【テニス・・・132位の錦織圭は、フィンランドに移動し、HPPオープン(チャレンジャー)に出場。1回戦は384位のアルバレス・バロナ(西)を6-4,6-2を下し、9試合ぶりのストレート勝ちをした。2回戦は134位のキム(スイス)に6-3,1-6,6-2で勝利。1,2回戦ともややミスは多いのが気がかりなのだが、とりあえず実力差で相手を押さ込んだ感じがあった。
そろそろチャレンジャーで優勝して、一気に20~30順位をあげたいところだ。o(^-^)o
卓球・・・大藤沙月(20)は先月、WTフランス大会で伊藤、平野、張本に勝って優勝。次のWTも3位にはいり、4月は125位だったランキングが10位まで上がった。(@@) 1~4位は中国選手だが、5位・早田、6位・張本、9位・伊藤、10位・大藤、13位・平野と日本勢が上位を占め、選手間の競争がどんどん激しくなっている。みんな、ガンバ!o(^-^)o】
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まず、昨日、与野党の協議で、ようやく11日~14日に特別委員会が開かれることに決まった。各員会も順次、開催されるという。
この首班指名で、国民党、維新が立民党の野田佳彦氏の名を書けば、石破茂氏が首相になれない可能性もあったのだが。国民党も維新も、決選投票になってもそれぞれの党の代表に投票すると明言していることから、何とか石破氏が首相の座を確保できぞうだ。(~_~;)
<国民党や維新は自民党を助けるのかと批判する人がいるが。彼らは完全な「野党」ではなく、「ゆ・よ党」だということを早く認識すべきだろう。(-"-)>
それよりも6月に通常国会が始まってから、もう5ヶ月も国会が開かれておらず。<大事な問題が多いのに、さぼり過ぎ!>早く能登の復興支援対策や物価対策、政治改革などの審議を進めて欲しいところだ。(・・)
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また、近年は与党が安定多数(244)以上の議席をとっており、17ある常任委員会の委員長の座を確保していたのだが。今回、自公与党が過半数割れした上、自民党が191議席に現象、立民党が148議席と増加し、議席数が接近したことから、17ある常任委員会の委員長ポストは、自民8、立民6、維新1、国民1、公明1と割りふられることになった。(++)
しかも、何と30年ぶりに野党の立民党が重要な予算委員会の委員長の座を獲得することになった。安倍二次政権以来、重要な予算審議をはじめ、自公与党による横暴な審議&強行採決が多発。首相や閣僚が正面から質問に答えなくとも注意すらせず、ごまかし審議が行なれることも少なくなかったのだが。これで、様々な問題に関して、ていねいな審議が行われる(かも)。(^^)
尚、野党側は、通常国会に引き続き、衆院政治倫理審査会の開催を求めている。しかし、もはや禊を済ませたつもりになっている裏金不記載議員は、出席する可能性は乏しいだろう。
ただ、もし参院で政治倫理審査委員会が開催される場合は、出席する意向を示している自民党議員は少なからずいるという。
衆院で、政倫審に出席しなかった議員が選挙で非公認にされたり、説明責任が果たせていないと判断され落選したりしたのを見たからだろう。
本当のことをきちんと説明する気があるなら、是非、出席して欲しいものだ。(++)
ところで、昨日7日には、自民党が衆院選の総括を行なう両議院懇談会を開いた。懇談会は約200人の議員が参加し、50人程度が発言。2時間を予定していたが、3時間に及んだという。(@@)
冒頭、石破総裁が「多くの我が党の同志の皆様方、議席を失われる結果となりました。誠に痛恨の極みであります。私自身、本当に深く反省をし、お詫びをしなければならないと考えている次第です」と謝罪。
そのあとは、報道陣は出され、非公開での懇談となった。
『青山繁晴参院議員は、首相では来年夏の参院選や東京都議選を戦えないとして「しかるべき時期に辞任すべきだ」と迫った。稲田朋美元防衛相は、衆院解散に踏み切った首相に対し「何をもって信を問うたのか明確ではなかった」と述べた。
旧安倍派の柴山昌彦元文部科学相は2千万円支給に触れ「世論からいかにかけ離れているか。執行部はしっかり受け止め検証すべきだ」と訴えた。小林鷹之元経済安全保障担当相も、党執行部から事前に明確な説明がなかったと苦言を呈した。同時に「党が一丸となって政策を進めていく環境をつくる必要がある」と指摘した。(共同通信24年11月7日)』
『出席者によると、発言の多くは大敗の責任を問うもので、西田昌司参院議員は「(来年夏の)参院選に向けて党の体制の刷新をしないと戦えない」と不満をあらわにした。敗因の分析や検証を求める声も相次ぎ、落選議員の意見を聞くべきだとの意見も出た。(略)
もっとも、懇談会で首相に早期の辞任を求めたのは、青山繁晴参院議員にとどまった。「まずは一致団結をしてこの難局を乗り切るべきだ」(船田元・衆院議員)との声も出た。非公認で当選した平沢勝栄・元復興相は終了後、記者団に「辞めるだけが責任の取り方ではない」と述べた。
首相退陣論が広がらない背景には、衆院で少数与党となっているため、首相を代えても展望が開けないという事情がある。森山氏ら党幹部についても同様で、「わざわざ火中の栗を拾う人はいない」(政府関係者)状況だ。党ベテランは「党内抗争になれば野党の思うツボだ」と解説する。(読売新聞24年11月7日)』
安倍系超保守派の西田昌司氏の言葉が、今の自民党の状況をよくあらわしているように思った。
『自民党 西田昌司参院議員 「一致団結してやらなきゃならないという意見もあったんだけれども、その前にそもそも選挙で大敗しているんですからね。その責任というのはやっぱりね、しっかり取らなきゃならないと。我々は国民民主党と協力をいただきながらね、政権を維持してやろうという方向で今、調整しているわけだから、その前に責任問題やっちゃうと、予算を作ること自体ができなくなるんでね。まずは行政を預かる与党としては国民生活を守るための補正予算とか当初予算、その編成をやらなきゃならないから、それは私の意見ですけどね。それと同時に並行してね、その責任の取り方、それから参議院選挙に向けてのね、党体制の刷新をしないと参議院選挙は戦えないとそういうことを私は申し上げました」(ANN24年11月7日)』
今回の懇談会は、いわばガス抜きの場。今、総裁辞任、交代でガタガタしても、国政が滞るし、国民からの信頼も失いそうなので、とりあえず一致団結して、来春までに予算を通す。<何か「国民党と協力しながら」ってとこが妙に耳に残ったりして。>
で、うまく予算が通ったら、7月の参院選に向けた新体制を作るために、石破首相に辞任してもらおうと。それまでにポスト石破は準備をするつもりなのだろう。(~_~;)
ただ果たして、アンチ石破の考える通りに行くものか・・・ちょっと疑問を覚えているmewなのだった。(@_@。
THANKS