【地方競馬・・・4日、佐賀競馬でJBC3戦、門別で2歳優駿が行われた。
佐賀競馬には通常、毎週土日の最終orメインでお世話になっているのだが。(高知に負けじと最終に面白い番組を提供。ウマ娘とのコラボするなど売り上げ努力中。)今回、JBCを初開催したのだが、中継で見てビックリしたことに、来場者が1万2386人と観客でビッシリ。全12レースで、過去最高の2.7倍に当たる55億8754万3700円を売り上げた。準備が大変だったと思うけど、大盛況で本当によかった。(^^)
ご参加、観戦して下さった方々、有難うございます。m(__)m (つづく)】
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昨日5日、国民党の玉木雄一郎代表が、衆院選後初めて、立民党の野田佳彦氏と国会内で会談を行なった。会談時間は30分。両党の幹事長らも同席した。
この会談では、正直、玉木氏の好ましからざる面が目立った。(-_-;)
先に言っておきたいことがある。(・・)
玉木氏とは経済・社会政策では考えが合う部分が多いし(憲法、安保などは合わないが)、玉木氏の是々非々を重視する姿勢、政党の連携より政策ごとに協力するという考え方も「あり」だと思っているのだ。
<「103万円の壁」を含む、税制、社会保障料の壁については、議論、改善すべきだと考えている。>
ただ、3日の『モテ期の玉木・国民は「ゆ・よ党」だが、自民との交渉はいかに。立民は玉木を放置せよ+武豊』にも書いたのだが。
若手の頃から目立ちたがり屋(自己肯定感、自己アピール強すぎ)なところはイマイチ。小党のお山の大将の道を選んだのはいいが、チョット衆院で議席を増やして注目された(モテ期にはいった)からと言って、まるで天下をとったがごときあエラそ~な態度をとることは感心しない。(-"-)
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今回の衆院選もそうだ。国民党が衆院7議席に減って、消滅の危機にあったところを、ネット戦略で成功し、28議席と大躍進したこと自体は評価する。若者にわかりやすくアピールするために「若者の手取りを増やす」「103万円の壁を壊す」と一つの争点にしぼった戦略も、小政党としては悪くない。
ただ、国民党がとったのは、わずか465議席中、たった28議席なのだ。
たまたま自公が裏金不記載事件や石破首相豹変などの影響で、与党過半数割れをしたので、不足分を埋める議席数を持つ国民党が注目されているだけであって。与党が過半数をとっていれば、「103万円の壁」の政策はあまり注目されることはなかっただろう。
ところが、玉木代表が、あたかも国民の大多数が賛成したかのように、それが正義であって実現しないのは悪であるかのように「103万円の壁」の政策を振りかざすのは、いかがなものかと、大きな疑問を覚えるのである。(-"-)
確かに「103万円の壁」は大きな問題なのであるが、それを「178万円」に引き上げさえすれば、全てがうまく行くというわけではない。(・・)
またの機会に詳しく書くが、103万の壁を壊しても、130万円以上になれば、社会保険料をとられて却ってまいなすになる人も出て来るなど、いくつもの壁が存在するし。税収とのバランスをとる必要もある。
いくつかの図表の壁をアップしておく
ところが、小党のお山の大将の玉木氏は、立民党の一議員が自分の政策を批判することさえ許容しないのである。(国民党の議員の見解も封じたかも。)
「何サマ」のつもりか知らないが、ちょっと調子に乗って、独裁支配的になっているようにも見える。(~_~;)
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で、5日の会談の話を・・・。
『立憲民主党の野田代表と国民民主党の玉木代表は5日、国会内で会談し、今後の両党の連携などについて協議した。その結果、政治とカネの問題について、政策活動費の廃止など政治資金規正法の再改正など、年内に決着できるよう連携していく方針で一致した。
また、連合から求められている基本政策の一定の一致に向けた協議について、両党でしっかりと取り組むことを確認した。
さらに国民民主党が掲げている「103万円の壁」の見直しについては、立憲民主党側から、年収の壁の見直しに協力する意向が伝えられ、国民側も「ぜひ協力していただきたい」と応じた。その上で国民民主党側は、立憲内で国民民主党のこの方針に反対している議員がいることを指摘し、立憲内での意思統一を図るよう求めた。(FNN24年11月5日)』
『103万円の壁について玉木氏は「国民の声から生まれた政策なので、国民民主党が主導してしっかりとを進めていきたい。自民党にも求めるが、立憲民主党にもご協力いただけるのであれば、ぜひご協力いただきたい」と述べた。(同上)』
先ほど、「103万円の壁」さえ壊せばいいわけではないという話を書いたのだが。
玉木氏も元財務相官僚だし賢いので、それがわかっているにもかかわらず、若者にもわかりやすくするように、コトを単純化してアピールし。それを強引に実現しようとしているわけで、何だかな~と思ってしまう。(-_-)
今回に衆院選で鳩山紀一郎氏(鳩山由紀夫元首相の長男)が、国民党から出馬して当選したのだが。
鳩山氏は東大工学部博士課程まで進み、ロシアや日本で講師を務めていた賢い人なので、このような分野は強い様子。
自らのXに「『○○万円の壁』はそもそも『ある水準を超えると世帯単位で損をする』という構造がおかしいのであり、これは税制や社会保障制度がムダに複雑で非合理的になっていることが根本問題」などと全体構造の改善を求めるまっとうな主張をしていたのだけど。今月3日に突然、「諸事情がありまして、一定期間、ポストは停止する」と投稿を休止した。(・o・)
国民党の議員が、玉木氏の主張と異なるかのような見解を公の場で示すことは望ましくないと考えたのだろう。<幹部からそう指摘されたのかも。^^;>
当然にして立民党の議員の中にも、玉木氏の主張に疑問や批判を呈する人はいるのだが。<とりあえず衆院だけでも148人いるので、色々な見解を唱える人は存在する。>
玉木氏は、それは気に入らないようで『一部の立民議員がSNS上などで国民民主の政策に反対の論陣を張っていると指摘。「ご協力いただけるのであれば、党内の意思統一も図ってほしい」とクギを刺した」という。(産経新聞24年11月5日)』
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また今回の衆院選では、立民党と国民党の選挙区調整がうまく行かず。競合する選挙区ではお互いに足を引っ張り合ったところがあるのだが。
玉木氏は今回の会談で、野田氏の名を首班指名で書くことを拒み、こんなことを言っていたという。
「後から立民が立ててきて、政治的に殺されかかった人間がいっぱいいる。勝ち上がってきた彼らに、首相指名選挙で立民代表の名前を書けとは言えない。われわれは仲間を守る」(東京新聞24年11月5日)
この間も書いたけど、国民党は最初からイヤがっているんだから、立民党もしつこく首班指名で野田氏の名を書くように要請するのはやめた方がいい。
国民党が与党を利すると批判するのもおかしい。だって、国民党は野党じゃなくて、「ゆ・よ党」なんだから。(・・)
<たまたまとはいえ、国民は比例選で得票し過ぎて候補者が足りず。自民、立民、公明に1人ずつ議席を謙譲した。与党に2人謙譲だもん。^^;>
玉木氏にはもう少し冷静になって、自分の立場や主張する政策の問題なども考えて欲しいと思うmewなのである。(@_@。
THANKS