【野球・・・イチロー(51)が引退後5年立って、ようやく野球殿堂博物館の今年の殿堂入り顕彰に選ばれた。<(51)って背番号と同じだ~。>
今回は、他にプレーヤーとしては日本プロ野球史上最多の407セーブを挙げた岩瀬仁紀氏(50)、監督・コーチ等経験者のエキスパートとして阪神の監督としても活躍した掛布雅之氏(69)、そして特別顕彰に元セ・リーグ審判部長の富沢宏哉氏(93)が選出された。<岩瀬の投げ方もカッコよかったですね~。(^^)>
イチローは、92年に愛知名電工からドラ4でオリックスに入団。「振り子打法」で01年まで9年間で1278安打を記録。(92年に210本の史上最多安打。)日本での打率3割5分3厘は驚異的だ。(@@)
その後、米Sマリナーズに移籍し、大リーグで19年プレー(途中ヤンキース、マリーンズにを経て、マリナーズに戻る)。1年目に首位打者、盗塁王のタイトルを獲得してMVPを獲得。04年には大リーグ記録となる262安打で2度目の首位打者になり、日本人野手の先駆者となった。通算3089安打、打率3割1分1厘、日米通算4367安打をマークした。日本でも米リーグでも何度もゴールデグラブ賞をとっているように、守備範囲も送球もスゴイし。走塁、盗塁もスゴイし。まさに攻走守そろった選手だ。(^^) <高校時代はピッチャー。プロの試合でもちょこっと投げたことがあるが。時代が違ったら、2刀流も挑戦できたかも。>
満票での選出でなかったことから色々言われているけど。イチローを日本最高の選手のひとりだと認めない人はいないだろう。今年は米国でも殿堂入りするのではないかと言われている。(・・)
17日に阪神淡路大震災から30周年を迎えたのだが。イチローは神戸市内のオリックスの球団寮で被災。初めて命の危機を感じたという。オリックスは「がんばろう神戸」と言葉をユニフォームにつけ、95年にリーグ優勝、96年に日本一を達成し、地元の被災者にとって大きな励みになった。17日にもその頃の光景を思い浮かべていた。(・・)
近時は、日本の高校の野球部を訪ねてコーチを行なうことも。ニュース23などでほぼ毎回見ているのだが。機会があったらそのうち。日本&米国でのさらなる活躍を楽しみにしている。o(^-^)o】
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東京地検特捜部が17日、都議会自民党の会計責任者が略式起訴した。(**)
裏金不記載した20名超の議員については、案の定、検察が「3500万円の壁」を設けているため、起訴されずに終わった。(-"-)
<関連記事・16日『兵庫選管、立花流の選挙防止で国に要望書+都自民、裏金不記載で会計が立件か+錦織、疲労』>
『東京都議会の自民党会派の政治団体「都議会自民党」が開いた政治資金パーティーを巡り、ノルマ超過分のパーティー券売り上げなど約3500万円の収入を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、東京地検特捜部は17日、会派会計担当の矢島英勝職員(72)を政治資金規正法違反(虚偽記載)で略式起訴した。自民では派閥に続き、都議会最大会派の裏金づくりも刑事事件に発展した。
都議側では元職を含めて20人以上に不記載があったとされる。ただ、不記載額が立件目安の3000万円未満だったことを踏まえ、起訴を見送ったとみられる。
起訴状によると、矢島職員は2019年と22年の収支報告書で、実際の収入がパーティーの売り上げなどで計約2億1400万円、支出が計約1億5400万円だったのに、収入を約3500万円、支出を約2800万円それぞれ少なく記載したとされる。
会派は19年12月と22年5月にパーティーを開催。関係者によると、パーティー券は1枚2万円で、都議に50枚計100万円の販売ノルマを課していた。会派側は都議側にノルマ超過分の売り上げを全額納入することは求めなかったという。
会派側は本来、収支報告書の収入にノルマ超過分も記載し、都議側のプール分は会派側から都議側に寄付したと支出に記載すべきだった。しかし、いずれも記載せず、都議側で不記載のノルマ超過分が裏金化した。【安元久美子、北村秀徳、岩本桜】(毎日新聞25年1月17日)』
