【《パリ五輪》(*^^)v祝・・・銀メダル フェンシング 男子エペ団体(古俣、加納、山田、見延)、銅メダル バドミントン 女子ダブルス(志田、松山)、卓球女子・早田ひな
卓球・・・早田ひなは、利き手の左手首を故障。痛み止めの注射を打ち、3位決定戦に臨んだが、バックに思うように打てず。台の右寄りに立ち、フォアを主体にして応戦。平野未宇を破った世界7位のシンユビン(20・韓国)に4-2で勝利して、銅メダルを獲得した。<シンは、パワーやしぐさなど、20歳の時の伊藤美磨みたいな感じ。もっと強くなりそう。>
早田は東京五輪では補欠で、団体も個人も出場できなかったのだが。それから3年、子どもの時から一緒にやって来たコーチと体力強化に努めて、本当によく頑張ったな~とウルウルしてしまった。あまり無理をして欲しくないが。もし団体に出たら、ガンバ!o(^-^)o】
サッカー男子・・・スペインが予選2位になったため、予想より早く準々決勝で当たることに。「優勝を目指しているので、いつ当たっても一緒」という選手の言葉にたくましさを感じたのだが、0-3で負け、ベスト8に終わった。
1点とられた後、細谷のゴールがオフサイド(細谷の1ミリ?)をとられて、認められず。あそこで決まってたら、流れが変わったかな~と思ったりもするけど。その後も、ニ本はなかなかシュートが枠内に行かず。スペインのように思い切って遠めから打つこともほとんどなくて。これでは勝てないな~と思ったりもした。
ただ、アジア大会も含め、よく頑張ったと思うし。細谷や小久保、斎藤などなどが今後、A代表で活躍してくれればと期待している。ガンバ!o(^-^)o】
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NHKの朝ドラ「虎と翼」の先月30日放送分で、関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺を扱ったことから、一部で注目を浴びている。(@@)
昨日、やっと録画したものを見たので、今回は、その話を・・・。
この朝鮮人虐殺の事件は、いわゆる超保守派の政治家や識者の中に事実として認めない人がいるため、TVなどはタブー視して、なかなか取り上げようとしないからだ。(-"-)
<ふと思うに、こんなドラマのシーンを放映できるのも、脱アベ・スガが進んでいるからかも。(・・)>
主人公の寅子(初の女性裁判官になった人)は、放火容疑で逮捕された朝鮮人の刑事訴訟を担当。朝鮮人への差別や偏見に直面する。
共に事件を担当する裁判官、星、入倉と議論をしている時のこと。
『7月30日の放送回では、星航一が、入倉が口にした「火のないところに煙は立たず」という言葉に反応し、関東大震災について知っているかと尋ねる場面がある。
(星)「じゃあ、あの時、朝鮮人が暴動を起こした、という流言が飛び交って、大勢の罪のない朝鮮人が殺されたことは…?」
星の言葉の後で「略奪―放火―凶器―爆弾毒薬携帯」「中には婦人陵辱もある」「本所を襲った朝鮮人の一団」など当時の新聞記事が差し込まれる。
「差別が生まれる理由は様々です。火のないところに煙は立たずで終わらせるのか。それともその煙を上げたのは誰なのかを見極めるのか…」
これだけ世間の注目を集める人気ドラマの中で、たとえ短い尺であっても、関東大震災での朝鮮人虐殺を扱ったのはこれが初めてのケースではないか。筆者の記憶では21世紀に入ってからはまったく記憶がない。(水島宏明・デイリー新潮24年7月31日)』
『現在、関東大震災が発生した9月1日になると、墨田区の都立横網町公園で行われてきた慰霊祭では、朝鮮人犠牲者を慰霊しようとする団体と「大虐殺はなかった」と主張する右派の団体との間で、怒号が飛び交う事態になっている。
関東大震災から100年後の節目となった2023年も、現場は緊張した雰囲気になっていた。当時、この模様を取材したTBS「報道特集」は「デマと虐殺」という特集を放送したほか、別の放送日には戦時中に日本で働かされた朝鮮人の追悼碑が群馬県で撤去された問題を取り上げていた。朝鮮人問題に強いこだわりを見せる報道姿勢だ。
しかし、この問題を真正面から取りあげたのは、100周年を迎えた2023年でも、報道番組でさえごく数えるほどだった。テレビで、この問題はタブーのように扱われている。
そうした中での「虎に翼」の今回の扱いである。関東大震災での朝鮮人虐殺を、多くの人が知っておくべき「史実」として連続ドラマの中で扱ったのだ。(同上)』
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1921年の関東大震災の後、「朝鮮人が壊れた家などから金品を盗んでいる」「暴動を起こしている」などのデマが拡散。震災後の混乱と朝鮮人への差別もあいまって、自警団や軍人、警察官などから多数の朝鮮人が暴行を受けたり、虐殺されたりしたという。
そのような事実を受け、震災が起きた9月1日には虐殺された朝鮮人も含めた犠牲者の慰霊式が行われ、(超保守的と言われる石原慎太郎都知事も含め)代々の都知事が追悼文を送っている。(・・)
ところが、中朝韓を敵視する超保守思想を持った政治家や識者、保守系支持者などは、この事実を認めようとせず。虐殺事件こそがデマだと主張。いまだに、式典当日には、会場の周辺で妨害行為が行われたり、ネットなどで誹謗中傷するコメントが飛び交ったりいるのが実情だ。(-"-)
しかも、16年に都知事になった小池百合子氏は、8年連続で、慰霊の式典への追悼文を送ることを拒否している。<小池氏の部レーンに超保守派がいたため。また小池氏は超保守層の支持者が多い。>
できれば、今年の都知事選でそのことも争点にして欲しかったのだが。残念ながら、ほとんど候補者の討論会が行われず。
日本記者クラブで一度、質問が出ただけで終わってしまった。<小池氏は追悼文を送らない理由について、「「関東大震災で多くの災害、混乱もあった。そこで亡くなった慰霊は(全犠牲者が対象の)大法要で行っている」と説明。田母神俊夫氏も「日韓関係を考えれば、『日本悪玉論』に拍車をかけるだけだ」と評価していた。^^;>
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ネットでは、この「虎と翼」の放送について、こんな感想が寄せられたという。
『朝鮮人虐殺という歴史的なできごとを、直球で扱ったことが、X(旧ツイッター)では大きな話題に。「なぜわざわざ扱うのか」「NHKは左翼だ」といった一部からの批判をかき消すように、「よくぞ!」「本気なんだな。全ての差別に対して…」などの声が挙がった。(略)
「あったことをなかったことにしようとしたり、見て見ぬふりをしてきた結果、歴史修正主義のような人が出てきたと思ってるので、NHKのドラマで語られた意義は大きい」「『攻めた』とか『踏み込んだ』とか形容されることがないぐらい、日本が自らの暗い歴史にちゃんと向き合って常に反省できる国になりますように」などと冷静な意見もあった。(中日スポーツ24年7月31日)』
また、思想家で神戸女学院大の内田樹名誉教授が。Xの投稿で『「前に仕事をしたNHKの人に『ずいぶん攻めたもの作るんですね』と言ったら『報道は腰抜けですが、他は違います』ときっぱり言ってました」と紹介』していたという。(同上)(@@)
「虎と翼」のスタッフに拍手を送ると共に、NHKの報道には、ビシッと腰をすえて、国が隠そうとしている事実や、国民にとって本当に必要なことを、もっと積極的に伝えて欲しいと願うmewなのだった。(@_@。
THANKS