【将棋・・・9,10日に東京で名人戦七番勝負第一局が行われ、藤井聡太名人(七冠)が永瀬拓矢九段に132手で勝ち、後手ながら先に1勝を挙げた。
お互いの実力を認め合い、練習パートナーとして研鑽を積んで来たこの2人の対局は、いまや「令和のゴールデンカード」と呼ばれているようだ。永瀬は初の名人戦挑戦で、今回は独特な雰囲気や9時間という長い考慮時間の使い方なども把握したかった様子。
この対局はめっちゃ難しかったので、まだほとんど理解できていないのだが。<「壁銀」に注目が。ラストもプロも(AIも?)読めない30手近いロング詰将棋になっていたらしい。さすがは先月、詰将棋解答選手権で6回めの優勝を果たした藤井。(・・)>
永瀬も2日めの午後まではほぼ五分五分の展開だったのだけどな~。それにしても藤井はタイトル戦やアレコレの対局、イベントもあって忙しいにもかかわらず、永瀬との対局のために研究手を用意して来るとは。改めてスゴイと感嘆してしまった。<ひふみん(加藤一二三九段)は、藤井は将棋を面白くしようと&自分で定跡を作ろうとしていると評価していた。将棋愛と追究心がスゴイのだ。(++)>】
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昨日、気になったニュースを・・・。
今月4日、森友学園に関する決裁文書を財務省が改ざんした際の関連文書の一部が開示されたのだが。2000ページ超の文書の中で、籠池夫妻が安倍昭恵夫人と撮った写真を財務職の職員に見せて交渉した部分が何ぺージか抜けていることが判明したという。(@@)
17年、学校法人「森友学園」が小学校建設のために取得した大阪府豊中市の国有地が8億円以上値引きして売却されていたことが発覚。この問題では、当時の安倍首相の妻・安倍昭恵さんが小学校の名誉校長を務めていたことから、安倍首相または妻から口利きがあったのではないかとの疑惑が呈された。
この疑惑に対して、安倍首相が17年2月、国会で森友学園の土地売買などに「一切関与していない。「私や妻が関わっていたら総理大臣も国会議員も辞める」と答弁。財務省はあわてて、森友学園に関する文書の中から安倍首相夫妻に関わる部分を削除するなど改ざんすることを指示した。
しかし、改ざんを指示された近畿財務局の職員・赤木俊夫氏は、自分の行為に耐えかねて精神を患い自殺したため、妻の赤木雅子さんが真相を知りたいとして、国に関連文書の開示を求めて提訴。大阪高裁が不開示とした国の決定を取り消し、検察に提出した書類が開示されることになった。(・・)
<尚、以前から 赤木さんと面識があった石破首相は、書類を開示すべきだと考え、最高裁への上告を行わなかった。(++)>
『財務省は検察に提出した17万ページ以上の文書と電子データを段階的に開示する方針で、初回の4日、雅子さんが弁護団とともに財務省を訪れ、開示された文書を受け取りました。
開示されたのは、2013年6月に森友学園が大阪・豊中市の国有地の取得を要望してから、地中から新たなごみが見つかったとして、2016年6月に8億円余り値引きされて売却されるまでの間の学園側との交渉記録など、2000ページを超える文書です。』
『開示された応接記録には、2016年3月11日に学園側から「国有地の地中から新たなごみが見つかった」と詰め寄られたあとの近畿財務局と大阪航空局のやりとりの記録が新たに含まれていました。
応接記録によりますと、7日後の3月18日、近畿財務局と大阪航空局の担当者が対応を協議し、財務局側が「困りました。対応方針の検討は極めて困難な判断が必要であることは承知しているが、早急に方針決定を行わない限り、問題が拡大することになる」と発言したと記されています。
その後、4月11日に財務省本省から近畿財務局の担当者に対して送られたメールには、「『売買契約締結ですべて完結』というシナリオが理想」などとしたうえで、森友学園と売却価格で折り合いがつかず事業を断念する場合は「泥沼の法廷闘争になると思われます」などと書かれています。
新たに開示された文書からは、国有地の地中から新たなごみが見つかり学園側に裁判を起こされることをおそれ、行政側が混乱している様子が記されています。』(NHK25年4月4日)』
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何分にも1度に2000ページ以上を受け取ったので、何が書かれているのか精査するのが大変だったと察するが。
ただ、文書を受け取った当初から、弁護側が、今回の文書には、取引への影響が取り沙汰されていた安倍晋三元首相の妻・昭恵氏に関する新たな記述がないと言っていたので、、「え~っ?まだ隠そうとするのか」と案じていた。
実際、週刊文春によると、森友学園の籠池泰典理事長夫妻が安倍昭恵氏とともに問題の国有地の前で撮った「スリーショット写真」を、近畿財務局の担当者に示した日の記録が、すっぽり抜け落ちていることがわかったという。(゚Д゚)
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週刊文春によれば、文書は時系列がバラバラになっていたとのこと。<きっちり財務省さんがそんなズサンなことをやるなんて。わざとじゃないでしょうね~。^^;>
右肩に記されたページ順に並べ直してチェックしてみたら、何と肝心な部分が抜けていることが判明したという。(゚Д゚)
『文書は時系列がバラバラになっているが、右肩に手書きで記されている番号がほぼ時系列であることがわかった。そこで文書をこの番号順に並べ直したところ、一部に番号が欠落している期間があることが明らかになった。例えば2014年4月18日の文書には右上に手書きで「45」番と記されているが、そこから文書のない空白の期間が23日間続き、次の文書は5月12日で番号は「51」番、5月13日の文書は順番がさかのぼって「50」番となっている。この間の「46」番から「49」番まで4つの文書が欠落していることになる。
この期間は、森友学園の籠池泰典理事長(当時)夫妻が安倍昭恵氏とともに問題の国有地の前で撮った「スリーショット写真」を、近畿財務局の担当者に示した「2014年4月28日」が含まれている。この後、財務局の対応が劇的に良くなったことから籠池氏は「神風が吹いた」と表現したが、この日の応接記録はこれまで公表されていないうえ、今回の開示文書にもなかった。この期間に不自然な形で4つの文書が欠落していることがわかったことで、意図的な抜き取りの疑いを指摘する声も出ている。
これについて財務省は取材に対し、「捜査機関の活動内容に関わることについては、お答えを差し控えます。行政文書の開示に際しては、情報公開法等のルールに則って対応しております」という見解を示した。しかし、こちらが指摘した「番号の欠落」や「抜き取りの疑い」についてはまったくコメントせず、否定もしなかった。
開示請求をした赤木雅子さんの弁護団は、番号が欠落している理由を説明するよう、週明けにも財務省に見解を求めることにしている。(文春オンライン25年4月11日)』
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この期に及んで、まだ安倍夫妻が関わっていr部分を開示しないとは。<もしかして、後でバレないように、処分しちゃったとか?^^;>
赤木さん&弁護団は、財務省にきちんと説明を求めるべきだし。石破首相からも、このような開示漏れがないように指示を出して欲しいと思うmewなのである。(@_@。
THANKS