今回は、自民党の総裁選の動きを・・・。
先週19日に、小林鷹之氏が総裁選に出馬表明する会見を行なったのだが。それに続いて、24日、石破茂氏が地元の鳥取で、正式に出馬の意向を表明した。(・・)
『自民党の石破茂元幹事長(67)=無派閥=は24日午前、地元の鳥取県八頭町で記者団の取材に応じ、総裁選に立候補する意向を正式に表明した。近く東京都内で記者会見を開き、公約などについて説明する予定。
石破氏は「38年間の政治生活の集大成としてこれを最後の戦いとして全身全霊で支持を求めていく」と語った。裏金事件を念頭に「政治にカネが必要ならば節度を持ってやるべきだ。限りない透明性を持って国民に公開していく」と述べ、「ルールを守る政治」の必要性を強調した。
報道各社の世論調査による「次の首相」で石破氏は常に上位におり、民意に近い党員・党友による地方票が強みとされている。一方で党内基盤が弱く、国会議員の支持を伸ばせるかが焦点だ。(朝日新聞24年8月24日)』
『石破氏は過去に2008、12、18、20年の計4回総裁選に立候補。12年には安倍晋三元首相との決選投票まで持ち込んだが、4回とも総裁の座には手が届いていない。石破氏は記者団に「全国を歩き、『頑張ってくれよ』という声をあちらこちらからもらった。それにこたえるのは政治家の責任だ」とも述べた。(森岡航平)(朝日新聞24年8月23日)』
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石破氏は若い頃から政策通、特に安保軍事、農水系で政策通として有名。地方再生にも力を入れている。論理的でわかりやすい主張、説明をするし。他の政治家が言いにくいうこともはっきり言うところがあるので、(自民党議員からは人気がないが)国民からの人気は高く、世論調査では「次の首相に期待する人」TOP3の常連だ。<1位の回数が一番多いかも。(・・)>
今回は5回めの総裁選出馬になるし。改憲と軍事に関して考えが合わないことを除けば、mewも次の首相としてずっと期待している政治家なのだけど。
<改憲、軍事強化も、ろくに説明もなく勝手にコトを運ぶ首相よりは、石破氏の下できちんと筋道を立てて行なった方がマシだとは思うが。^^;>
ただ、今回も石破茂氏の当選は難しいかも知れない。(~_~;)
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石破氏は今は派閥に属していない。前回の総裁選は、岸田文雄氏に対抗するために菅氏の下、いわゆる小石河連合を結成。小泉進次郎氏と共に河野太郎氏を支持し、自分は出馬しなかった。
それもあって、今回の総裁選では、菅義偉元首相が派閥解体に賛同する石破氏を支援するのではないかという話も出ていたし。党内の議員からあまり人気がない石破氏としては、党内で顔が広い&影響力もある菅氏がサポートを得られれば大きな力になると期待していたことだろう。(・・)
しかし、22日に菅氏が小泉進次郎氏を支援するとの報道が出ることに。
この辺りは、改めて書きたいと思うが。もしこの報道が本当であれば、石破氏の選挙支援、投票をする議員の数は限られてしまう可能性が大きい。_(。。)_
<そもそも石破氏と菅氏は合わない部分が大きい。石破氏は一次政権の時から、菅氏と懇意の安倍元首相を強く批判することが多かったし。二次政権でも、ずっと安倍・菅コンビと対立して来たからだ。特に石破氏は、菅氏が重視する新自由主義政策を好まないので、菅氏が石破氏のバックについても、うまく行かない可能性が大きいと思う。(~_~;)>
また、これは8月6日の『高市、総裁選出馬がピンチ。バックの安倍が他界&保守最大の団体会長が出馬か+パリ五輪』の続きになるのだが・・・。
23日、青山繁晴参院議員が、改めて「自分も総裁選への出馬表明をしている」と訴える会見を開いた。(@@)
元ジャーナリストの青山氏は、国会議員になる前から、安倍元首相のブレーンとして知られていた人。今は、党内最大の超保守系団体である「日本の尊厳と国益を護る会(護る会)」の代表。この団体は93人の議員が所属している。
また、青山氏は3年連続で自民党の党員獲得数1位になっている。(・・)
<関連記事・6月16日『自民都連「蓮舫の革新都政を絶対阻止」と小池支援+自民、党員獲得数TOP10。超保守強し』>
青山氏は、前回の総裁選も出馬の意向を示していたのだが。推薦人がそろわず。自ら出馬するのがは諦めて、推薦人集めに苦労していた同じ超保守系の高市早苗氏の推薦人になった。
今回も早い段階から、総裁選に出ると言っていたのだが。TV、新聞社などのニュースが自分を出馬候補として取り上げないため、わざわざ会見を開き、アピールしたのだという。(~_~;)
『自民党の青山繁晴参院議員は、9月の総裁選に出馬を表明し、23日の会見では「“別の選択肢”があることを説明したい」と述べた。
青山氏は、別の選択肢について「ひとつは、私が日本国の宰相になれば、まず最初に消費減税を行う。財務省は当然反対すると思うが、真正面から対峙して実現していく。これまでに報道されている11人の中で、 財務省と対峙して減税を行うと表明されてる方はいない。 増税や社会保険料の引き上げが政策に含まれていた岸田政権と違って、減税に転じるという選択肢だ 」と説明。
さらに、もうひとつの選択肢について「私は国会議員となって8年だが、 どなたからの支援もいただいていない。これからもいただくことはない。そもそも派閥グループに一切属していない。支援団体は全部お断りだ。つまり、業界団体であろうが宗教団体であろうが、 一切お断りしている。こういう候補者は、今の11人の方の中にいない。これが2つ目の選択肢だ」と強調した。(『ABEMA NEWS』24年8月23日より)』
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青山氏も、先週、出馬表明した小林鷹之氏も、前回は高市早苗氏の推薦人だったのだが。今回は小林氏が出馬を表明したため、同氏と活動を共にして来た日本会議系超保守派の若手は、小林氏を支持する可能性がある。^^;
また青山氏が率いる「護る会」のメンバーの多くは、高市早苗氏の超保守仲間だ。
それゆえ青山氏が出馬した場合、高市氏と推薦人争いをしたり、三者で支持者を奪い合うおそれが大きい。<何か青山氏は、最後にまた高市支持に回っちゃいそうな気もするけど。(~_~;)>
高市氏を支援している山田宏参院議員が『21日夜、東京都内で記者団に「(立候補に必要な)推薦人(20人)は集まるめどがついた。来週には高市氏の方で出馬に関わる決意表明があると思う」』と語っていたのだが。
21日の段階で「メドがついた」では、ちょっと心もとない感じがある。^^;
安倍派の萩生田光一氏も同派の超保守系議員の一部を束ねているのだが。おそらく高市氏を支持することはないだろう。<萩生田氏は自分こそが安倍晋三氏の後継者だと思っているし。もし今回、裏ボスの森喜朗氏が小泉進次郎氏の支持をするとなれば、そちらを支持する可能性が大きい。(・・)>
個人的には、脱アベ・スガ路線を願い、高市、萩生田氏が首相になることに強く反対しているだけに。超保守系の間で支持が割れて誰も当選できず、今後の出馬をためらうぐらいに下位で終わるのが、一番望ましいと思っているmewなのだった。(@_@。
THANKS