正直な話、まだ7日の都知事選の結果を、まだちゃんと受け止め切れず。愕然とした思いを引きずっている部分があるんですけど・・・。
特に、石丸伸二氏が1,658,363票で2位に、蓮舫氏が1,283,262票で3位になったという事実or現実にね。_(。。)_
ただ、もう起きてしまったことは仕方ないので。この結果をしっかりと受け止めて、反省すべきは反省して、次に活かして行くしかないんですよね。(++)
民主党時代から、蓮舫氏と共に党の先鋒的役割をはたして来た辻元清美氏が、こんなことを言っていたんだけど。私もそう思う!(・・)
『元参院議員の蓮舫氏が3位で終わった東京都知事選について「候補者(蓮舫氏)に相当寄り添ったけど落ち込みました」と振り返った。(略)
蓮舫氏の街頭演説には多くの聴衆が集まっていただけに「政党としても私個人としても、やっぱりもう古くなったのかな、もう通用せえへんのかなとか、ちょっと思った」と弱気をのぞかせた。一方で「『そうは言うてられへんわ』と言って、またここに立っている。私たち自身がどうアップデートできるかということが問われてる」と前を向いた。(毎日新聞24年7月8日)』
<ただ、また後日にゆっくり書きたいが。都知事選と衆参院選は性質が違うし、全国各地で適した戦い方も違って来る。その辺りは、きちんと認識した上で、対策を講じるべきだと思う。(・・)
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昨日、立民党も早速、幹部が集まって、敗因分析や今後の対応について協議を行なうことを決めた。
その後、岡田幹事長が会見を行なったのだが。その考えは、おおむね納得行くものだった。
『立憲では泉代表ら執行部が9日午後、党本部で協議し、次の衆議院選挙に向けて、今回の都知事選の敗因などについて、分析や検証を進めていくことを確認した。
この後、岡田幹事長は会見で「共産党、立憲民主党の支持者を固めることは当然だが、活動の中心は無党派層、真ん中を取りに行くという戦略を持ってやったはずだが、必ずしもそれに沿わない形になってしまった部分がある」と指摘。
その上で、「分析し検証するという意味での総括をしっかりしたい。その結果を次の総選挙に生かす」と強調した。
立憲内では共産党との連携が前面に出たことが敗因の一つだとの見方も出ている。
共産党との連携について、岡田幹事長は「そこを何か変えなければいけないと今考えているわけではない」と述べた。(FNN24年7月9日)』
出席者によると、「2位だった石丸候補のネット戦略をどう考えるか」「訴えた政策が適切だったのか」などといった意見があがったという。(TBS7.9)
『「蓮舫氏は頑張ってくれた。戦略面での間違いや失敗、戦術面の不徹底があった」と語り、無党派層への浸透などを課題に挙げた。
党執行部や東京都連幹部の責任を問う声には「私は誰からも聞いたことがない」と述べるにとどめた。
蓮舫氏を上回り次点となった前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏の得票について「既成政党全体への忌避感があり、その受け皿になった」と分析した。(共同通信24年7月9日)』
今回の結果に関して、党内外で立民党が共産党と共闘したことが敗因になったのではないか、共産党との選挙協力をやめるべきではないかという意見も少なからず出ている。(@@) <主に保守系の議員や識者、メディアが言っているんだけどね。>
党内では、小沢一郎氏が「共産党に頼り切り、共産党頼みがすかして見えるから、『立憲共産党』なんて言われる。あまりにも見え見え。あからさまだ」と苦言を呈している。(FNN24年7月9日)
また、共産アレルギーの国民党(バックに連合)の玉木代表は、ここぞとばかりに共産党との共闘路線は終焉だとして、路線の見直しを求めて来た。
「蓮舫候補が出て戦うことで勢いをつけて、次の衆議院選挙、そして政権交代という戦略だったのだろうが、明らかに政権交代の機運に水を差した。この『立憲共産党』路線は、今回でひとつの終焉を迎えたのではないか」
玉木代表は、「こうした路線を続けることについて、やはり見直しを迫られるのではないか」と提言、近いうちに立民党の泉代表と話をする予定だという。(以上、J-CAST24年7月9日より)』
しかし、岡田幹事長は会見で、『共産党との連携について、岡田幹事長は「そこを何か変えなければいけないと今考えているわけではない」と述べた。』
玉木代表の発言に対しても、『「玉木さんが何を言おうと自由だが、これは立憲民主党が考える話で他党が何か言う話ではない」と不快感を示した。』(以上、FNN7.9)
グッド・ジョブ!(^^)b <玉木なんぞの発言を相手にすることはない!>
国民党は都議会では小池知事に協力する与党サイドにいて、今回も同党都連は小池氏を支援していたわけで。「そんな人たち」にアレコレ言う資格はない。^^;
それに国政では、国民党は昨年まで自民党と連立を組むことまで考えていたのだから。<今も玉木が中心になって、今も憲法審査会で、自民、維新と年内に改憲を主張しまくっているし。>
それが自民党に軽視された&立民を含む野党側に風が吹き始めたからって、急にこっち側に近づいて来られてもね~。(-"-)
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ただ、も~っと問題なのは、あの小沢一郎氏が何とか党内で主導権をとって、維新、国民党と連携する形で政権交代リベンジを果たそうと、自らオモテに出てアレコレ言い出していることだ。(`´)
『立憲民主党 小沢一郎衆院議員「政権取るのには野党共闘もしなきゃいけないだろう。そういうこともできる執行部じゃないと駄目だと。泉でやったらまた駄目じゃないか、沈没じゃないか」(略)
9月に行われる代表選挙については「泉代表ではだめだ。何もやらなかった」と述べ、新たな代表となる候補の擁立を目指す方針を示しました。(ANN24年7月9日)』
この辺りは、また改めて書きたいが。小沢氏は20年に立民党に合流後、自らが党運営の主導権をとるために、21年に「枝野おろし」「泉の代表選当選」をサポートした。
しかし、泉代表がなかなか自分の思い通りに動かず。維新、国民との連携話も進まないためイラ立っており、今度は「泉おろし」を行おうとしているのだ。(-"-)
率直に言って、小沢氏が党内の主導権争いで動くと、ろくなことがない(政党破壊につながる)ことは、過去の歴史を見てもわかる。^^;
立民党の執行部や心ある議員たちは、次の衆院選に向けてしっかりと対策を講じると共に、何とか小沢氏を押さえ込むために頑張って欲しいと強く願っているmewなのである。(@_@。
THANKS