【将棋・・・竜王戦七番勝負第3局が26,27日に京都の仁和寺で行われ、藤井聡太竜王(七冠)が佐々木勇気八段に99手で勝利。2勝1敗とリードした。
後手の佐々木は、今回も研究手を炸裂。通常は居飛車派なのだが、今回は角換わりからのダイレクト向かい飛車なる意表の型に。(タイトル戦で初めて見たかも。)藤井は1日めは慎重に受けていたが、本人は「押されている」と感じていたとか。2日め午後から「攻め合いで勝負しようと思った」と、一気に攻めに転じて、佐々木いわく「終盤、気がついたら負けていることが多い」とのこと。ふと気づけば、藤井が8~90%優勢になり、5四角で21手詰めと表示。前回は佐々木が103手で強い勝ち方をしたのだが、手数ではそれを下回る99手での勝利となった。(ひそかにより少ない手数で勝ってやろうと狙っていたりして?^^;)
次は先手になる佐々木がどんな手を繰り出して来るか楽しみだ。o(^-^)o】
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まず、どんなにいい政策を唱える議員でも、どんなに地域に利益をもたらしてくれる議員でも、それ以前に、不正、違法な行為を行なったり、不公正な手段を用いた選挙などを行なったりした議員は、1回落選させて、反省をしてもらわなければならない。
彼らには、国会議員として活動する資格がない。そして、国民こそがその資格をはく奪する権利を有しているからだ。(**)
これを安易に許して当選させると、彼らは「国民への説明責任は果たした」「禊が済んだ」として、自分が不正を犯したことなどなかったかのように、政治活動を行なうことになるからだ。(-"-)<彼らは不都合なことを忘れるのは、国民より得意だ。^^;>
そして、「どうせ国民なんて、メディアや野党に煽られて怒ったふりをしていても、すぐに忘れる」「不正行為よりも地元の利益の方を優先するはずだ」などと国民をナメくさって、また好き勝手な言動やカネ重視の政治活動を行なうようになるのである。(-"-)
その点では、今回の衆院選、公示日の頃に書いたのだが。やはり自民党の裏金不記載議員が、何人落選するのかという点は、重視したいと思っている。
国民は「ダメなものはダメだ」と毅然に対応して欲しい。(++)
旧統一教会との関係もしかりだ。(@@)
22年に安倍元首相が参院選中に、旧統一教会信者2世から銃撃されたのを機に、自民党と同協会との関係が問題視されたのだが。今回の衆院選は、この問題が明るみになってから、初めての国政選挙になる。
何かしれっと、そんな問題はなかったかのようにしている議員が多いのだが。自分の選挙区の議員が、問題がなかったかどうか、きちんとチェックをして欲しい。(・・)
話は変わるが・・・。1本めの記事でカットした話などを、ここに書いておきたい。(何かすっきりと選挙を終わりたいので。)
石破首相の選挙活動を見ていて、政治家は、というか、人間はこんなに変わってしまうものかと、その変節ぶりに呆れてしまうところがあった。(@@)
まあ、自民党のTOPとして何とか候補者をひとりでも当選させたいという思いが強くなっているのだろうけど。早期解散の断行や政策の転換の仕方を見ても、総理総裁という地位(悪魔のような地位?)に魂を売ってしまったかと思うほどだ。(~_~;)
石破首相は、何と、あの安倍元首相が使っていた「悪夢の民主党政権」というフレーズを使っていたというのだ。(゚Д゚)
『石破氏は2019年、当時の安倍晋三首相が党大会で「悪夢のような旧民主党政権に戻すわけにはいかない」と訴えたことに、「過去の政権を引き合いに自分たちが正しいと主張するやり方は危ない」と批判した経緯がある』のに、である。(中日新聞24年10月23日)
<まあ、mewにとっては「悪夢のアベスガ政権なのだけど。こういう言葉は、理性のない妙な思想に染まった「何でもあり」の政治家しか使わないのかと思っていた。(-"-)>
『「『悪夢のような民主党政権』と言うが、あのときほど野党で申し訳ないと思ったことはない」。22日午後、愛知県豊田市。自民前職の会合に駆けつけた石破氏はこう訴えた。その後の街頭演説でも「『あんな人たち』にこの国を任せるわけにはいかない」と、再び安倍氏が多用したフレーズを用いて野党批判を展開した。
石破氏が触れた「悪夢のような民主党政権」「あんな人たち」という言葉は、安倍氏が発したフレーズとして知られる。2009年衆院選では民主党(当時)の躍進で、野党に転落した自民。12年衆院選で政権奪還を果たした安倍氏は、とりわけ民主を強い口調で批判してきた。(朝日新聞24年10月23日)』
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『国民民主党の玉木雄一郎代表は自身のXを更新し、「『悪夢の民主党』などという批判は石破総理らしくない。かつては、ご自身も批判されていたではないか。また変わってしまったのか」と疑問を呈した。
立憲民主党の小沢一郎衆院議員は事務所名義のXで、「権力という魔物に取りつかれると、人間はここまで駄目になるという典型例。正直ここまで絶望的な総理とは思わなかった。石破内閣は始まる前にすでに終わっている」と厳しい言葉で非難した。(東京駐日スポーツ24年10月23日)
さらに付け足すなら・・・。東京7区に立候補していた丸川珠代氏が、選挙演説の中で、涙ながらに「小選挙区1本です。どうかお助けください!」と懇願していたことも、ネットではかなり批判されていた。
選挙で支持を得るのに、「お助け下さい」はないでしょ~。<一体、何を助けろっていうの?議員の職を失いそうだから、助けてくれということ?(>_<)>
丸川氏は、先週は安倍昭恵夫人に応援に来てもらって、涙ながらに「安倍先生がいらしたら」とか、あざとい訴え方をしていたのだが。こういう議員も、資質なしとして落選させて欲しいところ。(・・)
でも、もっと驚いたのは、石破首相が最終日に応援に来て「丸川珠代を助けてやってください」と訴えたことだった。<そんなことまで言っちゃうんだ~。(~_~;)>
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石破氏はさらに、『演説では、国際競争力の低下や能登の地震被害、自衛官不足や東京の出生率の低下に触れ、何度も「こんな国ではなかった」と繰り返す“石破節”がさく裂した。
「正月に能登を襲った地震と、先日の豪雨被害。私は総理になって一番最初に被災地を訪れましたが、冷たい避難所の体育館での冷たいお弁当。本当に申し訳ないこと、我々の責任です。他国ではすぐに被災地に車が来て温かい食事が振る舞われる。なぜ日本でできないのか。そういうものがなくて何が先進国だ!」「人口が恐ろしい勢いで減っています。あと30年で日本の人口は半分になる。男女の婚姻率が一番高いのに、一番出生率が低いのが東京。そんなことがあっていいはずがありません」と、強い言葉で日本の現状を憂いた。
「お互いが悪口を言い合ったり、足を引っ張り合ったり、そんな国ではなかったはずだ。もう一度この日本を取り戻したい。それができるのは丸川珠代、自民党であります」と締めくくった』という。(ENCOUNT24年10月26日)』
こんな国にしたのは、それこそ長きにわたって日本の政治権力を握って来た自民党の国政運営がひどかったからにほかなるまい。(・・)
それこそ首相が「悪夢の民主党政権」とか「こんな人たち」と、若手議員が「愚か者め」と他党の悪口を言って足を引っ張る政党に問題があったのではないだろうか?(**)<東日本大震災の時だって、自民党が震災対策を手伝って民主党政権の手柄になるのは避けたいって言って、協力してくれなかったもんね。(-"-)>
やはりこれは、早く自民党を解体して政界再編を進め、国民を第一に考えて国政を行なうリベラル勢力による政権を作る必要があるな~と、しみじみ思ったmewなのである。(@_@。
THANKS、