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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

袴田事件、検察が控訴断念。58年を経て、無罪が確定+イスラエルの攻撃を止めたい+将棋


 これは10月8日、2本めの記事です。
  
 東日本大震災、熊本、能登の大震災をはじめ全国の自然災害の被災地の方々へ 早期復興を願うと共に、前向きにガンバです。o(^-^)o また、阪神淡路大震災を含め、被災地だけでなく全国の人々が、各地の被害、経験、情報などを風化させず、今後の災害の予防、対策に活かすようにして行きましょう!(・・)


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】  

【将棋・・・5,6日、竜王戦七番勝負の第一局めが渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われ、先手の藤井聡太竜王(七冠・22)が佐々木勇気八段(30)に117手で勝ち、1勝めを挙げた。
 佐々木は、30連勝を達成する直前に藤井に勝利し、「藤井を止めた男」として注目された棋士。タイトル戦は初挑戦で、前日から様々なことに興味津々。おやつのメニューとにらめっこして、2つ頼んでもよいのかなどと思案。<実際、食事もおやつも2種類、頼んでいた。^^;>ただ、かなり対局の準備をして来たようで、序盤で6筋の歩を進めるなど研究手を披露。<ひふみん(加藤一二三)も初めて見たと感心してた。>その後は慎重な探り合いが続き、1日めの午後は、5手しか進まなかったほど^^; 2日めにはいっても、終盤までほぼ互角の戦いだったが、最後は藤井に押し込まれてしまったのだが、ひふみんが勝負は「紙一重」だったと評していた。
 佐々木は対局後、封じ手のあと、藤井に「ずっと感心する順を指された」と感想を述べていたが、「悔いはない」「楽しかった」とスッキリした表情だった。次戦は先手だし、研究して来た攻めが見られるかも知れない。o(^-^)o】
 
* * * * *

《速報》 いわゆる袴田事件の再審で、静岡地裁が袴田巌氏に無罪判決を出したのに対して、検察側は控訴を断念すると発表した。

 1966年(58年前)、袴田巌さんは1当時勤務していたみそ製造会社の専務宅が全焼し、一家4人の遺体が見つかったことから、強盗殺人放火事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けることに。しかし、巌さんは無罪を訴え続け、姉や支援者が粘り強く再審請求を行ない、昨年になってようやく再審がスタート。先月、静岡地裁が、証拠捏造や違法な取り調べがなされたとして、無罪を言い渡していた。(・・) 
 
 8日、女性として初の検察TOPになった畝本直美検事総長が談話を発表し、控訴を断念することを明らかにした。(全文を*1に)
 
 検察側は、証拠捏造と判断されたことなどは承服し難いとしながらも、「袴田さんが、結果として相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、検察が控訴し、その状況が継続することは相当ではないとの判断」したと。そして袴田さんが長期間、法的地位が不安定な状況に置かれたことに「刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております」と謝罪。「最高検察庁としては、本件の再審請求手続がこのような長期間に及んだことなどにつき、所要の検証を行いたい」と結んだ。

 検察はかなりプライドが高い機関ゆえ、裁判所に証拠捏造と判断されたことは簡単に承服しがたかっただろうと察するが。ただ、この件にかかわらず、過去の検察の捜査や取り調べの仕方には問題が少なからずあったと思うし。今はその反省も活かして、法や人権を重視するようになっているわけで。(まだ不十分な部分がかなりあるとは思うけど。^^;)今回、袴田さんの人権を尊重して、控訴断念を決めたことは評価したい。<ある意味で、大きな進歩だと思うし。この判断によって、むしろ検察に対する信頼も増すと思う。>
 ただ、もっと早く解決すべき事案だったし。検事総長も言っていたように、今後、このようなことがないように、きちんと検証を行なって欲しい。(・・)
 
 ずっと無罪を訴えながらも、死刑宣告を受けて長期間、拘禁生活を強いられ、人生を潰された上、心身にも支障が生じてしまった袴田巌さんのことを思うと、何をどう言っていいかわからない気持ちになってしまうのだが。60年近くにわたり、弟の無罪を信じ、支え続けて来た&裁判の内外で戦い続けた姉・ひで子さん(91)には、敬意を表すると共に、2人の強い意思と努力が報われて「本当によかった」と。また、「おつかれさま」と申し上げたい。<長年、支援や協力をして来た方々にも。m(__)m>
 
 いまや高齢になってしまった姉弟だが、どうか健康に気を付けて、心身共に本当に自由な日々を穏やかに楽しく過ごしていただきたいと願っている。(++)
 
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 話は変わって・・・。
 
 10月7日で、イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから1年立った。
 イスラエル軍は、ハマスが拠点としているパレスチナのガザ地区に侵攻。ハマスを征伐し、人質を救出するためという大義名分の下に、ガザ地区で生活する民間人を4万人以上殺害。ガザ地区では、病院や学校なども含め、建物の60%以上が破壊された上、薬や食料品、日用品が不足。生活の場も医療も確保するのが困難な状況になっている。(-"-)
 
 さらにイスラエルは、ハマスに連帯を示す反イスラエル(親イラン)のイスラム教シーア派組織ヒズボラとも戦闘を開始。ヒズボラの拠点があるとされるレバノンの首都や南部の地域を次々と攻撃し、民間人を含む2千人以上が死亡したと伝えられている。(-_-;)
 
 このままでは、周辺の国々を巻き込んで、第5次中東戦争に発展しかねないし。ガザ地区やパレスチナ、イスラエルの民間人にこれ以上死傷者を増やさないために、何とか1日も早く停戦合意ができないものかと、哀しみやイラ立ちが募るばかりだ。(ノ_-。)
 
 米国がイスラエルを支持する立場にあるため、イスラエルの暴挙を阻止しにくくなっているのが残念でならないのだが。米国が頼りにならない分、ヨーロッパをはじめ、世界の国々の力をもって、何とかこの戦争を止めにかかれないものかと、イスラエルの言い分もききつつ、うまく仲介にはいれる国や団体は出て来ないものかと、日々、思う。(**)

* * *
 
 5日には、ガザ地区の戦闘が始まって1年を迎えることから、米国を含め、世界各地で反戦のデモが行われたとのこと。
 
『世界各地で5日、ガザでの戦闘や中東紛争の終結を訴えるデモが行われた。
約4万人のパレスチナ支持者がロンドン中心部をデモ行進したほか、パリ、ローマ、ニューヨーク、マニラ、ケープタウンなど各地で数千人が集まった。ワシントンのホワイトハウス周辺でも、米政府のイスラエル支持に抗議するデモが行われた。(略)
 ニューヨークのタイムズスクエアで行われたデモの参加者はガザやレバノンの人々に向けて「あなた方は立ち上がる。人々はあなた方とともにある」と声を上げ、イスラエルに対する武器禁輸を求める幕を掲げた。(ロイター24年10月6日)』
 
 また、フランスのマクロン大統領が、イスラエルへの武器輸出を停止し、紛争の政治的解決を行なうよう呼びかけていたのだが・・・。
 
『フランスのマクロン大統領は5日、パレスチナ自治区ガザで使用される武器について、紛争の政治的解決に向けた取り組みの一環として、イスラエルへの輸出を停止すべきとの考えを示し』、『「紛争拡大の回避がわれわれの優先事項だ。レバノンの人々が犠牲になってはならない。レバノンがもう一つのガザになってはならない」と述べた。』(ロイター24年10月6日)

 ただ、中東地域に絡むのは面倒だと思う国も多く(経済的な影響を被りたくなという国も)、なかなか世界にこの動きが広まらずにいる。(-"-)

* * *

 日本政府にも、停戦合意の働きかけを頑張って欲しいところ。(・・)

 岸田政権下では、上川外務大臣が昨年11月にイスラエル・パレスチナ・ヨルダンを訪問。イスラエルや周辺国の外相と電話会談を行なうなど、停戦合意のために積極的な姿勢を示していたのだが。<上川氏は空襲サイレンが鳴るウクライナのキーウも訪れていた。>
 石破政権にも、しっかりとアクションを起こして欲しいと願っているmewなのである。(@_@。 <選挙準備や党内の混乱で頭がいっぱいだろうか。せめてメッセージだけでも出せないものか。(-"-)>
 
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産経新聞より


検事総長談話

令和6年10月8日

【結論】

検察は、袴田巌さんを被告人とする令和6年9月26日付け静岡地方裁判所の判決に対し、控訴しないこととしました。

【令和5年の東京高裁決定を踏まえた対応】

本件について再審開始を決定した令和5年3月の東京高裁決定には、重大な事実誤認があると考えましたが、憲法違反等刑事訴訟法が定める上告理由が見当たらない以上、特別抗告を行うことは相当ではないと判断しました。他方、改めて関係証拠を精査した結果、被告人が犯人であることの立証は可能であり、にもかかわらず4名もの尊い命が犠牲となった重大事犯につき、立証活動を行わないことは、検察の責務を放棄することになりかねないとの判断の下、静岡地裁における再審公判では、有罪立証を行うこととしました。そして、袴田さんが相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも配意し、迅速な訴訟遂行に努めるとともに、客観性の高い証拠を中心に据え、主張立証を尽くしてまいりました。

【静岡地裁判決に対する評価】

本判決では、いわゆる「5点の衣類」として発見された白半袖シャツに付着していた血痕のDNA型が袴田さんのものと一致するか、袴田さんは事件当時鉄紺色のズボンを着用することができたかといった多くの争点について、弁護人の主張が排斥されています。

しかしながら、1年以上みそ漬けにされた着衣の血痕の赤みは消失するか、との争点について、多くの科学者による「『赤み』が必ず消失することは科学的に説明できない」という見解やその根拠に十分な検討を加えないまま、醸造について専門性のない科学者の一見解に依拠し、「5点の衣類を1号タンク内で1年以上みそ漬けした場合には、その血痕は赤みを失って黒褐色化するものと認められる。」と断定したことについては大きな疑念を抱かざるを得ません。

加えて、本判決は、消失するはずの赤みが残っていたということは、「5点の衣類」が捜査機関のねつ造であると断定した上、検察官もそれを承知で関与していたことを示唆していますが、何ら具体的な証拠や根拠が示されていません。それどころか、理由中で判示された事実には、客観的に明らかな時系列や証拠関係とは明白に矛盾する内容も含まれている上、推論の過程には、論理則・経験則に反する部分が多々あり、本判決が「5点の衣類」を捜査機関のねつ造と断じたことには強い不満を抱かざるを得ません。

【控訴の要否】

このように、本判決は、その理由中に多くの問題を含む到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容であると思われます。しかしながら、再審請求審における司法判断が区々になったことなどにより、袴田さんが、結果として相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、本判決につき検察が控訴し、その状況が継続することは相当ではないとの判断に至りました。

【所感と今後の方針】

先にも述べたとおり、袴田さんは、結果として相当な長期間にわたり、その法的地位が不安定な状況に置かれてしまうこととなりました。この点につき、刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております。

最高検察庁としては、本件の再審請求手続がこのような長期間に及んだことなどにつき、所要の検証を行いたいと思っております。

以上

by mew-run7 | 2024-10-08 20:36 | 政治・社会一般
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