15日の『安倍をバカ呼ばわりした自民参院候補に党内から苦情・・・』の続報を。
自民党の東京都連では、参院選(東京選挙区)の2人めの候補者としてNPO法人代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏(34)を擁立することを内定していた。
しかし、渡部氏が以前、自身のSNSで安倍政権の批判をしていたことが発覚。安倍シンパの超保守勢力から、安倍氏を侮辱する人を自民党の候補にすべきでないとの苦情が次々と出ることに。党本部から公認を得るのは難しい状況となったため、都連は渡部氏の擁立を見送ることにした。(@@)
渡部氏は16日に、自らのnoteに「「今回、自民党の参議院東京選挙区の候補者として最終選考に臨みましたが、公認には至りませんでした」と投稿。
「10数年前の自分の投稿には、極めて不適切な言葉遣いがあったことを深く反省しています」「なかったことにするつもりはありません。『当時はそう考えていた』という事実を否定せずに受け止めた上で、自分の思考がどう変わってきたのか、説明できる状態でいたい」として、noteに諸経緯や自分の考えを記した。(・・)
渡部氏が2013〜14年に自らのSNSに上げた投稿の一部(スクショ)を、知人が見つけて送ってくれたので、ここにアップしておく。<安倍政権批判は、他にもあるらしい。> まだ渡部氏が22歳。おそらく大学時代の頃の投稿だと思われる。
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渡部氏は16日のnoteに「これまでの歩みと政治への挑戦にかけた想いについて」という一文を投稿した。 https://note.com/jess
『もともと私は、まだまだ狭い視野からの「左寄り」の思考・思想を持っていたことは否めません。
何かしらの思想を持つことは否定されるべきことではありませんが、中学・高校・大学時代、自分が触れていた情報や考え方は、今思えばかなり偏っていたと思います。育った環境の影響も大きかったのだと思います。
私の実家は、制度や法律の狭間に取り残された子どもや若者たちを草の根で支える市民活動を行っていました。日々、想像を超えるような困難な状況に置かれた子どもたちにも向き合う中で、「この現実を生み出しているのは国家の中枢にある強大な権力なのだ」という考え方が、自然とその中に根付いており、自分の中にも根付いていったのです。』
『実家では、「自民党は解体を」「安倍政権NO」といったスローガンが日常にあり、「憲法改正反対」と書かれたシールが車に貼られていたこともありました。周辺では、政治家への批判が日々飛び交っていました。日常的に聞いていると、それは何も不思議にも思わず、麻痺し、当然と存在する空気のようなものになってゆきます。
そんな環境から離れ、大学院進学を機に上京し、自分も働き始め、多様な人々や考え方に触れる中で、少しずつ「自分自身の考え」を持てるようになりました。』
その後、「仕事を通じ、様々な職業の方々に出会い、与野党の議員さんとも初めて話し、官僚の皆さんの仕事ぶりを目の当たりにし」、「イデオロギーを超えた対話が可能な場面があることも知りました」と。
また「実際に政府が取り組んでいる政策も完璧ではないものの、その時点での最善の選択である場面があることに気づきました」という。
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15日の記事でも触れたのだが、mewは、渡部氏のような活動を行なって来た人が、自民党から出馬すること自体、少し不思議に思う部分があった。(立民党から出て欲しいような人材だもんね。)
『自民党を選んだのは、現実に政策を動かす力を持っている政党だと感じる場面に触れてきたからです」「これまで現場で積み重ねてきた経験を活かしながら、よりよい社会をかたちにする政策づくりに、実際に関わっていきたい。その想いにもっとも近い挑戦の場として、今回声をかけていただいたのが自民党でした」・・・だと説明していた。
私は渡部氏の実家の考え方は、間違っていないと思うし。こどもたちや若者を支援する活動は誇るべきだと思うし。(このようなベースがあったからこそ、渡部氏も、貧困な地域や難民を支援する活動をするようになったのだと思うしね。)
渡部氏が学生時代に書いたことも、決して間違ってはいまい。<mew的には、むしろ正しい!安倍シンパには屈辱だろうけど。彼らは排外主義でもあるし、そういう感覚の人が多い政党では、目標が実現しにくいかも。>
渡部氏は、それこそ「左寄り」かどうかなどということは気にせず、政府とも与野党とも良識ある人々と協力して、今後も自分らしく活動を続けて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
そして、日本学術会議に関する続報も・・・。
日本学術会議は15日に総会を開き、学術会議の特殊法人化法案について、会員選考の独立性などを確保するための修正を求める決議を賛成多数で承認した。(++)
『日本学術会議は15日、総会を開き、3月に国会に提出された学術会議の特殊法人化法案について、会員選考の独立性などを確保するための修正を求める決議を賛成多数で承認した。会員有志50人超が議案を提出していた。決議を背景に野党が反対論を強める可能性があり、国会での法案審議に影響を与えそうだ。
会員有志によると、決議は国会に向けた学術会議の意思表示との意味合いがある。決議は1967年10月に予算増額を求めて以来、約60年ぶりだという。
総会後、会員有志代表の川嶋四郎同志社大教授は記者団の取材に「否決されれば、現在の法案を容認したと受け止められる可能性があった。多くの方々が科学者の良心を持っておかしいと決断をしてくれた」と話した。
法案に基づく新法人では首相任命の監事や評価委員が監査などを行う他、会員選考の際に外部有識者からなる選定助言委員会が意見を述べる。会員有志らは、活動面や会員選考などでの独立性を充足していないなどとして懸念を示していた。(共同通信25年4月15日)』
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そもそも日本学術会議は、1948年、「我が国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献し、世界の学界と提携して学術の進歩に寄与することを使命として」設立されたもの。
内閣府の下にある機関で、政府の予算で運営されているものの、科学者として政府に対する勧告や答申、外部に対して見解、声明、談話などを出しており、その独立性を確保する必要がある。(・・) <20年9月の安倍ー菅政権のように、自分たちの施策に批判的な新会員の任命拒否をするなどというのは、まさに独立性を侵す行為。(-"-)>
ここは野党に(できれば、賢明な石破首相にも)頑張って欲しいところ。ただ、野党では立民党と共産党が以前、法改正に反対していたのは知っているのだが、今の維新や国民党の見解はわからないのだ。(-"-)
<安倍系超保守派の維新・馬場前代表は任命拒否に理解を示していたけど、果たして吉村、前原新代表はどうなのか。国民党の玉木代表は20年頃は独立性は重要だと立民などと同調する動きをしていたけど、(右寄りっぽい?)今はどうなのか?^^;>
どうか学術会議の法案を強行成立させるような野蛮のことだけは、やめて欲しいと願っているmewなのだった。(@_@。
THANKS