【《パリ五輪》(*^^)v祝 金メダル レスリング・男子フリースタイル65キロ級 清岡幸大郎、女子62キロ級 元木咲良、女子76キロ級 鏡優翔、銀メダル 男子フリースタイル74キロ級 高谷大地
日本のメダル獲得数は、金20・銀12・銅12の総数45。金メダル数とメダル総数は、海外開催のオリンピックでの歴代最多となった。(^^)
今大会は、かつてメダルをいくつもとっていた水泳などが不振だったのだが。(水泳はメダル1つ)。フェンシングがメダル5つも獲得。また近時メダルが減っていたレスリングが金8、銀1、銅2とメダルを量産。総合馬術、近代五種、高飛び込みなど、史上初めてメダルをとった種目もあった。
また、これまで五輪の陸上では、マラソン以外に日本選手が活躍する機会があまりなかったのだが。今回は北口がやり投げで史上初の金を獲得。準決勝、決勝に進出する種目も増え、入賞11は、戦後最高だという。(^^) <女子マラソンでも鈴木優花が自己ベストで6位に。マラソンも復活しつつあるかな。>
今回は、柔道などで判定の問題があったのは残念だったけど。好きな種目の選手がかなり頑張ってくれたし。個人的には、とても楽しめた五輪だった。みんな、ワクワクさせてくれて、有難う。m(__)m】
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自民党は、総裁選に若手議員を出馬させ、刷新感を演出したい様子。その候補のひとりが、昨日、取り上げた小泉進次郎氏(43)。
そして、もうひとりが、7月にブログ記事で取り上げた小林鷹之氏(49)だ。
<関連記事・7月22日『総裁候補に名が挙がってる小林鷹之って誰?=超保守タカ派のホープだった』>
小林氏は、開成→東大→財務省(+ハーバード・ケネディS)から、12年に衆院議員議員に。(安倍チルドレンだ。)
二階派所属だったが、日本会議系の超保守派のホープで。安倍元首相からも期待されていたという。^^;
小林氏は昨日、フジTVの番組に出演。総裁選に関して「派閥の力学で動くとしたら党の明日はない」と従来のような派閥主導の総裁選に反対する考えを示した。
一方で、パー券裏金事件で役職を外された安倍派議員らの処遇に関し「もう少しバランスを取った方がいい」「やり過ぎてしまうと現場が回らなくなる」と発言。
これには大きな疑問を覚えた。(@@)
小林氏も、安倍派の議員が裏金不記載なる犯罪行為を行なったことを、たいしたことではないと思っているかも知れないのである。(-"-) <検察が勝手に3千万円以下の人は起訴を見送ったのだけど、本当は犯罪行為+脱税行為なんだからね。(-"-)>
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『自民党の小林鷹之・前経済安全保障担当相は11日、フジテレビの番組に出演し、裏金事件で安倍派議員が役職を外されたことについて「やりすぎてしまうと現場が回らなくなってしまう」と述べ、処遇を改善するべきだとの認識を示した。
党は裏金事件をめぐり、安倍派幹部に「離党の勧告」「党員の資格停止」「党の役職停止」の処分を行い、中堅らも国会の各委員長ポストなどから事実上外した。これについて小林氏は「(処分は)けじめとしてやるべきだ」としたが、「(処遇は)もう少しバランスをとってやればいい」とも語った。
9月の総裁選に向けては小林氏の立候補を後押しする動きがあり、発言に注目が集まっている。最大派閥の安倍派への配慮とも受け取れる小林氏の発言に対し、党内の閣僚経験者の一人は「世論と完全にずれている」と批判する。(小木雄太)(朝日新聞24年8月11日)』
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今回のパー券裏金不記載事件では、安倍派の議員(当時99人)のうち、少なくとも77人が事件に関与。36人が党から処分を受けている。
処分を受けた議員は、当選回数を重ね、党執行部だけでなく、委員会などでも何らかの要職についている人が多かっただろうし。特に安倍派の議員の中には実権を握っている人も多かったので、彼らがみんな役職から外れると人手不足になり、実務を運営する上では困るのかも知れない。^^;
でも、本来なら起訴されてもおかしくない違法行為を行なっている議員を、国会(委員会)の理事などにすべきでないことは明らかだろう。(-"-)
こんなことをTVで言うなんて、国民をナメているとしか思えないし。総裁候補になるには、チョット感覚のバランスがとれてないのではないだろうか?(@@)
今後の参考資料も兼ねて、党の処分を受けた自民党の議員のリストを貼っておく。<安倍派議員がいっぱい。>
小林氏がTVで話しているのを見ていると、自信と野心満々な感じがあって。何だか安倍派幹部だった西村康稔衆院議員の若い頃のことを思い出してしまうところがある。(・・)
西村氏は灘→東大→通産官僚(+メリーランド大学院)。清和会(当初は森派)に所属していたのだが、若い頃から野心満々な感じが。
09年、自民党が民主党に政権奪還された直後に行われた総裁選に、全く無名の議員ながら、47歳で出馬をしてちょこっと注目を集めたのだ。^^;
この時は、積極的に出馬したいと思う人がおらず。谷垣貞一氏を総裁にすることでほぼ決まっていたのだが、総裁選を行わないのはマズイという話に。
そこで(刷新感を出すために?)麻生派の若手の河野太郎氏(当時43)と森派の西村康稔氏(当時47)が対抗馬として出馬したのである。(++)
<自民党の総裁選には、将来、総裁を目指す若手議員が、名前と顔、意欲を知ってもらうために出るケースも少なくない。小泉純一郎氏は95年53歳の時に初出馬。01年に3回めの出馬で当選を果たした。>
09年の総裁選に時には、とりあえず森派からひとり出そうという話に。そこで、森喜朗元首相が、まだ無名の西村を抜擢。将来、総裁を目指す時に後押しをすると約束して、出馬を促したという話が出ていた。^^;
実際、西村氏は自民党が政権奪還後、総裁特別補佐、内閣官房副長官、経済再生大臣と順調に出世。清和会幹部(安倍派五人衆)となり、近い将来、総裁選に出るつもりでいたのだが。裏金事件で党から党員資格停止処分(1年)を受けてしまった。(~_~;)
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そんな話を知人にしていたら、TV番組で『総裁選出馬経験のある同派の西村康稔前経済産業相(党員資格停止1年)に関し「日頃からアドバイスいただいている」とも明かした』」という記事が出てたりして。(産経8.11)
<森喜朗氏が、小林氏を推しているという話も出ていたし~。^^;>
また、『解散方針を決めた安倍派の福田達夫筆頭副幹事長ら中堅議員3人が9日に発表した党改革を求める緊急提言について「大きな価値がある」と評価した(共同8.11)』とのことで。何だか元安倍派議員の支持を得たいのかな~と邪推してしまう部分もある。^^;
本人もアチコチで「いつか国のかじ取りを担う覚悟を持っている」と堂々とアピールしているのだが。改憲タカ派であることも含め、こういうタイプの議員は総理総裁にしたくないな~と、改めて思ったmewなのだった。(@_@。
THANKS