昨日9月8日で、このブログを始めて丸19年が過ぎた。今日からは20年めだ。(・・)
まずは、ブログを読んで下さる方々、コメントを下さる方々、ランキングをクリックして下さる方々、イイネを押して下さる方々に感謝したい。
皆様がいて下さったからこそ、何とかブログを約20年続けることができたわけで。心から「有難うございます」と申し上げたい。m(__)m
この十年余りは、身体にアレコレ問題が出て、いつまでブログが続けられるのか懸念しながら書いていたのだが。我ながら驚くほどタフにサヴァイヴできている。
ここまで来たら、とりあえず、もうあと1年はしぶとく頑張れるといいな~と考えている。o(^-^)o
おそらく、今より誤字脱字拙文がヒドくなるかも知れず。また、ヒンシュクを買うようなホンネも増えるかも知れないのだが。<書きたいことを書いておかないとね。>寛大な心で、よろしくお願いいたします。m(__)m
また、これからは、報道記事、ネット記事などをちょこちょこアップすることも考えている。<ネタだけため込んで、記事を書くまでに至らないことが増えて来たのだが、是非、読んでいただきたいと思う報道や意見が少なからずあるので。>
今回もそうだが、これまでの国政+αを振り返るような記事も増えるかも知れない。<懲りずに競馬やスポーツなども、さらにはエンタメや趣味の分野も書いちゃうかも。たぶん、ブログは究極的には、自己満足のためにやっているのだと再認識したので。^^;>
ところで・・・このブログを立ち上げたのは、2005年9月、当時の小泉純一郎首相が、解散総選挙行なっていた真っ最中だった。
小泉首相は、01年の総裁選の時から、ポピュリズムをうまく活用。トンデモ発言を繰り返し、民主主義を軽視した自衛隊の海外派遣などを行なった上、ついには国会で自民党議員にも否決された郵政民営化法案を通すため解散を行なうという暴挙に出た。<もう詳しくは書かないが、ここに至る経緯は本当にひどかった。(ノ_-。)>
当初、この強引な解散総選挙は、小泉自民党に圧倒的に不利だと見られていた。しかし、小泉陣営は、あの「B層」(具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層)をターゲットにした「劇場型選挙」を展開。<法案に反対した議員に刺客を送るとか。>
メディアも毎日面白おかしく伝えたこともあり、ふと気づけば、国民が小泉劇場モードに巻き込まれ、小泉自民党の支持がどんどん増加。
それを見て、「このままじゃ日本がアブナイ!」と大きな危機感を覚え、ついにはいても立ってもいられず、急遽、このブログを始めたのだ。(・・)
それから約20年。巡り巡って、まさかここに来て、今度は小泉元首相の息子の進次郎氏が総裁選に出て来るとは!(゚Д゚)
パパ同様、独特なワードを発し、改革の名の下に新自由主義路線を進もうとする進次郎氏が、もし新B層の支持を得て新総理総裁になったら、日本はまたまたアブナくなっちゃうのかも・・・。
と、新たな危惧を抱いているmewなのである_(。。)_
<ただし、個人的には、超保守タカ派・新自由主義の高市早苗氏+αが新首相になるよりは、小泉進次郎氏の方がマシだと思っているんだけど。^^;>
* * * * *
とりあえず、この20年弱を振り返ってみると、日本の国政は(世界情勢も?)巡り巡って戻って来てしまう(循環、巡回してしまう?)のかもな~と思ったりもする。
<同じような趣旨で、高校時代、「万物はコサインカーブ」という言葉を作ったのを思い出した。^^;>
mewは「保守vs.中道」の大きな政党+αの二極が、政権交代可能な議会制民主主義を具現化し、民意を反映しやすくすること&国民がもっと政治参加して、民主主義を成熟させることを理想にしているし。国民の多くの政治志向もそうではないかと思っているのだけど。
<保守、中道の定義は今回はパス。とりあえず、改憲・軍事増強重視が保守、改憲・軍事増強は慎重(反対)が中道というイメージで。>
残念ながら、保守二大政党制を望む政治家、識者が多いため、この20年を見ても、なかなかその方向に進んでくれない。(-"-)
ただ、先に言えば、この20年弱、憲法改正が国会発議にさえ至らなかったことは、大きな救いだ。誇りに思う。(^ー^)
ある意味では、国民が改憲を求めなかった&関心を持たなかったことに感謝したい。(・・)
* * *
06~7年の超保守・安倍一次政権は失敗し、09年には中道のはずの民主党が初めて選挙による政権交代を実現。いい流れができたと思ったのだけど、民主党内で保守勢力と中道左派が対立。そこに小沢Gとの権力争いも加わって、結局、政権が崩壊するに至った。(ノ_-。)
<この時、対立していた野田元首相と小沢一郎氏が12年後の今年、立民党内で手を組み、ここで保守勢力の結集をはかろうとするとは。(~_~;)>
12年末に安倍二次政権がスタートし、菅義偉官房長官と組んで、超保守的な国政&新自由主義的アベノミクスを推進。官邸主導で独裁支配的(非民主主義的)な政権運営を9年近く継続することになる。
しかも、菅氏らは橋下徹氏を大阪府知事に担いだ上、民主党を潰し、第二保守・改革党(第二自民党?)を作るためにおおさか維新の創設、国政進出を支援。橋下徹氏や吉村洋文氏の個人人気(ポピュリズム)による維新の台頭が、民主党の復活を妨げることにつながった。(-"-)
他方、12年末に下野した民主党(民進党)は、さらに対立を繰り返すことに。ブログを始めた直後の05年9月に「民主党代表・前原じゃアブナイ???」という記事を書いて警戒していたのだけど。ついにその前原誠司氏が、第二保守勢力を作るため、17年に民進党を解体し、小池希望の党への合流を決行。幸いに衆院選で惨敗してこの策略は失敗するも、前原氏はまた立民の一部と、国民、維新で保守勢力を作ることを目指して、ちょこまか動いている。(~_~;)
17年、枝野幸男氏らの民主党の中道派が、立憲民主党を結党。20年に一度は希望の党に移った議員や無党派と合流して、今の立民党ができたのだが。案の定、新たに合流した保守勢力(背後に小沢氏)が「枝野おろし」を実行。しかし、新代表の泉健太氏が(小沢氏の?)思うように動かないため、今月、行なわれる代表選での再選が難しくなっている。
ここで枝野氏が勝てば、中道路線に戻るが。野田氏が勝てば、国民、維新と連携し、自民党と対峙する第二保守勢力作り、保守二大政党制化が進むことになるだろう。_(。。)_
そんな中、自民党ではようやくアベスガ政権が終わり、岸田政権が脱アベスガ路線を進もうとしていたものの、国民の支持をうまく得られず。菅氏らとの権力争いにも負け、派閥のパー券裏金不記載事件への対応もイマイチだったためか、責任を押し付けられる形で、再選をあきらめることになった。
自民党も次の総理総裁が誰になるかで、政府与党の政策がかなり変わって来る。(@@)
つまり次の自民党総裁選、立民党代表選、そして衆院選の結果で、日本の国が進む方向が大きく変わる可能性が大きいわけで。ここから、しっかりと政局をウォッチし、自分なりの意見、感想を言って行きたいと。そして、危険を感じたら「日本がアブナイ!」と叫んでいたいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS