【テニス・マドリードOP(1000)・・・男子は、64位の錦織圭が83位のブキッチ(豪)と1回戦で対戦し、6-4、3-6、6-3で勝った。近年はクレーも得意になってるし、2-0で勝っていい試合だったと思うのだけど。かなりいいプレーも出ていたのだが、凡ミスも多過ぎで、修正して欲しいところ。錦織は、これでツアー通算450勝目を上げた。現役選手としては8人目。アジア選手としては、68年オープン化以降、史上初だ。<現役選手8人の名は*1に。>本人はたぶん450などという数字は意識していなかったと思うが。一応、500勝を目指すと言っていた。(^^)
尚、西岡良仁は肩の痛みのため、棄権をした。
女子1回戦は、56位の内島萌夏が100位のモンゴメリに1-6,6-4,6-3で勝利。初の全仏に向けて、調子をあげて欲しい。55位の大坂なおみは残念ながら、ブロンツェッティ(伊)に4-6,6-2,4-6で負けてしまった。】
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23日、党首討論が行われた。石破首相が出席するのは、昨年10月に続き2回めになる。(・・)
2000年に始まった時は、英国のように週1回と行かずとも、国会開催中はできるだけ毎月、開くことを予定。00年は最多の年に8回、開催。それでも小泉政権の頃は、年に5回以上やっていて、自民党の小泉総裁と民主党の鳩山由紀夫代表や菅直人代表のやり合いを楽しみに見ている人も少なからずいたのだけど。ここ10年は0~2回の年が続いている。_(。。)_
今回、立民党の提案に自民党が合意し、4~6月まで毎月1回開くことに。21日の党首討論は、立民党の野田佳彦代表が30分、維新の前原誠司代表が9分、国民党の玉木雄一郎代表が6分の時間が割り振られた。<3人とも元民主党だ。(・o・)共産党は議席数不足で参加できず。>
回数が少ない分、1回の討論の時間を伸ばしてもいいのではないかと思う。また、もし野党全体がもう少し連携体制にあれば、議席数の少ない党の代表にも討論の機会を分け合うことができるのにとも思う。(-"-)
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で、党首討論の録画を見てみたのだが。正直言って、つまらなかった!^^;
立民党は、衆院148議席を持つ野党第一党でありながら、今国会はほとんど存在感を示せず。(色々やってはいるんだけど、注目されず。)いまや、わずか28議席の国民党に支持率で上回られているような状況にある。
立民党が月1回の党首討論開催を提案したのも、東京都議選や参院選を目の前に控えて、野田代表や政党、やる気や政策をアピールしたかったからだろう。(@@)
でも、全くと言っていいほどアピールできていなかった。(-"-)
野田氏が相変わらず、元首相の風格ムンムン。国会質疑でもちょっと上から目線で、意見を行ったり、質問したりするのだが、mew周辺では「何だかいつもエラそ~」「話し方が重い」「玉木みたいにやる気を感じない」と、あまりいい印象を持たれていない。<知人の小学生の子が、「(社会科見学で見に行った)鎌倉の大仏に雰囲気が似てる」と言っていたそうで。確かに!(・・)>
野田氏は最初に、日米関税交渉で訪米した赤沢経再大臣が、トランプ大統領がくれた「MEGA」の赤い帽子を被ったことをネチネチ批判していたのだが。それは他のとこで議員が批判していればいいことで、わざわざ党首討論で話すことではないように思えたし。スタッフの人数が少ないと指摘していたのを見て、「出だしから、こういうことばかり言っているから、批判ばかりって言われるのよ」と嘆きたくなった。<mew的にはお土産に持参した「金のミャクミャク」もツッコミたいけど。(~_~;)>
一般国民としては、立民党が物価高対策(消費税対策含む)や医療、子育て、福祉などでどのような国政を目指すのかという話をした方が、興味があったのではないかと思うのだが。<高額療養制度の見直しの話とかも。>
野田氏は、日米関税交渉に関連する形で、日本が世界の自由貿易を拡大するために旗を降って、TPP(環太平洋経済連携協定)とEUの連携を進めることを提案。石破氏と認識がほぼ一致した。
これは国政においては重要な話なのだけど。当たり前のように、WTOが、TPP、CPTTPが、RCEPが、EUがと言われても、おそらく一般国民の多くははピンと来ず。
<この部分はほとんどニュースでカットされていた。>こういう小難しい話は、委員会の場でやった方がいいのではないかとも思った。
たぶん、23日の党首討論を見て、立民党や野田代表に魅力を感じて、投票しようと思った人は、さほどいないだろう。(ノ_-。)
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維新の前原代表は、石破氏とは若い頃から一緒に安保軍事の研究を行なって来た仲。
それもあってか、日本も米国への防衛義務を負うことができるようにするため(片務的ではなく双務的にするため)、石破総裁に憲法改正を実現するように要請。集団的自衛権行使やら独立主権国家やらの話を持ち出していた。
mew的には「はあ?」「何で今、その話?」という感想しか持てなかった。(~_~;)
そして、国民党の玉木代表は、わずか6分の時間しか得られなかった中は、石破首相が22日にガソリン価格を1リットル当たり10円引き下げる方針を発表したことに関して「協議をしていない」と批判をした。
国民党は自公との3党協議で、ガゾリンの暫定税率を廃止する方針を決めたのだが、実施する時期を決めていない。<政府としては、暫定税率を廃止すると地方予算が減ってしまうので、政府としては、簡単に廃止しにくい事情がある。>
また、玉木氏は年金制度改革法案の提出が遅れていることを批判。就職氷河期世代が受給する年金の水準が低くなることを問題視し、氷河期世代への対応を強く求めた。
玉木氏としては、ここは若者~中年世代の手取り増加のために戦う国民党の姿勢をアピールしたかったのだろう。(・・)
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まず、ガソリン1リットル10円値下げの補助金を出す施策は、自公与党からの要請もあって再開することになったのだが。(電気、ガス料金も値下げ予定)これは、新たな施策ではないので、別に国民党と協議し了承を得るべきものではないだろう。<それとも、もう自公連立の一員のつもりでいるのかな?^^;>
ちなみに、立民党もガソリン暫定税率の廃止法案を提出するので、国民党に一緒にやろうと誘いをかけたのだが。国民党は自公と協議中であることを理由に、協力を断ったのだ。<どうしても自公と3党でやりたいらしい。(-_-;)>
玉木氏が最後に就職氷河期世代の話を持ち出したのは、若者減税法案のリカバリーするためだろう。<関連記事・11日『自公の現金給付、国民党の若者だけ減税法案には批判が・・・』>
国民党は、今月、急に30歳未満を対象に所得税を軽減する「若者減税法案」を衆院に提出したのだ。法案が成立する可能性はないのだが、国民党を支持する若者世代にアピールするためだ。(@@)
しかし、この法案提出に対して「何故、30歳未満だけ優遇するのか」「今、最も経済的に困窮しているのは就職氷河期世代(30台後半~50代前半)ではないか」「国民党は若者と中年世代を分断するのか」などの批判が殺到したのである。(~_~;)
そこで国民党は、あわてて「就職氷河期世代」にアピールするため、Youtubeチャンネルを開設。党首討論の最後でこの話を持ち出したのも、この批判を挽回するためだと察する。<すぐに対応しようとする積極性は買うが、ちょっとバタバタして来た感じもする。>
いずれにせよ、次の党首討論は、見て「面白かった(=興味深かった)」、「わかりやすかった」、「投票の参考になった」と言われるようなものにして欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS