【将棋・・・遅ればせながら、7月30日、31日に王位戦が行われ、七番勝負第3局が徳島市で行われ、藤井聡太王位(七冠)が渡辺明九段に111手で勝利。対戦成績を2勝1敗にした。
お互い研究し合っているので、序盤はスムーズに進むことが多かったのだが。今回は、角換わりのあと渡辺7筋をついたのに対して、藤井が序盤で何と3時間10分も大長考する場面が。<予想外の手に何十手先までいくつかのパターンを考えたのかな~?>最後まで流れがわかりにくい難関な手が続いたのだが、終盤に藤井がうまく押し切った。次戦は7月18,19日。2人ともガンバ!o(^-^)o
テニス・・・ナショナルOP、2回戦で大坂なおみは35位のメルテンス(ベルギー)と、内島萌夏は13位のサムソノワと対戦し、0-2で敗れた。
錦織は3回戦で43位のボルテス(ポルトガル)と対戦する。昨日ぐらいの動きができたら勝てそう。o(^-^)o】
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まず、岸田首相は、昨日の宮崎地震後、「南海トラフ臨時情報・巨大地震注意」が発表されたことから、週末から予定されていた中央アジア訪問の日程をキャンセルすることに。
少なくとも1週間は、震災の対応に当たるため、式典出席などを除き、公務を控える予定だという。(++)
<初めての臨時情報なので、ここは首相官邸も政府その他も、しっかりと準備をして体制をととのえておかないと。お盆休みだったはずの官僚、関係者はちょっと可哀相だけど。>
また一般国民にも、交通、観光地などで様々な予定変更が。<南海トラフがらみの海岸の中には、遊泳禁止、入場禁止を検討しているとおろも出ているし。
むっとする人もいるとは思うが。何事も起きずに済んで、あとから「何だよ、あの情報のせいで何もできなかったよ」とぼやくことができたら、幸運だったと思いましょう。(・・)
あと台風も接近しているし。全国各地で、天候の変化も激しい様子。
今日も三重県桑名市で40度超えしたというし。ゲリラ豪雨&雷雨があちこちで発生しているので、どうか注意して下さい。(++)
<7月末~8月、夜からすごい雷と豪雨が続いて仕事場を出られず。夜11時まで、雨宿りするという事態が2回もあった。ほぼ五輪と動物動画を見て過ごしたけど。^^;>
さて、8月9日の長崎の原爆の日、長崎の平和公園で平和記念式典が行われた。(++)
昨日の記事にも書いたように、長崎市はロシア、ベラルーシのほか、今年はイスラエルも招待をせず。米英などG7などの駐日英大使が「イスラエルとロシアと同視することになる」と抗議して出席をとりやめるという事態が起きた。(代理人は出席した。&後述するように大使も他の追悼式に出席した。)
自身も被ばく2世である長崎の鈴木史朗市長は、平和宣言の冒頭に「原爆を作る人々よ! しばし手を休め 眼をとじ給え」という詩の一節を朗読。
そしてロシアやイスラエルの暴挙を批判した。
『被爆から79年。私たち人類は、「核兵器を使ってはならない」という人道上の規範を守り抜いてきました。しかし、実際に戦場で使うことを想定した核兵器の開発や配備が進むなど、核戦力の増強は加速しています。
ロシアのウクライナ侵攻に終わりが見えず、中東での武力紛争の拡大が懸念される中、これまで守られてきた重要な規範が失われるかもしれない。私たちはそんな危機的な事態に直面しているのです。』
『核保有国と核の傘の下にいる国の指導者の皆さん。核兵器が存在するが故に、人類への脅威が一段と高まっている現実を直視し、核兵器廃絶に向け大きく舵(かじ)を切るべきです。そのためにも被爆地を訪問し、被爆者の痛みと思いを一人の人間として、あなたの良心で受け止めてください。そしてどんなに険しくても、軍拡や威嚇を選ぶのではなく、対話と外交努力により平和的な解決への道を探ることを求めます。
唯一の戦争被爆国である日本の政府は、核兵器のない世界を真摯(しんし)に追求する姿勢を示すべきです。そのためにも一日も早く、核兵器禁止条約に署名・批准することを求めます。そして、憲法の平和の理念を堅持するとともに、北東アジア非核兵器地帯構想など、緊迫度を増すこの地域の緊張緩和と軍縮に向け、リーダーシップを発揮することを求めます。』
長崎市長もまた、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求めている。(・・)
<立民党は政権をとったらオブザーバーを送ると。公明党もオブザーバーを送ることを提言している。>
また、岸田首相も式典に出席。
『岸田首相はあいさつで「『核兵器のない世界』の実現に向け、現実的かつ実践的な取り組みを着実に進めることこそが唯一の戦争被爆国である我が国の使命」と強調。「核軍縮を巡る国際社会の分断の深まりやロシアによる核の威嚇等、核軍縮を巡る情勢が一層厳しさを増している今だからこそ、『長崎を最後の被爆地に』と世界へ強く訴え続ける」と述べた。(読売新聞24年8月9日)』
尚、米英やイスラエルの大使は、長崎の平和祈念式典には参加しなかったものの、東京の増上寺で行われた追悼会には参加したという。
これには、少し心が救われた。
『米国のエマニュエル駐日大使と英国のロングボトム駐日大使が9日午前、増上寺(東京都)で行われた長崎原爆殉難者追悼会に出席し、原爆の被害者を慰霊した。同日午前に開催された長崎市の平和祈念式典には、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルが招待されなかったことから、出席を見合わせた。追悼会には、イスラエルのコーヘン駐日大使も参列した。』
『追悼会後、エマニュエル駐日米大使は記者団に対し、「平和は人間の手でつくらなければならない。日米はかつて敵同士だったが、いまは大親友になった。世界に示せることだ」と語った。
長崎の平和祈念式典に出席しなかったことについて、エマニュエル大使は「長崎市長にもレターで伝えたが、岸田文雄首相も参列していることからも、(長崎市側が主張する)安全上の理由ではなく、政治的な決断だと思う」と語った。』(朝日新聞24年8月8日)』
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イスラエルと米英の関係やパレスチナ問題については、ここには語り切れない経緯があるし。(mewもきちんとわかっていない部分もあるし。)
仮に同盟国だとしても、何故、米国がイスラエルが残酷なガザ地区侵攻を止められないのか(もう4万人近い人々、特に多くの子どもたちが死亡しているのに)、本当に哀しく、イラ立ってしまうところがあるのだが。
日本でも、憲法9条改悪、軍事増強を進めて、「戦争ができる国」「戦争に強い国」に作り替えようとする政治勢力が強くなっているのも事実で。<正当な自国の領土防衛はいいけど。他への進出はダメ!>
まずは、日本がきちんと9条の平和主義を貫き、他国との戦闘を行なわないような国になるように、国民の多くが改めて「平和維持の重要性」を考えてくれるといいな~と心から願っているmewなのである。(@_@。
THANKS