立民・野田、食料品の税率ゼロの方針を発表＋自民党の参院、安倍シンパも減税主張＋テニス

　これは４月２６日、１本めの記事です。（２本め、あり）

　　

　東日本大震災、熊本、能登の大震災をはじめ全国の自然災害の被災地の方々へ　早期復興を願うと共に、前向きにガンバです。o(^-^)o　また、阪神淡路大震災を含め、被災地だけでなく全国の人々が、各地の被害、経験、情報などを風化させず、今後の災害の予防、対策に活かすようにして行きましょう！(･･)

　よろしければ、１日１回、２つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m

　　　　　

【＊１、＊２などの関連記事は、記事の最後にあるＭｏｒｅの部分にあります。】　　

デコの眼に人々が映ってる。。。？

【テニス・マドリードＯＰ・・・女子２回戦、５６位の内島萌夏が２８位のジャバー（チュニジア）に４－６，６－３，６－４で勝ち、３回戦に進んだ。ジャバーは全英で２年連続準優勝、昨年は２位まで上がっていたのだが、肩の故障のため休養。少しランクを落としている。相手もまだ本調子ではなかったのかも知れないが、２時間近い接戦を制し、元ベスト１０選手を破ったことは内島に大きな自信になるだろう。(^^)＜今回のコートは（錦織いわく）バウンドが高いので、上から打ち込む内島には合っているのかな？＞

　地方競馬・・・ばんえい競馬で、馬インフルエンザが発生。４月２６～２８日まで３日間、帯広競馬の開催がお休みになる。＜人には感染せず。殺処分不要。＞

　あとＭＹ溺愛馬・コマクイン産駒４兄妹の次男・コマサンダイヤ（牡８）が引退した。イレネー記念、ばんえい大賞典を優勝。腰の調子が悪かったようで、最近は休んでいることが多かったのだが、今年１月に１年半ぶりにＢクラスのレースに出たらあっさり２連勝してたりして。種牡馬になれるといいな。デビューからたくさん楽しませてくれて、有難う。おつかれさま。残り兄弟妹たちも頑張って欲しい。o(^-^)o】　

　

＊　＊　＊　＊　＊

　立民党内の野田佳彦代表は２５日、７月の参院選の公約に「食料品にかかる消費税を１年間ゼロ」にすることを盛り込むと発表した。(@@)

　

　立民党は昨年の衆院選の公約では、「給付付き税額控除」を行なう方針を掲げていた。　しかし、党内では物価高対策のために「食料品の税率ゼロ」「一律5％に減税」を公約に入れることを求める声が増加。党の政策決定機関である「ネクストキャビネット（NC）」に諮った上で、党の執行役員会が「食料品の消費税率をゼロ％に1年間に限って引き下げる」案を承認。経済情勢次第で、１回だけ延長できるとした。(･･)

　

　野田代表はもともと財政規律派だし。民主党時代、自公と３党で協議し、５％だった消費税率を１４年度から８％、１５年度から１０％に上げることを決めた立場。（実際、１０％になったのは１９年。）それもあって、消費税率を安易に下げることには慎重な立場をとって来た。＜消費減税はポピュリズムだと批判した枝野幸男氏も同じ考え。＞

　

　ただ、野田氏は、「社会保障に穴を開けることがないよう、財源も提示をするという2つの命題の中で制度設計をしないといけない。矛盾はしていません」と主張。

『「物価高で厳しく困難な生活を余儀なくされているみなさんから、食料品に関する悲鳴はたくさん聞こえてくる。ポピュリズムでは、けしてない。そういう声を踏まえた意見の中で（食料品の税率ゼロを求める声が党内の）多くの意見だった。他党の方とも共有できる話と思う」と強調。

　決断には「悩んだり、もん絶したり、七転八倒した」と苦悩したことも吐露した上で、「党の最終決定であり、（執行役員会）全員で確認した。まとまって行動していただけると確信している」と述べた。（日刊スポーツ２５年４月２５日）』

　

　　

　野田代表は、それなりの責任感も抱いており、ずっと税率を下げることに慎重な立場を貫いて来たので、本当に「断腸の思い」で決断したのではないかと察する。(~_~;)

　

　減税と言えば、喜ぶ国民も多いのだろうし、人気や支持も上がるかも知れないが。将来、政権与党を担い、今後の国民の社会保障を維持しておくことを考えたら、「安易に消費税を下げればいい」「財源が足りない分は国債を出せばいい」と言うのは、ｍｅｗも無責任なように感じる。(-_-)

　

　ただ、ロシアのウクライナ侵攻＋αを契機に、国民が物価高で苦しんでいるのは事実で、世論調査でも消費税引き下げを望む人が過半数いるし。党内の半数以上も何らかの形で消費税を引き下げるべきだと主張しているし。他の政党も、それこそ自公与党内にまで消費税を下げる案が出ているというし。給付付き税額控除はわかりにくいし。とはいえ、消費税を一律５％に下げる案は絶対に飲めず。（民主党時代からの方針が崩れることになる。）

　

　ここは、国民の声に応えるためにも（＝選挙対策のためにも）、党内が分裂、対立しないためにも、この方法とるしかなかったと思う。(･･)

＜ｍｅｗも以前も書いたように、社会保障の維持を考えると消費税引き下げには慎重な立場なのだが、もともと日常生活に直結する食料品や日用品は税率を軽減すべきだと思っていたのでＯＫ。本当は高価な飲食品や日用品は消費税をかけてもいいと思うのだけど、複雑になってしまうので敬遠される案のようだ。(>_<)＞

　そして、立民党もこう決まった以上は、（枝野氏も含め）党内でしっかりまとまって行動して欲しい！（＋＋）＜今回は民主党時代に反乱を起こした小沢一郎氏も食料品ゼロに賛成の立場なので、妙な動きはしないだろう。^^;＞

　　

＊　＊　＊　＊　＊

　とりあえず、ここに各党の消費税減税に関する主張を記した表をアップしておく。

　

　

　

　　

　上の表には、自民党のところに「食料品の消費税　恒久的に０％」と記されているのだが・・・。　

　政府も自民党執行部も、現時点では、消費減税は認めていない。（＊＊）

『自民党　森山幹事長　「（減税の）財源をどこに求めるのか、社会保障のどこを国民の皆さんに我慢をしていただくのか。対でないと、下げる話だけでは、これは国民の皆さんにご迷惑をかけてしまう」

『総理周辺　「『減税』はしちゃダメだ。まだ『給付』であれば、効果あるかは別にしてワンショットだから補正予算を組んで、それなりに景気が良ければ税収で何とかなるかもしれない。でも『減税』は、下げるのにはエネルギーいらないけど、上げる時にはまた何百倍のエネルギーがかかる」』（ＡＮＮ２５年４月１２日）』

＜何故だか、自民党の青年局は減税反対の立場。自民党本部で中曽根康隆青年局長は石破首相に「関税を理由にした給付は説得力を欠き、国民の理解は得られない」「将来世代の負担に直結する。慎重に議論すべきだ」と提言していた。（共同04.18）

＊　＊　＊

　ただ、「自民党だけ減税公約なしでは、参院選は戦えない」と訴える議員が増加している。

　

『松山政司参院幹事長ら参院幹部は、党本部で森山裕幹事長や小野寺五典政調会長と面会。参院選で改選となる議員を対象にした聞き取りや全参院議員のアンケートを踏まえてまとめた「緊急に実施すべき政策」「公約に盛り込むべき政策」の文書を手渡した。

　文書は非公開だが、取材によると「消費税率引き下げを求める意見が大多数（8割）」と記され、2年程度期限を区切って食料品に関する消費税率をゼロにするべきだと主張している。「自民党=増税政党だというイメージがついている。減税しないと払拭（ふっしょく）できない」と、参院側の危機感を訴える記述もあった。（朝日新聞２５年４月２４日）』

　

　また、積極財政派の安倍シンパ（＝アンチ石破）も減税を主張している。(･･)

　

『自民党の高市早苗前経済安全保障担当相は14日、自身のX（旧ツイッター）で、物価高や景気対策の一環として減税の必要性を訴えた。物価高や不安定さが増す国際情勢で、正当な財政支出は「景気を押し上げ、むしろ税収は増す」とも投稿した。（産経新聞２５年４月２５日）』

　

『小林鷹之元経済安保相も自身のユーチューブ番組で消費減税に「年限を切るべきだ」と条件を付けて一定の理解を示した。22日も減税を巡り「あらゆる選択肢は排除しない」と発言した。（西日本新聞２５年４月２４日）』

　もしかしたら、自民党内でも「石破叩き」も絡む形で、消費税減税を巡る対立が起きるかも・・・と（期待込みで？）思ったりもするｍｅｗなのだった。(@_@。

　

　ＴＨＡＮＫＳ

　

【下の２つのランキングに参加しています。できれば、２つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

　　　

↑もう１クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"