【将棋・・・王座戦五番勝負第二局が名古屋で行われ、藤井聡太王座(七冠)が永瀬拓矢九段に123手で勝ち、2勝0敗とタイトルに王手をかけた。
藤井が得意の角換わり腰掛銀で始まった対局は、途中まで以前に指したことがある形だったとかで、開始30分で78手も進むことに。(午前中覗いたら、もう80手を過ぎていてビツクリして、あわてて少し巻き戻した。)76手め、80手めと永瀬が準備して来た手を仕掛けたが、藤井が銀を捨てでうまく対応し「さわり方を間違えてしまった」と悔やんでいたという。藤井は次に勝つと永世王座となるが、永瀬としても3連敗は避けたいところ。次にガンバ!o(^-^)o
テニス・・・成都OP(250)でダニエル太郎(90位)が第8シードのソネゴ(50位)に2-0で勝利。錦織は今日、67位のシャン(中)と対戦する。この位置の選手にしっかり勝てるといいな。ガンバ!o(^-^)o】
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自民党総裁選は、上位3人にしぼられて来た様子。各社の調査によれば、党員+国会議員の票数で、1位が石破茂、2位が高市早苗、そして3位の小泉進次郎が追いかけている感じになっている。(-_-;)
前回の総裁選から叫んでいることだが、脱アベ・スガ路線を目指すmewとしては、高市が総理総裁になることを何とか阻止したい。(・・)
というのも、高市は我こそが安倍晋三の後継者だとアピールしている日本会議系戦前志向の超保守派。しかも、同時にスガ路線に沿うアベノミクスの信奉者だからだ。<前回はサナエノミクスとか言ってたし。^^;尚、小林鷹之、加藤勝信も超保守派。(-"-)>
前回の総裁選から岸田文雄を応援していたのも、ひとえに高市を首相にしたくなかったからこそ。ここで高市が総理総裁になったら、折角、岸田首相が崩して来たアベスガ路線に逆戻りしてしまうことになる。それでは、日本がアブナイ!(**)>
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もう一つ、高市が総理総裁になった場合に問題だと思うのは、高市が安倍派・二階派のパー券裏金不記載事件のことを大きな政治的問題だとはとらえておらず。もう終わったことして、処理しようとしていることだ。(-"-)
高市は9日の出馬会見で、裏金議員を公認したり、要職につけたりするのかと問われ、こう答えた。<このフレーズは、その後の会見や討論会でも使っている。>
『「非公認も含めて党内で議論を積み重ね、調査をし、決着した処分を総裁が替わったからといってちゃぶ台返しするというようなことをしたら、それは独裁だと思いますので、そういうことはいたしません」とし、他の議員と同じような扱いになるとした。(スポニチ24年9月9日)』
さらに、裏金についての説明ばかりしていると「その話より次の日本の話をしてくれと言われているんだ」と。もう説明責任は終わっているかのような言い方をするのである。(@@)
『「“このことは国民の皆さんに大きな不信を抱かせたものであるから”と、細かく細かく選挙区を回り、何度も何度も説明を重ね、謝罪をされ、インターネットなども活用しながら自分の状況を説明してこられた方々もいらっしゃいます。地元でその話ばっかりしていると、“その話より次の日本の話をしてくれと言われているんだ”といった話も聞きました」と説明した。(同上)』
12日の告示日になって、高市が何故、そこまで裏金不記載議員を擁護するのかわかった。
高市早苗の推薦人20人のうち、何と13人が安倍派の裏金不記載議員だったのだ。(゚Д゚)
<関連記事・12日の『高市の推薦人、14人が裏金不記載議員・・・』。尚、当初14人と報じられていたが、13人に訂正された。>
今回の総裁選では、「政治とカネ」の問題にどのように対応するのかが、最大の争点の一つのはずだし。常識的に考えれば、裏金不記載の不正行為を働いた議員は推薦人から外すべきだと思うのだが。
高市は、安倍派に超保守仲間が多いこともあってか、不正を犯した議員を13人も自分の推薦人にしたのである。(>_<)
それでは、裏金不記載の不正行為のことは、もはや攻めず。ろくに反省もせず。さっさと幕引きをしようとするのも、無理はあるまい。(-"-)
しかも、もし高市が首相になったら、この裏金議員のうち多くは要職につく可能性があるのだ。^^;
自民党の議員や支持者には、古くから「政治にカネがかかるのは当たり前」「昔から多少の不正は行われているが、仕方がないこと」「それよりも国の政治を進めることが大事」という考え方の人が存在するのだが。
高市陣営は、いまだにこのような考え方をしているおそれがある。(-"-)
<尚、高市は、裏金議員が13人も推薦人になっていたことに関して、「どの方を入れるかは選対、チームに任せた。翌日の新聞(を読む)まで知らなかった」(時事9.19)と釈明していたのだが。告示前に本人が推薦人のことを全くチェックしていないということは、一般的にあり得ないと思うし。逆に、もし全てスタッフ任せにしているとすれば、また何かあったらスタッフのせいにするのは、かなり無責任だと言えるかも。^^;>
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さらに高市陣営には、総裁選のルールを意図的に破ったのではないかという疑惑が呈されている。(@@)
この件は、11日の『総裁選に8つのルール。高市に違反指摘が』にも書いたのだが。
自民党の総裁選挙管理委員会は今回の総裁選でカネのかかる選挙を防ぐため、(1億円かかるという)党員へのパンフ郵送を禁止するなどのルールを決めた。(・・)
しかし、高市陣営が、自民党員にリーフレットを郵送していたことが判明。選管委の逢沢一郎委員長から口頭注意を受けたものの、他の候補の陣営から、選挙の支持に影響が出ている、不公正な行為がなされたとの批判が止まらずにいる。(-"-)
高市陣営は「今回のリーフレットは総裁選目的ではなく、国政報告」「選管委が4日に通知するより前に、郵送を終えた」と説明しているのだが。
仮に候補者への通知が4日だったとしても、選管委は7月末から、パンフ郵送は禁止する意向を示し、事前に呼びかけなども行なっていたのだ。(**)
<8月1日の『自民の総裁選、パンフで1憶+電話やホテル費用も。カネのかからぬ総裁選、目指す?』、21日『自民党総裁選にはカネに関する規制なし。億単位の選挙費用、実弾が飛び交う可能性も』>
自民党は、政治資金規正法も含め、政治カネの問題に関して、ふつうに考えれば望ましくないとわかっていつつも、抜け穴を探して行為に及ぶということが日常茶飯事になっているわけで。
高市陣営も「パンフの郵送はマズイらしいけど、通知が来る前に作って、送っちゃえ」とコトに運んだ可能性が十分にある。(-_-;)
高市早苗とは政治理念や思想が合わない上、様々な不正行為を平気で見逃す体質に大きな問題を覚えるし。(お国のためなら、不正もOKになりかねない!)改めて、高市が総理総裁になったら、日本がアブナイ!と大きな声で言いたいmewなのだった。(・o・)
THANKS