『元都議は当時のパーティー券の販売や収入の取り扱いについて「総会で事務職員と幹事長からノルマについて説明された。ノルマを超えた分の金の扱いやそれを収支報告書に記載しないことはいずれも『暗黙の了解』で、個別に『金庫番』の職員に聞いても『好きにしてください』という感じだった」と証言しました。
その上で「ノルマ分を売ることができずに自腹を切る都議もいる一方で、まとまった数のパーティー券を買ってくれる業界団体などを押さえている幹部や重鎮都議は、はじめから200枚、300枚といったパーティー券を受け取って売りさばいていた」と話していました。(NHK25年1月17日)』
『都議会自民党では2019年と2022年に開いた政治資金パーティーで、都議などがパーティー券1人当たり50枚、金額にして100万円分の販売ノルマを超えて集めた収入の一部を手元に残すいわゆる「中抜き」を行っていたことが明らかになっていて、関係者によりますと、都議会自民党の政治資金収支報告書に収入として記載されていなかったのはおよそ3000万円に上るということです。
都議会自民党は弁護士を交えて調査を進めた結果、不記載があったのは現職の都議などあわせて26人でこのうち、会派のトップである幹事長経験者は8人にのぼることが関係者への取材でわかりました。
不記載が最も大きな都議では300万円余りで、幹事長経験者だったということです。(同上)
ただ、この件を受けて、都議会自民党は政治団体を解散。また、石破茂首相は17日、『「誠に申し訳ない。党総裁としておわびする」と陳謝した。早期に真相究明を図り、責任の所在を明らかにする考えを示した。(時事1.18)』
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実は自民党都連も、パーティー券の売り上げで864万円の不記載が発覚している。
また都議会自民党の議員も都連のメンバーだ。
しかし、長く都連の幹部(22~24年は会長)を務めていた萩生田光一氏は、都連の不記載に「だらしないねぇ」「事務的ミス」と全く反省を見せていない。
<萩生田氏は、安倍派衆院議員として裏金不記載が約3千万円あったのだが。それも立件されずに済んだ。>
昨年の12月。『日刊ゲンダイは19日、衆院議員会館で開催された会合を後にする萩生田氏を直撃。都議会自民と都連の不記載について見解を問うと、こう言った。
「メディアがごっちゃにして報じていますが、都連と都議会自民は別の団体です。都連の832万円は単純ミスで、既に修正もした。金額が大きすぎる? まあ、だらしないよねぇ」(日刊ゲンダイ24年12月24日)』
『「派閥の裏金事件では、3000万円超の裏金づくりが判明した旧岸田派の会計責任者が有罪となったが、都議会自民は政治団体の代表者と会計責任者をほぼ毎年総取っ換えしていて収支報告書の責任の所在が曖昧。都議1人当たりの裏金も多額とはいえず、目こぼしとなる公算が大きくなっています。都連についても『第2の裏金事件』として捜査が進められてきた。裏金を約2700万円もつくった旧安倍派幹部の萩生田氏が幅を利かせており『本丸』として立件を目指してきましたが、こちらも雲行きは怪しくなってきた」(捜査事情通)
都連は都議会自民より一足早い昨年末、22年と23年の収支報告書について計832万円のパー券収入不記載があったとして訂正した。(日刊ゲンダイ25年1月15日)』
萩生田氏は地元・八王子市をはじめ、多数の都議や都議候補を子分につけており、今は役職を外れているのだが、都連や都議会を牛耳っているのは明らかだし。それが萩生田氏の権力の底上げにつながっている。
4月に役職停止の処分が明ければ、自民党本部内でも本格的に活動を行なうことだろう。(・・)
今年は都議選や参院選があることから萩生田氏も応援に駆け回ると思われるが、都民はこのような裏金不記載問題をしっかりと覚えておいて、東京でも「自民党にNO」の結果をつきつけて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS