【JRA・・・27日、秋の天皇賞が行われ、2番人気のドウデュース(牡5)with武豊が驚異の追い込みを見せて優勝を果たした。(*^^)v祝
2着に9番人気のタスティエーラ(牡4・松山)、3着に8番人気のホウオウビスケッツ(牡4・岩田望)が入った。
レースは、Hビスケッツが絶妙のスローで逃げる展開。1番人気のリバティアイランドやタスティエーラは3番手辺りにつけ、直線で抜け出す機会を狙っていたのだが。ユタカ・ドウデュースはほぼ最後方におり、「また、ユタカが~。このスローで、そんなとこいてどうすんの?」とツッコンでいたのだが。案の定、直線は逃げたビスケッツなど前残りが多かった中、ドウデュースが32秒5の鬼脚で追い込んで来て、あっという間に前の馬を抜き去って強い勝ち方をした。<ユタカが手で追うのが間に合わないくらい速かった、みたいなことを言っていたけど。自分でビュンビュン前に走っていたかも。ディープのように跳ぶというより、新幹線みたいに超速で前に進んで行く感じ。(@@)>Lアイランドは、直線にはいって、川田も謎の失速をしてしまった。(馬券は枠とワイドで、久々にGI勝利。(^^)v)】
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自民党は、今回の衆院選で大敗したのだが。この結果を真摯に受け止めて、石破茂氏が総裁である間に、思い切った党改革、政治改革を進める大チャンスを迎えたとも言えるだろう。(・・)
ここからしばらくは少数与党ゆえ、うまく野党の協力を得られれば、改革を実現しやすくなるし。自民党の議員たちも、もし改革を実現しなければ、来年の参院選もアブナイということを肝に銘じておくべきだ。(**)
実際、自民党の石破茂総裁(首相)も、衆院選での大敗を受け、28日に党本部で行なった記者会見の中で、このように語っている。
『石破総裁は「わが党の改革姿勢に対する国民の皆さま方の厳しいご叱責(しっせき)と受け止めている」と語り、政治改革の実現に向け全力で取り組む姿勢を示した。また、喫緊の課題である物価高対策や能登半島地域の復旧復興に加え、自身が提唱する「日本創生」への想い等について力強く決意を表明した。』
『「もっと謙虚、真摯、誠実に国民と向き合え。自民党は反省が足りない」の声を頂戴したと強く認識している。
これを受け、今後は身内の論理、あるいは党内の理屈を一切排除し、私自身も原点に帰り、厳しい党内改革を進め、なかんずく政治資金を巡る問題については、さらに抜本的な改革を行っていく。
具体的には、政策活動費の廃止、調査研究広報滞在費の使途公開と残金返納、改正政治資金規正法の付則に盛り込まれ、政治資金の使い道を検証する第三者機関の早期設置といった政治改革について、党派を超えた議論を行い、速やかにその実現を図っていく必要がある。党に対してこのような指示を行う。』(自民党HPより)https://www.jimin.jp/news/information/209301.html
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今回、自民党が大敗した要因には、石破総裁の豹変ぶり(早期解散、一部の政策など)や裏金不記載候補への対応の問題などあるとは思う。
しかし、最大の敗因は、安倍・二階派のパー券裏金事件をはじめとする「政治とカネ」の問題が発覚したことだ。しかも、多くの議員がホンネでは反省しておらず、岸田総裁下で党として政治改革を進めようとしたのに、党全体がその気にならず。政治資金改正法改正でも、パー券売り上げの記載額、政策活動費などなどで最後まで抵抗を示していたことが大きいのではないかと考える。(-"-)
彼らは、それでも「総裁の顔を替えて、刷新感を出して選挙をすれば、国民は問題のことは忘れて、自民党に票を入れる」「多少、議席は減ったとしても、自民党単独でも過半数を割ることはないだろう」と、国民をナメ切っていたのであるが。
今回は、国民は安易には許容せず。自民党に、さらなる反省と生まれ変わりを求めたのだ。(`´)
それを考えると、石破総裁が言うように、今こそ自民党が政治改革を行なうと同意に、これまでの党内の理屈を一切排除し、厳しい党内改革を進めるチャンスなのではないだろうか。(**)
相変わらず国民をナメている議員の中には、早く「石破おろし」をして、新たな総裁を決めれば、流れも変わるに違いないと考えている人もいるようだが。そんなやつらは放っておけばいい。^^;<選挙後も「ただの不記載なのに、メディアが「裏金議員」の言葉を使ったことで迷惑を被った」と文句を言っている人が少なからずにいることに、辟易とさせられる。>
石破茂氏には、折角、一般国民からの期待も多少は背負って、念願の総裁になったのだから、野党と協力しながら、「さすが、石破」と言われるような党改革を進めて欲しいと願っている。(・・)
公明党も今回、議席減が生じた大きな要因には、政治資金法改正時の妥協や、裏金不記載議員の推薦あったように思うし。ここで政治改革促進をリードすれば、支持者だけでなく国民も評価してくれるはず。
後述する諸制度の法制化への協力も、きっとプラスに働くと思う。"^_^"
同時に、この少数与党少数&野党との協力が不可欠の状況を活かして、自民党一強(しかも超保守・安倍派一強)の時には実現できなかった法改正、施策もできるだけ多く進めて欲しい。
特に超保守派の政権で実現が難しい選択的夫婦別姓制度や同性婚、女性天皇の容認などの法制化を急いで実現して欲しいと願っている。(++)
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昨日30日にも、東京高裁(谷口園恵裁判長)は、同性婚を認めないことは、「合理的な根拠に基づかない差別的な取り扱いだ」と認め、規定は憲法に違反すると判断が下した。
判決は「個人の尊厳と両性の平等に立脚した立法」を求める憲法24条2項と「法の下の平等」を定めた14条に違反すると指摘したのだ。(**)
近時は、「パートナーシップ制度」を設ける自治体があるものの、法制化されないと、日頃の生活だけでなく、特に入院、手術の際の手続き、教育、看護、介護に関する諸事、相続などに支障が生じることが多く、不利益を強いられているのが実情だ。<法的な関係を持つために、やむなく一方の養子になるパートナーもいる。(-_-;)>、
「夫婦別姓」についても、2021年の最高裁判決は、裁判官15人のうち11人の違憲で「合憲」としたが。4人は「違憲」と判断。
また、夫婦の姓を巡る制度のあり方は「裁判での憲法違反の審査とは次元が異なる。国会で議論、判断されるべきだ」として、立法府の取り組みを促した。要は、国民&国会で決めるべきだということだ。(・・)
近時の世論調査では、「選択的夫婦別姓制度」に賛成する人が常時6~7割いる。さらに、経団連やいくつもの団体が、仕事や生活への支障が大きいので、政府や自民党に早く夫婦別姓の法制化をするようにと強く要求している。
自民党内にも、もしかしたら半分以上、賛成の人がいるようなのだが。衆院選前までは、戦前の伝統・家制度を重視する超保守・安倍派などの力が大きかったため、なかなか最後まで議論を進めることができずにいたのだ。(-_-)
「女性天皇」に賛成する人も増えており、今年5月の毎日新聞の調査では、賛成が81%に。反対は10%にとどまった。「女系天皇」に関しては、まだ賛否が分かれているようだが。女性天皇は、伝統的皇室制度にこだわる超保守派の中にも、容認する人が少なからずいる。<歴史上も女性天皇は存在していたし。>
<ちなみにキャスティング・ボートを握っていると言われる国民党は、「同性婚」「夫婦別姓」は賛成。天皇は「男系」を重視も「女性天皇」は容認している。玉木代表には、経済政策だけでなく、こちらの方も自民党に提案して欲しい。>
折角、国民が今回の衆院選で英断を下して、今の与野党の状況を作り出したのだから、この状況を有意義に使って欲しいと。石破首相の英断&与野党の協力に期待しているmewなのである。(@_@。
THANKS