【将棋・・・12,13日に竜王戦七番勝負第六局が鹿児島県指宿市で行われ、藤井聡太竜王(七冠)が佐々木勇気八段の106手で勝利。4勝2敗で竜王4連覇を果たした。(*^^)v祝
ここまで先手番で研究手を繰り出し、藤井に2勝している佐々木。今回も先手番から研究手を指し始めたら、藤井もしっかり研究していた手だったため、何と午前中だけで67手まで進んでてビツクリ。(@@)<たぶん出だしが昔、佐々木が藤井に勝ったパターンと同じ。藤井はきっと防御策を検討済み。>1日めの午後は、逆にここから勝負どころなので、お互いに慎重に構え、6手しか進まず。封じ手を目前に佐々木が71手めで9筋に角を打ったところ、藤井が筋の飛車の利きを生かして歩を打って、端角の利きを止めた。その瞬間、佐々木が「うっ」と小さな声を上げ頭を抱えるしぐさも。これで一気に藤井優勢の流れになり、2日めは佐々木になかなか反撃の余地を与えず、藤井は早い時間に勝負を決めた。
ただ、佐々木も研究を重ねた分、初のタイトル戦で2勝もしたし。各地のもてなしやおやつも、勝負の楽しめた様子。次は時間配分をもっと考えて臨みたいとのことだったが。近い将来、また2人の興味深いタイトル戦が見られるように期待している。佐々木八段も、これで今季8タイトル戦終了の藤井7冠も、おつかれさまでした。m(__)m。】
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気になったニュースをいくつか・・・。
12月10日に『C19ワクチン反対の市長vs.立花の市長選』ついて書いたのだが。
N国党の立花孝志氏が出馬している泉市長選も、明日15日には投票日。2選ち中の現市長・南出俊一氏がかなり強いので、当初は対立候補が出ず、無投票で市長が決まる予定だったとか。^^;
南出氏は10日の記事に書いたように、反コロナワクチンで、自治体として助成費を出さないことに決めたのだが。<他の自治体よりワクチンの自己負担が大きい。申請も一部、面倒になっている。>選挙公報などでは、そのことは全く触れられていなかった。
また、南出氏は現・参政党の神と一緒に活動していたという話を書いたのだが。何と南出氏の応援に、超保守系の維新の馬場伸幸前代表、そして元自民党の衆院議員の杉田水脈氏が駆けつけていた。
<杉田水脈氏も裏金不記載していたのに、政倫審の出席者に名前がないな~と思ってたら、今回の衆院選に出馬しなかったので(比例で高順位を得られないため)、今は国会議員ではなく、「ただの人」だった。^^;>
話は変わって・・・。維新の吉村洋文代表と国民党の玉木雄一郎議員(代表資格停止中)が、昨日、国会で初めての会談を行なったという。(@@)
『日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は13日、国民民主党の玉木雄一郎代表(役職停止中)を国会内の事務所に訪ね、初の「党首会談」に臨んだ。関係者によると、吉村氏は来年夏の参院選で改選数1の1人区の野党候補を一本化するための「予備選」を提案したが、玉木氏は「予備選は無理だ」と否定的な考えを示した。企業・団体献金の禁止を巡っても意見を交わしたという。
前原氏、国民民主と「しこり」? 維新執行部が就任あいさつ
会談後、吉村氏は国会内で記者団に「国民民主とは次世代への投資など価値観が非常に近い」と強調。予備選に関しては「お茶会のレベルの話だ」として詳しい説明を避けた。(時事通信24年12月13日)』
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国民党は衆院選で28と議席を伸ばしたものの、野党では第三党。維新は衆院選で38と議席が減少し、第一党の立民党はとは100議席以上の差をつけられてしまった。
ただ、幸いに自公与党が過半数割れしたことから、何とか少しでも自党の存在感を示そうと懸命になっている。(@@)
国民党はもともと自民党寄りだったこともあり、衆院選後の早い段階から、一部与党(ぶよ党)として活動。自公国で「103万円の壁」+αの協議を行なう代わりに、国民党が議席の足りない分を埋めて、補正予算案、予算案に賛成するというお約束をしている。
玉木氏は否定しているが、世間では、国民党が「103万の壁」実現を条件に、自公と連立を組む可能性はゼロではないと見られている。(・・)
一方、今月、維新の新代表に決まった吉村洋文氏は、「維新は自民党と対峙する政党であるべきだ」と主張。
先日は、立民党の野田佳彦代表にも、来年の参院選の選挙で、自公の対立候補を一般化しようと、そのために予備選を行おうという話を持ち掛けていたのだが。国民党は、今の段階では、選挙で自公に対立候補を立てる話はしたくないだろう。(~_~;)
しかし、その維新の党も、昨日の記事に書いたように、突然、政府の補正養蚕案に賛成票を投じ、周囲を驚かせた。(@@)
昨日の『前原維新も、国民党と共に補正予算に賛成。自公維で教育無償化の協議を約束。内部から批判』という記事に、こんなことを書いたのだが。
『11日の予算委員会で、前原誠司共同代表が石破首相に、教育無償化に関する協議を提案。政府与党がこの提案を受け入れ、12日に自公維3党で教育無償化を検討する協議を開始することに決めたという。<前原氏は個人的に石破首相と懇意ゆえ、事前に打ち合わせを行なっていた可能性もゼロではないと思う。(-"-)>』
やはり、石破首相と前原共同代表の間で打ち合わせ済みだったようだ。^^;
『政治ジャーナリスト田崎史郎(74)が13日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に生出演。(略)
田崎氏は「維新の会は非常に出遅れていたんですね。焦って、とにかく何かが欲しい。一昨日(11日)、前原さんが石破さんに『我々は教育のことを考えてます。これについて自民党は協議するつもりはありませんか』と聞いて石破さんは『自民党で検討させます』って答えて。それを名目に維新は賛成に回った、ってことですね」と解説。
恵が「吉村さんもそうですが、前原さんの存在も大きい」と言うと、田崎氏は「実際は前原さんと石破さんの関係で、質疑をする前に内々電話で連絡取り合って、『こういう質問するからこういう答弁してね』という話し合いの下で行われた」と内幕を明かした。(日刊スポーツ24年12月13日)』
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自民党は衆院過半数割れしているので、公明党だけでなく、国民党にも維新にも助けを借りたいところだし。<政治改革に関する法案、その他の重要法案でも協力して欲しいところ。>
執行部は、いかに国民党と維新を利用するかを考えて、あの手この手とおいしいお土産(エサ)を用意して、協議を持ち掛けて来るのではないかと察する。
<昨日は、『維新中堅は「立憲民主党や国民民主党よりも3つぐらいグレードが低い条件を握らされて賛成に回ってしまった。アホやないか」と毒づいた。
維新をうまく引き込んだことについて、自民重鎮は「野党同士を競わせるのがうまくいったということだろう」と論評し、別の自民ベテランは「エサもつけずに魚が釣れた」と高笑いした』そうだが・・・。^^;(産経新聞24年12月12日)』
そんな2党を横目で見つつ、立民党はど~っしり構え、自民党と正面から対峙しながら、自分たちのなすべき法案作りと選挙準備に力を入れて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS