【テニス・全豪/女子・・・51位の大坂なおみは、2回戦で20位のムホバ(チェコ)と対戦。第1セットはいきなり5ゲーム連取され1-6でとられたが、2セットめから立て直し、6-1,6-3で勝利。3年ぶりにGS3回戦に進んだ。
63位の内島萌夏は15位あのアンドレーバ(ロ)と対戦。最初からかなり互角に打ち合っており第1セットは4-6で落としたものの、第2セットは6-3で取り返し、第3セットも5-4でSFMを迎えたのだがチョット緊張しちゃったのか、ブレイクされることに。タイブレイクになって8-6とリードしたのだが、そこから逆転されて初の3回戦進出はならなかった。本人も「最後の2ポイントで気持ちが引けた」と悔しがっていたが、「大きな自信につながった」とも。この調子で行けば50位入りも近そう。
ダブルスでは、穂積絵莉・青山修子組が1回戦を突破した。みんなガンバ!o(^-^)o <男子へ、つづく。まだ錦織の試合を全部見れていないので。^^;>】
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昨日15日、昨年の東京都知事選で2位になった石丸伸二氏が都内で会見を開き、今夏の都議会選に向けて新党を作ることを発表した。都議選の42選挙区すべてで候補者擁立を目指す。
新党の名は「再生の道」。政策はなし。党議拘束もなし。他党とのかけもちも可能。ただし、2期8年で辞めることが鉄の掟だという。^^;
12日に『石丸、東京に反知事与党の新党を作る予定。国民党は連携不能?15日の会見は中止』という記事を書いたのだが。
まず驚いたのは、石丸氏が会見に参加する記者を制限したことだった。(゚Д゚)
石丸氏は当初、都庁で会見を行なう予定だった。しかし、都庁の記者クラブが、取材者に制限がないこと、会見案内をネットに流出させたことから、急遽、会見場を変更。
「昨今は自称メディアが乱立しているため、費用対効果を考えて、実力のあるメディアに参加を制限しています」として、参加資格に条件をつけたのだ。
それは、都庁記者クラブに加盟している社以外は、「(テレビや新聞、出版)などマス媒体がある、登録者数100万相当のネット媒体を有する」という条件だった。
入口で資格があるかどうかチェックされ、ユーチューブ系は3名のみOKになったとのこと。
この件について質問を受けた石丸氏は、「ユーチューブのチャンネル登録100万が多いとは思わない。新党立ち上げはハレの場。絶好の機会を使い切る必要がある」「都民、国民の利益を考えて、できる限り多くの方に情報を効果的、効率的に届けるために、この座組み(構成)を用意した」「チャンネル登録数1千人のyoutuberと1時間対話すると、1時間、損する」などと説明した。(@@)
まあ、石丸氏は新自由主義者的な思想を持った人なので、コスパやタイパなどの効率を重視したとしても不思議ではないのだが。
ただ、石丸氏は広島県の安芸高田市長だったとはいえ、東京では全く無名な存在でありながら、立候補してからネットでの選挙活動で知名度をあげて行った人。
石丸氏のチャンネルやXだって、最初から100万の登録者(oeフォロワー)がいたわけではるまい。かなり少数の人たちから始めて、SNSや動画(切り抜き含む)の拡散を要請した結果、支持者の数を倍々に増加させ、166万という多数の票につなげたのである。
それが今度は「100万登録者が条件」だなんて。正直、「何サマかよ」とツッコミたくなった。(`´)
100万登録ないYoutuberやSNSをやっている人は、次の選挙は協力しなくてもいいんじゃね?↑
<しかも、「会見ではTV朝日を攻める」と予告していたことから、会見前に「テレ朝いらっしゃらないんですか?」と騒ぎ、「あれだけお願いしたのに…残念だなあ。きょうもう、会見の中身が半分になりました」と笑っていたり、都庁の記者クラブに対する批判を展開したり。石丸支持者はそういう人見るのが楽しいのだろうか?反権力的に見えるのかな?(~_~;)>
