【サッカーW杯アジア最終予選・・・日本は2戦め、バーレーンとアウェイで戦い、 で勝利した。(前半37分上田 (PK)、後半2分上田、16分守田、19分守田、36分小川)テキスト速報&中央黒塗りの外国の中継映像(?)やハイライトを見たのだが、完封と上田、守田らのゴールによる勝利は嬉しいけど、ちょっと枠外シュートが多かった感じもした。^^;
ちなみに日本が属するC組FIFA各国のランキング(24年7月)は、日本(18)、オーストラリア(24)、サウジアラビア(56)、バーレーン(80)、中国(87)、インドネシア(133)なのだが。
オーストラリアが1戦めでバーレーンに0-1で負け。2戦めにインドネシアと0-0で引き分け、苦戦している。日本は現段階で勝ち点6のTOP。下位のチームにとりこぼしをしないように、ガンバ!o(^-^)o】
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今回は、総裁選以外のことを書こうと思っていたのだが。チョット驚いたニュースが出ていたので、一つだけ。
自民党の総裁選への出馬を目指していた野田聖子氏は、推薦人を20人集めることが難しいことから、出馬を断念したという。
驚いたのは、そのあとの話だ。(@@)
『野田氏はすでに出馬表明している小泉元環境相の支援に回る方向で、小泉氏の陣営では、野田氏を選対本部長に起用する方向で最終調整に入った。
野田氏は自身の長年の持論である選択的夫婦別姓について、小泉氏が賛成の立場で1年以内の法案提出を掲げていることなどを評価し、小泉氏の支援にまわったものとみられる。
野田氏を支持していた議員の一部も、小泉氏の支援に回る見通しだ。(FNN24年9月10日)』
<朝日新聞にも小泉支持の話が出ていた。^^;>
昨日の『菅の力に野田聖子、高市が恨み節・・・』という記事にも書いたが。野田氏は本人が「新しい派閥が出現している。やっぱり菅さんはとても強い。声をかけても全部ブロックされる」と不満をもらしていたように、菅義偉氏&菅Gの圧力もあって推薦人集めが難航。出馬を断念せざるを得なかったのだ。^^;
それが、もしこの話が本当なら、よりによって菅氏が支援する小泉進次郎氏の支援をするとは。(・o・)
野田氏は、自民党内でも平和・リベラル志向で知られており、新自由主義の小泉進次郎氏とは基本的な政治理念が違う。
いや、それこそ野田氏は、05年には小泉父の郵政民営化法案に反対したため、離党を強いられ、衆院選で刺客まで送られたというのに。(それでも勝ったのもスゴイけど。)
野田氏は長い間、選択的夫婦別姓制度の導入を主張していたので、進次郎氏がそれを1年以内に実現してくれるなら支援してもいいと。もしかしたら子育て政策、障害者多作も含め、進次郎氏と考えが合う部分があって、入閣などの話が出たかも知れないけど。何だか、腑に落ちない。_(。。)_
<ちなみに前回は野田聖子氏の推薦人代表だった三原じゅん子氏も、神奈川選挙区入りで菅氏に世話になったことから、小泉支持を表明している。>
今回は、パワハラ、おねだり告発を受けた兵庫県の斎藤元彦知事のことを書くことにしよう。斎藤知事は(推薦した維新も?)、ここに来てかなり追い込まれて来た。(@@)
この告発問題では、告発をした職員、知事の仕事に関わっていた職員の2人が自死。しかし、知事が告発された事実をなかなか認めず、責任をとる気配もなかったことから、ついに百条委員会が開催されるに至っている。(・・)
この百条委員会で、どんどんパワハラやおねだりの実態が明らかになることに。しかも、知事が告発文書を内部通報として受け止めて告発者を尊重しようとせず。「誹謗中傷性が高い文書なので、作成したのがどなたかを探すのは必要なこと」として、告発者探しを指示し、告発内容を調査をする以前に、早期に職員の処分をはかったことも判明した。このような対応は、公益通報者保護法に違反する疑いがある。(-"-)
斎藤氏は、21年8月に自民党、維新の会の推薦で知事選に当選して、知事に就任。特に維新の会は、前知事が維新と都構想などで対立していたことから、斎藤氏の選挙戦に力を入れており、松井一郎大阪市長(当時)や吉村洋文大阪府知事が何度も応援に駆け付けていた。^^;
自民党は(実はもともと全面支援ではなかったこともあり?)、先月には、知事の言動を問題視し始め、野党の県議団と共に、辞職要求を出すことで一致したのだが。維新は、この問題が出てから、ずっと斎藤氏を擁護するような姿勢を継続。先週も、吉村知事らが「百条委員会の様子を見たい」「事実を知りたい」とごまかしていた。(-"-)
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しかし、世間から斎藤知事の言動への批判、維新の擁護姿勢への疑問が強まっていたことから、維新内で「かばい続けると党がもたない」という声が噴出。
<衆院選を控えて、支持率が低下していることもあり、特に国会議員団から強い要請があったらしい。>
『潮目が変わったのは、8月の大阪府箕面市長選だ。地域政党・大阪維新の会が公認した現職首長が、結党以来初めて敗れた。応援に入った吉村氏は直接、有権者から党の対応に苦言を呈されたという。近く次期衆院選が予想され、党内では「斎藤知事をかばい続けると、党がもたない」との声が強くなった。(略)
県議団が8日に行ったオンライン会議では、「知事の資質に疑問が残る」など厳しい意見が飛んだという。
9日に東京都内で記者会見した藤田文武幹事長は「方針転換と言わざるを得ない。批判は真正面から受け止める」と述べた。(読売新聞24年9月10日)
維新の共同代表の吉村大阪府知事が9日になって、7日に斎藤知事に電話をして、辞職&出直し選を促したが、斎藤知事は応じなかったという話を公表した。(~_~;)
『「間違いは間違いと認めて謝り、辞職して県民に問うべきだ」
9日夕、大阪府庁で記者団の取材に応じた日本維新の会の吉村洋文・共同代表(大阪府知事)は、7日に電話で斎藤知事を説得した際のやりとりを説明した。斎藤知事は最後まで、承諾することはなかったという。(読売新聞24年9月12日)』
また、兵庫県議会では第2会派となる維新の会の県議団も、ついに斎藤知事側に辞職するように申し入れたという。
『兵庫県の斎藤元彦知事らを元西播磨県民局長が文書で告発し、懲戒処分を受けた後に死亡した問題で、日本維新の会は9日、斎藤知事の辞職と出直し選挙を求める申し入れ書を服部洋平副知事に提出した。維新は、真相究明を求めて知事の進退に対する態度を保留していたが、「県政運営に支障が生じている」として方針を転換した。これにより、県議会の全5会派が辞職を求める考えを示した。(神戸新聞24年9月10日)』
興味深いのは、維新の会は、一応、辞職をして出直し選をすべきだと主張していることだ。<ただ、吉村代表は出直し選では支援しないと言っていたけど。>
『日本維新の会の藤田文武幹事長は国会内で会見し、「県政の停滞を招いている。辞職して出直し選挙をすることで、県民に真を問うことが政治家に許された手段」と説明。「(維新の)判断が遅いという批判は真正面から受けたい」と語った。辞職が受け入れられなければ、不信任決議案の提出も検討するという。維新は2021年の知事選で自民党とともに斎藤知事を支援。藤田幹事長は「推薦した責任がある」とした。(同上)』
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維新が斎藤知事を擁護していた理由として、1・斎藤知事と組んで、万博その他のイベント開催、IR、都構想などを進める予定だったこと(維新の思うように動く?)、2・今、県議会を解散をされると、維新の当選者が減るおそれがあることが挙げられているのだが。<さらにウラに何か事情があるという見方も。^^;>
この問題は兵庫県や関西圏だけでなく、全国の維新の勢力にも影響する可能性があるし。公益通報制度のあり方も含めて、興味深くウォッチしているmewなのだった。(@_@。
THANKS