【将棋・・・9月30日に京都市で王座戦5番勝負第3局が行われ、藤井聡太王座(7冠)が永瀬拓矢九段に156手で勝利。3勝0敗で、王座のタイトルを防衛した。(*^^)v祝
昨年10月、藤井に王座のタイトルを奪われた永瀬としては、かなりの準備をしてリベンジを期していたのではないかと察する。第3局も角換わりから開始わずか1時間で62手も進み、お互い勉強十分という感じ。(2人は定期的に共に研究する仲間ゆえ尚更に。)昨日もチョコチョコ覗いていたのだが、中盤から永瀬が徐々に押し、藤井が先に持ち時間を消費。終盤にはずっと70%台の優勢だったので「今日は行けそう」と思って目を離したら、ネット記事に「藤井、防衛」と出て、「え~?」と。(・o・)
終盤は瞬時の判断が必要とされる1分将棋。劣勢だった藤井が146手めに9筋に香車を打って王手(実は伏線もあり)。これに永瀬が歩の合駒をしたのが失敗で、AI評価が永瀬の83%だったのに、一気に藤井の98%に変わる大逆転を導いてしまった。<永瀬いわくエアポケットにはいったとか。>永瀬は昨年の王座戦でも、99%優勢から藤井に一手で大逆転をされていただけに、かなり悔しかったのではないかと察する。
<永瀬は超生真面目&努力家だから、落ち込んじゃないかと心配。^^;>
それにしても、恐るべし、藤井マジック。(@@) 5日からは、4連覇がかかる竜王戦(賞金最高額)が待っている。挑戦者は佐々木勇気八段。二人ともガンバ!o(^-^)o】
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石破内閣の閣僚人事については、明日の記事にゆっくり書こうと思うのだが。
三原じゅんこ氏(60・参院3期・無派閥)が、ちゃっかりと初入閣を果たしたのには、唖然としてしまうところがあった。(@@)
三原氏は、かつて女優や歌手として芸能界で活動。(金八先生の「顔はやばいよ。ボディをやんな」のセリフは超有名。)レーシング・ドライバーを経て、自身の体験を機にがん撲滅の活動に従事。それが縁で10年の参院選で自民党から比例出馬し初当選を果たす。無派閥ながら菅グループの一員とされ、16年の参院選からは、神奈川県連の菅義偉氏に働きかけて、強引に神奈川選挙区からの出馬に替えてもらった。^^;
12年の総裁選の時には、石破茂氏の推薦に。21年の総裁選では、野田聖子氏の推薦人に。「私を政治の世界に導いてくれた母」と持ち上げ、その後、野田少子化担当大臣の補佐官を務めたりもしていた。
で、今度は石破氏を支持するのか、野田氏にするのか(野田氏は推薦人が足りず困っていたし)と見ていたら、Xに「古い政治を決着をつけり時が来た。だから私は小泉進次郎」と投稿。何と今回は小泉進次郎氏の推薦人になっていてビツクリ。<その後、出馬を諦めた野田聖子氏も小泉氏の推薦人になっていて2重にビツクリだったけど。^^;>
しかも、総裁選後にはわざわざ記者団に、決選投票では石破茂氏に票を入れたとアピール。「これからは新総裁をしっかり支えていきたい」「石破先生がいつもおっしゃっているような、国民のみなさんを信頼した政治を(自民党は)行っていかなければならない」などとヨイショしていた。(・o・)
石破氏が選んだのか、菅氏がプッシュしたのかわからないが。そうか~。こうやって初入閣を果たすんだ~って感じが。<女性議員に限らず、男性でもこんな風に成り上がって行く人が少なからずいるとは思うけど。^^;>
果たして三原氏がこども政策などを担当するに適しているのか「???」だし。週刊誌ネタになりそうなツッコミどころがあるようなので、石破内閣のボディにズシズシッと来そうな問題が生じないか、ちょっと心配だ。<期待込み、だったりして。(>_<)>
ところで、昨日30日に石破総裁が、10月27日に解散総選挙を行なうと発表したのを受けて、何と世耕弘成参院議員が、和歌山2区に鞍替え出馬する意向を示したという。(・o・)
『自民党派閥の政治資金規正法違反事件を受けて同党を離党した世耕弘成・元経済産業相(参院和歌山)は、次期衆院選で和歌山新2区から無所属で立候補する意向を固めた。地元後援会幹部と協議し、10月5日にも出馬表明する見通しだ。
関係者が明らかにした。新2区からは政治資金問題を巡る責任を取るため不出馬を表明した二階俊博・元幹事長の三男、伸康氏が自民から出馬予定で、党内から反発が出るのは必至だ。(読売新聞24年10月1日)』
世耕氏は参院幹事長を務め、自民党&旧安倍派の参院議員のリーダー的存在。ただ本人は、首相を目指しており、衆院に鞍替えする機会を狙っていた。<ライバルの林芳正氏が山口県で衆院鞍替えに成功し、総裁選に出ていたので、かなり焦っていたかも。>
和歌山2区からは、長い間、党重鎮の二階俊博氏が出馬していたので、なかなか鞍替えを実行の移せず。さらに今春、パー券裏金事件で党員資格停止処分を受け、自民党を離党することに。
しかし、二階氏が体調不良&裏金問題もあって、議員を引退し息子に選挙区を譲ることになったのを見て、ここで勝負に出ようと決意したようだ。
この戦いは、ちょっとした見ものかも。(@@)
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最後に、元自民党→立民党の中村喜四郎氏(75・衆院15回)が、政界引退を発表した。中村氏は94年のゼネコン汚職事件で逮捕され、03年にあっせん収賄罪で実刑判決後、失職したものの、05年の衆院選で国政に復帰。小沢一郎氏(18回)に次ぎ、15回も当選を果たし「無敗の男」と呼ばれた。
ただ、その中村氏も引退を決意したのは、息子に選挙区を引き継ぐためだと知って、「な~んだ」という感じ、(~_~;)
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しかも、中村氏は野田佳彦氏を代表にするため、若手・中堅グループを率いる重徳和彦氏に、こんな(余計な?)アドバイスをしたという。(-_-;)
『中堅・若手グループ「直諫の会」(約20人)を率いる重徳氏は、もともとは代表選への立候補を視野に入れていた。会の中にも出馬待望論は根強かったが、8月19日、野田氏に対して電撃的に立候補を要請し、以降は野田陣営の中心メンバーとして勝利に貢献した。
突然の〝翻意〟に、グループ内には「どういう狙いなのか」(中堅)との戸惑いも広がった。実は、重徳氏を後押ししたのは当選15回を数える立民の重鎮、中村喜四郎元建設相だった。
「野田氏につけ。要職をとれる」。中村氏は重徳氏にこう説いた。理想を実現するための手段は、代表選に名乗りを上げることだけではない─。経験豊富な大ベテランから助言を受け、重徳氏は迷う気持ちを抱えながらも従うことにした。(産経新聞24年9月25日)』
野田氏が当選したため、重徳氏は4期生ながら政調会長に抜擢され、党の要職を担うことに。重徳氏&「直諫の会」は、党内では小沢一郎氏とも懇意の関係にあり、出世コースに乗ったと言えるだろう。^^;
野田(&小沢)体制の立民党は、自民党に負けない論功行賞人事を行なっており、どんどん第2自民党に近づいて行く感じがして。「さあ、衆院選」という時期なのに、立民党支援のモチベがタウンしたままのmewなのである。_(。。)_
THANKS