【テニス・全豪・・・51位の大坂なおみは3回戦で、元4位(休養で現294位)のベンチッチと対戦。1セットめのタイブレイク(3-7)を落としたところで、腹筋の痛みのため棄権した。前大会も腹筋の痛みで決勝を棄権したのだが、同じところに痛みが出て、サーブを打つのがつらかったようだ。<少し時間をとってしっかり治してね!(^^)>】
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15日の『何サマの石丸。会見参加に厳しい条件+新党は政策なし。自分の地盤づくりか』の続報を・・・。
昨年の都知事選でSNS・動画選挙によって2位になった石丸伸二氏が、今年の東京都議選を目指して新党「再生への道」を結成することを15日に発表した。
新党は、任期を2期8年に限定するほかは、党としての政策も党議拘束もなし。他党との掛け持ちも構わないという。^^;
この話を受けて、維新の会の吉村洋文代表が、石丸新党との連携に強い意欲を示した。(@@)
維新は関西では強いものの、関東より東では国政選挙も地方選挙もイマイチ。
東京では都議は、東京維新の議員は1人(無所属)しかいない。また、昨年の衆院選では選挙区の当選はゼロ。<政調会長だった音喜多俊一氏が東京1区で落選(重複もダメ)。>比例で重複2名、当選しただけだった。
維新としては、今年の都議選だけでなく、参院選(or衆参同時?)でも何とか議席を増やしたいところ。そのために石丸新党の力を借りるのもありだと考えたのだろう。<チョット飛びついてるように見えて、節操ない感じもあるけど。(~_~;)>
『維新吉村代表、石丸新党は「めちゃくちゃ面白い」 都議選での連携「前向きに」検討
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は15日、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が同日、地域政党「再生の道」を発足し、今夏の東京都議選に候補者を擁立する方針を示したことについて「面白いし期待している。石丸さんとは価値観を共有しており、新党との連携というか、参加の可能性を前向きに考える」と述べた。記者団の取材に答えた。
石丸氏は同日、6月下旬に想定される都議選の全42選挙区で、再生の道の候補擁立を目指す方針を公表。党の綱領は「多選の制限のみ」で、任期は最長2期8年とするほか、他党との掛け持ちも認めるとした。
昨年末に石丸氏と対談した吉村氏は、再生の道が掲げる多選制限の方針について「めちゃくちゃ面白い。石丸さんが言っていた『政治屋を一掃する』という考えと相通ずる。維新内部にもこうした声はあるがここまで踏み込めていない」と評価した。
また、維新所属議員の再生の道との掛け持ちについては「維新の特別党員として政策を実行するという前提であれば、『腹をくくってやる』という議員がいれば賛成したい。東京維新の会と協議をする」と歓迎した。(産経新聞25年1月15日)』
『石丸氏の他党との掛け持ち発言について「覚悟を決めて政治をやるのはわれわれとの親しい」とし、「連携というか、参加というか、維新であり石丸新党である可能性もあり得るのかなと思う」と前向きに発言した。(日刊スポーツ25年1月15日)』
音喜多氏によれば、昨年の都知事選の前に、石丸伸二氏が維新に支援を要請していたのだが、話がまとまらなかったのだという。(・・)
『日本維新の会の音喜多駿政調会長は8日のBSフジ番組で、東京都知事選で得票数が2位だった前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏から支援の要請があったと明らかにした。
支援しなかった経緯について「できるだけ政党色をつけたくないということだったので、別々にやろうとなった。けんか別れしたわけではない」と説明した。石丸氏が得票を伸ばした要因を「政党色をつけないから無党派層が取れた」と分析した。
維新と石丸氏が連携する可能性には「彼の強みはどこの政党とも絡まないということなので、(連携は)お互いにとっていいことかわからない」と語った。(日本経済新聞24年7月8日)』
その後、音喜多氏は衆院選で落選したのだが。昨年11月の時点では『注目の石丸伸二氏が立ち上げる可能性のある石丸新党へは「行く事はありません」と話していた。(デイリー24.11.15)』
昨年暮れには、ネット番組の「ReHacQ忘年会〜あつまれ落選の森編」で、須藤元気氏が経営する酒場で石丸伸二氏と音喜多駿氏が集まって話していたのだが。<言われてみれば、3人とも落選者だ。(・n・)>
音喜多氏とのつながりなどから、石丸新党と維新が組む可能性もなきにしあらずだ。<ちなみに音喜多くんは13-19年まで東京都議で、小池都ファ設立に携わっていたんだよね。^^;>
ただ、関西系の維新議員が石丸新党との連携を快く思うかは「???」だ。(-_-)
石丸氏は国民民主党の玉木雄一郎氏も顔見知りの仲。以前、対談をしたこともあるし。玉木氏は衆院選で石丸しのネット戦略を参考に(真似して?)戦い、議席を大きく増やした。<衆院選最終日には、たまたま通りかかった(?)石丸氏が、国民党の街宣カーの上に立って、支持者から大喝采を浴びていた。(@@)>
石丸氏は15日の会見で、「これから玉木さんに相談をしたいと思います。新党と国民民主党は支持層が結構重なっている、被ってしまうんじゃないかなと思うので、そこは上手く棲み分けといいますか、話はできるんじゃないかなと思っています」と、都議選で国民党との選挙協力(候補者調整含む)することを示唆していたのだが・・・。
玉木氏は、石丸新党に関しては慎重な姿勢を見せていた。^^;
『玉木氏は、石丸氏について「既存の政治を変えていこうという大きな方向性は同じ思いのところもある」としつつ、「(会見で)発表した中身では全体像がよくわからない」と強調。「都知事選で2位の得票数を得た方で、それなりの影響力はあると思う。ただ、それが都議会という舞台でどのような形で発揮されるのか、どういった方がそこ(新党)に集うのか。もう少し見定めていきたい」と語った。石丸氏と会う予定は「今のところありません」と述べた。(毎日新聞25年1月15日)』
以前も書いたように、玉木氏は17年に民進党から小池・希望の党に合流し、小池百合子氏が代表を辞めた後、党代表を継承。その党が今の国民民主党につながっている。
それもあってか、国民党は都知事選では小池氏を支援(連合東京も小池氏支援)。小池都民ファーストと共通政策を発表し、衆院選では都ファの支援を受けた。そして、今年の都議選や参院選でも、すみわけなどの選挙協力をする話が出ていたのである。(*1)
玉木氏は石丸氏と考えが合う部分もかなりありそうだし。一緒にやりたい気持ちもあるとは思うのだが。
石丸氏は、(先日はあまり強調しなかったが)以前から反・知事与党の立場をとると語っており、実際に昨年の都知事選では小池氏の対立候補として戦っていたことから、都ファとも石丸新党とも協力することは困難だろう。(~_~;)
<ちなみに、国民党は、渋谷区議会などでは立民議員と会派を組んで一緒に活動してたりして。^^;>
維新や国民党は、国会では自公与党との交渉で忙しいのだが。果たして、東京での石丸新党との交渉はどうなるのか、とりあえず地元の話だし、興味深くウォッチしているmewなのだった。(@_@。
p.s. 正直なところ、都議選で石丸新党の出現が立民党に影響しそうでチョット心配。(~_~;)
THANKS