【パリパラ・マラソン・・・視覚障害・道下美里、車いす・鈴木朋樹が銅メダル獲得。(*^^)v祝 で、閉会式が行われ、聖火が消され、12日間のパリパラリンピックが幕を閉じた。
金メダル14個、銀10個、銅17個。金メダル数は東京大会の13個を上回った。ここにはメダル獲得者の名を記して来たが。全ての選手の頑張りと活躍を讃えたい。有難う、おつかれさま!m(__)m
パリパラは開会式にも力を入れていたし(五輪よりよかったという人が多数)、どの会場も多数の観客がいて、大きな拍手と声援で選手を応援、激励していたことに驚くと共にある種の感動を覚えた。選手たちも、そんな環境の中で試合ができて、嬉しかったのではないかと察する。(小田凱人らも言っていたけど。全仏テニスのメイン会場で行われた決勝は、4~5階席までぎっしり。GSも含め、車いす決勝でもこんな観客がはいることは、今までになかった。今後もないかも知れない。^^;)
五輪開会式でアピールしていたLGBTQなどへの理解だけでなく、障害者への対応、諸活動に関心や理解示す市民が多いようで、フランスは本当に多様性を尊重している人権の先進国だな~と敬意を覚える部分があった。<まだ多少は人種差別とかあるかも知れないけど。日本より偏見はないかも。>
日本はNHKも思ったより中継が少なかったし。(サブは気づかない人が多い。)民放もせめて少しはTV中継をして欲しかった~。(-"-)】
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さて、9日には高市早苗氏が、自民党総裁選に出馬する意向を示す会見を行なった。
バックには「日本列島を、強く豊かに。」「サナエあれば憂いなし」のフレーズが。壇上には、しっかり日本国旗も。
<mewは「サナエだと、憂いばかり」だよ。_(。。)_>
『高市氏は9日午後2時から国会内で記者会見しました。冒頭、「総裁選挙に立候補する。国の究極の使命は、国民の生命と財産、領土・領海・領空・資源、そして国家の主権と名誉を守り抜くことだ」と述べました。
その上で「総合的な国力の強化が必要だ。それは外交力、防衛力、経済力、技術力、情報力であり、すべてに共通する人材力だ。何よりも経済成長が必要だ。経済成長をどこまでも追い求め、日本をもう一度世界のてっぺんに押し上げたい」と強調しました。(NHK24年9月9日)』
高市氏は前回21年に、安倍元首相の後押しを受けて、総裁選に出馬。安倍氏が22年に亡くなってからも、自分こそが安倍晋三氏の後継者、日本会議系の超保守勢力を守って行くべき存在だとアピールし続けて来た。(@@)
それもあって、今回も超保守思想に基づく政策を前面に押し出して来ている。
憲法改正については「新しい憲法を制定する」という(現憲法は無効だと解する)超保守派独特の表現も使っていた。(~_~;)
『憲法改正については「自衛官の名誉と誇りを守り実力組織として揺るぎない位置づけをするため、憲法を改正する。少しでも早く国民投票ができる環境をつくるため頑張りたい」と述べました。
皇位継承をめぐっては「1つの血統のもとで126代も続いた皇室は日本にしかない宝物だ。皇統をお守りするため皇室典範を改正する」と述べました。
そして総理大臣になっても靖国神社に参拝するか問われ、「国策に殉じられ自分たちの祖国を守ろうとした方に敬意を表し続けることは希望するところだ」と述べました。(同上)』
一方、「選択的夫婦別姓」については、過去に旧姓を使用できる環境整備を国などに義務づける法案を作成したことに触れ、「法案が通ればほとんどの不便は解消される」と述べ、導入に慎重な姿勢を示しました。(同上)
<皇位継承は、男系男子を守ると。夫婦別姓制度は認めず。旧姓を法的にも使用できるようにすることで解決することを提案。>
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『危機管理分野への投資によって国民の安心と安全を確保し、成長分野などに戦略的な財政出動を行って、強い経済を実現すると説明しました。
さらに安全保障政策をめぐり、宇宙やサイバー空間などを含めた国防体制を構築するほか、主体的な外交によって同盟国や同志国との連携を進める考えを示しました。
また、北朝鮮による拉致問題について「解決が困難になっている現状は否めないが、あらゆる手段を尽くしてすべての被害者の帰国を追い求めていく」と述べました。(同上)』
『「令和の省庁再編」に挑戦するとして、インテリジェンスの司令塔となる「内閣情報局」や、サイバーセキュリティー対策などに一元的に取り組む機関の設置に意欲を示しました。(同上)』
非核三原則の見直しについても言及していた。^^;
『「核兵器を持たず、 作らず、持ち込ませず」の非核三原則に関し、「アメリカの拡大抑止の下にあるのであれば、『持ち込ませず』という部分についてはしっかりと議論しなければいけない」とも語った。(東京新聞24年9月9日)』
自民党内の裏金不記載議員に関しては、特に対応しない方針を示した。
<安倍派の裏金不記載議員には、安倍系超保守派の議員が多いので、彼らに配慮したのだろう。>
『政治とカネの問題を受けた党改革をめぐっては「カネの入りと流れから属人性を徹底的に排し、使途の公平性と公正性を担保できる仕組みをつくる」と述べました。
収支報告書に不記載のあった議員を次の選挙で公認するか問われたのに対しては、「党の調査で決着した処分を総裁がかわったからといって、ちゃぶ台返しをするのは独裁だ。党で決めた処分をひっくり返すような行動は取らない」と述べました。
さらに党に適材適所の人事システムを整備するとともに、総理大臣や閣僚の給与を廃止する考えを示しました。(NHK24年9月9日)』
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高市氏の出馬会見を受けて、やはり安倍晋三氏が後ろ盾になっていた超保守派の杉田水脈氏が、Xに高市氏応援の投稿を連投。<高市大臣のお人柄が滲み出た会見だったとか。自身の名刺に1枚1枚「高市早苗候補をよろしくお願いいたします」と手書きしている姿を動画でアップしたりとか。^^;>
その杉田水脈氏は先週、沖縄に行っていたのだが。6日の講演会で、アイヌ民族などへの差別初元で批判されていることに対して、「反日の左翼がどれだけ力を持っていて、どれだけ面倒くさいか」と述べていたという。(-"-)
『「メディアに非公開とした講演の中で、杉田氏は差別に反対するさまざまな人々が「みんなつながっている」と繰り返し主張した。「相関図が頭に入っていたのは安倍(晋三)首相。今、自民党の中で脅威が分かっているのは私くらいではないか」と語った。
「アイヌ民族が『差別されている』と発信すると、ロシアに日本へ攻め込む口実を与える。琉球がことさら『差別されている』と言うことは、中国を利する」とも述べた。(沖縄タイムス24年9月8日)』
杉田氏は、安倍氏の力で衆院選比例区の上位に位置付けられていたため、連続当選していたのだが。「衆院は、もう私は出られないと思っている。来年の参院選に全国比例で出たい」と言っていたとか。<特別にヒイキされないと衆院選の比例上位にはしてもらえないって、自分でもわかっているのね。^^;>
世の中、色々な考え方を持つ人がいてもいいのだが。高市氏や杉田氏のような偏った国家主義、伝統重視の思想を持つ人たちを、国政のTOPに置くことだけは阻止したいと、強く思っているmewなのである。(@_@。
THANKS