやることもある。しかも、ムカつく人はブロックしちゃうことがあるとか?^^;>
それに、言っていることは間違っていなくても、言葉遣いが「ヤカラ」的ゆえ、一国の首相や閣僚としてはいかがなものかと。(-_-;) <「輩」とは「よくない連中」「行儀を知らない人たち」を指す言葉。>
また、この河野氏の「ヤカラ」失言のニュースを見て、安倍元首相が選挙活動中にアンチ安倍の聴衆に向けて、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」という発言を思い出した人はかなりいたことだろう。(@@)
彼らは、自分たちの意に沿わぬ有権者を敵視してしまう側面があるのだ。^^;
<そう言えば、先月27日に河野氏が麻生太郎氏と会食したのだが。翌日、記者会見のそのことを問われて、「誰が? 河野さん? どの河野さん?」「面白い小説だと思う。飯を食っているときに何の話をしたかを(第三者に)言ったことはない」と対応したのも、メディアや視聴者には悪印象を与えたかも。(~_~;)>
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最後に、河野氏らは昔からネット利用、デジタル化をやたらに勧めているのだけど。ネットが普及すればするほど、それを悪用して、悪稼ぎする人も増えることぐらい想像がつくだろう。
マイナカードもしかりだけど。ネット利用もデジタル化も、ともかく普及させればいいというものではなくて、事前事後に様々な問題、リスクへの対応を考えて実施する必要があることを認識して欲しいし。それができないような人は、一国の首相や閣僚は任せられないと思うmewなのである。(@_@。
THANKS