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次に驚いたのは、政策がないということだ。(@@)
まず、新党が目指しているのは、国の再生だという。
『新たな地域政党の名前は『再生の道』です。言葉に込めた意味についてお話をします。まず『再生』です。ずいぶん前からこの国、日本がまずい、何とかしないといけないと、そんな思いが募っていました。改善、改革、変革、いろんな言葉はあるんですが、この日本を蘇らせる、その意味を込めて再生と付けました」(東京新聞25年1月15日)』
『設立は25年1月10日付で、石丸氏が代表を務める。定数3以下の選挙区で各1人、定数4以上の選挙区で各2人の擁立を目安に、2月16日まで候補者を公募。動画を配信する石丸氏との面接などを経て選考する。石丸氏自身は出馬しない。現職都議や首長経験者の応募があれば優先する。(毎日新聞25年1月15日)』
しかし、党では政策は決めず。各候補者が各選挙区でそれぞれの考えを主張すればいいと。党議拘束もかけないので、各自の判断で議会に臨めばいいというのだ。
『石丸氏は狙いを「広く国民の政治参加を促し、能力もないのに議員の椅子にしがみつく『政治屋』を一掃する。有為な人材が選挙に出て、通りやすいシステムがあればいいと思った」と説明。政策は「各候補が主張すべきものを主張してもらう」と補足した。「日本をよみがえらせる」という意味を党名に込めたといい、他道府県や政令市での擁立も視野に入れている。(毎日新聞25年1月15日)』
『各候補者が各選挙区内において主張すべきことを主張してもらいます。絶対違うはずなんですよ。私の馴染みがあるところであれば、前の会社(三菱UFJ銀行)があった千代田区、住んだことがある練馬区と(墨田区の)錦糸町、環境が全然違います。なのに同じ主義主張で政策判断の軸を示すって、無理だと思います」(東京新聞1月15日)』
石丸氏は、知事与党を否定する発言を行なっていたのだが。「これまで主張してきた首長与党が不健全だという考えは変わらないんですが、それ(と対峙すること)を目的、目標にはしていません」「今の都政の勢力図、そこに何か影響を及ぼそうというのは目的にしていません」という。(同上)
東京都や都民の利益を考えて、それぞれの議員が判断すればいいという立場をとるらしい。(~_~;)
そして、2期8年都議を務めたあとは、できれば東京以外で首長になるなどして欲しいと。「東京都内から有為な人材を集め、そして地方にそれを出していく、輸出していくような、そんなシステムにこの再生の道、地域政党はなれるんじゃないか」と考えているようだ。(同上)<都議会を研修の場、踏み台に使う気なの?^^;>
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東京都議選ではなくて、他の自治体でやってもいいと思うのだが。そのような質問にあっさり「東京は石丸伸二の名前が通っている」と返した。(>_<)
石丸氏は、会見でも言っていたが、次の都知事選に出馬する気持ちもあるのだ。それを考えたら、自分を支援する都議のグループを作っておいた方がいいし。東京でやれば、全国にも報道されて、他の自治体や国政で活動するにも有利だもんね。(-"-)
石丸氏はまた、国民党と支持層が重複する可能性にも言及し、玉木代表と棲み分けについて相談したいとも語っていた。
一方、維新の吉村代表は石丸新党との連携に意欲を示していたという記事をちらっと見たが、この辺りは、改めて書きたいが、都議選や参院選で(衆院選も?)石丸氏&新党の協力を得たいと考える政党も出て来ることだろう。^^;
石丸氏は「日本がマズイ。何とかしないと」と言っていたが。日本がアブナイ、マズイと感じているのは、同じらしい。ただ、石丸氏のような人を都民や国民がよくわからないままに支持するのを見ると、尚更に日本がアブナイと思ってしまうmewなのだった。(~_~;)、
THANKS