【テニス・・・8日から全仏の前哨戦であるイタリアOP(1000)が始まった。
女子では、下部のチャンレンジャー大会に優勝して48位に上がった大坂なおみが好調。1回戦で177位のエラニ(伊)にストレートで快勝。2回戦では87位のグルピク(スイス)に2-6で先行されたが、7-5,6-1と逆転で退けた。出産復帰後、苦手のクレーにうまく対応できるようになったのが不思議らしい。
前大会までの活躍で初のTOP50(47位)にはいった内島萌夏は63位のリス(独)に1-6,0-6で負けてしまった。サーブが不調だった様子。どこか痛めていないのを祈るばかり。
男子は、肩を痛めていた74位の西岡良仁が久々にツアーに復帰したのだが、131位のラヨビッチ(セルビア)に5ー7,1ー6で負けることに。62位の錦織圭はエントリーしていたが、初日前にキャンセルした。(体調が気がかり。)この4人は25日からの全仏には出場可能なので、しっかりとコンディションを調整して欲しい。o(^-^)o】
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ついに石破首相に文春砲が放たれた。(@@)
タイトルは『「私は闇献金をしてきました」石破首相“元側近”が週刊文春に告白する「3000万献金」《収支報告書不記載の疑い》』(週刊文春 2025年5月15日)
『石破茂首相(68)の元側近で、政治団体「石破茂政経懇話会」の代表も一時期務めた下根正宏氏(66=下の名前は仮名)が「 週刊文春 」の単独取材に応じた。下根氏は、長年にわたって石破首相側に現金を渡し続けたと証言。「私は闇献金をしてきました」などと述べた。
下根氏は、石破首相が 2008年に自民党総裁選に初出馬した際、随行係を務めたという人物。石破首相と同じ鳥取県出身で実業家の父・下根弘氏(91)と共に、2010年代まで石破首相を支援してきた。
下根正宏氏によると、2003〜2014年ごろまでの約10年間、石破氏の2万円の政治資金パーティー券を「100枚単位で毎年、購入していた」という。多い年は300枚ほど購入。代金数百万円を封筒に入れて現金で秘書らに支払い、金額が空欄の領収書の束を受け取っていた、としている。
また別途、「陣中見舞いなどとして、現金100万円を5回渡した」とも証言。約10年間でパーティー券購入とあわせて石破首相側に支払った総額は「少なくとも 3000万円は優に超える」と述べている。(文春オンライン25年5月7日)』
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文春が調べたところ、これらのパー券代金や献金は、石破氏の政治資金収支報告書に記載されておらず。いわゆる「闇献金」に当たり、政治資金規正法違反の疑いがあるという。
これに石破官邸で取材に応じ、「週刊誌報道にあるような事実は全くございません。実体のない事務所とかパーティー券の購入とか、そういうことがあるように書いてありましたが、私は全く覚えがありません。秘書にも確認をしましたが、全くそのような事実はございません」と述べた。(ABEMA TIMES25年5月9日)』
ただ、野党側は不信感を強めており、きちんとした説明を求めている。
『立憲民主党の野田佳彦代表は8日、石破茂首相が3000万円超の献金を政治資金収支報告書に記載していなかったとする週刊文春の報道について、「進んで(国会の)政治倫理審査会で弁明することが大事だ」と述べ、首相に対し自ら弁明を申し出るよう求めた。東京都町田市内で記者団の取材に答えた。(時事通信25年5月8日)』
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一体、何故、今、石破元側近がこんな告白をしたのか? または、何故、このタイミングで文春がこれを出して来たのか?(・・)
邪推好きのmewとしては、つい、誰が目的でと考えてしまうのだが。これが自民党内の「石破おろし」の号砲だとしたら、かなり中途半端な時期なのである。(-"-)
確かに、自民党の中では、「参院選は石破では戦えない」「参院も惨敗するおそれがある」として、総裁交代を求める声があるのは事実なのだが。
通常国会会期末は6月22日。その前から都議選(13日告示、22日投開票)が始まっている。それが終わったら、すぐ参院選だ。(予定では7月3日公示、20日に投開票)。
仮に本人が、事実を認め、今すぐ総理総裁を辞任したとしても、今から総裁選をやっている余裕もないし。(緊急性があるとして国会議員だけで決めるとか、K党のT氏を総理に担ぐとか?(>_<)>
もし石破総理総裁のまま参院選を戦うとなれば、とりあえ図お金だけはクリーンだと思われている石破氏のイメージが下がるおそれが大きいことから、大きなマイナスになってしまう。^^;<まあ、野党にとっては有利かな。(・・)>
ただ、この辺りは改めて書きたいと思うが。おそらく野党はこの問題に関して、様々な委員会でも、石破氏に質疑を行なう時間をとる可能性が大きいので、後半国会の目玉とされていた企業団体献金の禁止(or規制)や選択的夫婦別姓の法案の審議に影響する可能性は否定できず。(それらを潰す目的だったのかな?^^;>
何だかな~という感じだ。_(。。)_
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そして、昨日、『自民・西田、ノーカットの沖縄トンデモ発言をアップ+自ら歴史修正主義の説明も・・・』という記事をアップしたのだが。
これも自民党にとっては、マイナス要素になりそうだ。(・・)
まあ、いわゆる超保守勢力の間では「米国の洗脳教育について、よくぞ言ってくれた」などと評価する人もいるのかも知れないし。それゆえに、西田昌司氏もそう簡単には謝罪や撤回をする気にはなれないのだろけど。
同じ自民党内でも、小渕優子組織運動部長は、「大変残念な発言だ」「(西田氏の)発言により、沖縄県の皆さんの心傷つけてしまった。改めて、ひめゆりに足を運んでいただいて、沖縄戦について、現状の沖縄について、理解を深め再認識をしていただきたい」と苦言を呈していたとのこと。(発言部分TBS05.08)
また、西田氏がトンデモ発言を行なった3日の沖縄でのシンポジウムに、共に出席していた国場幸之助衆院議員(沖縄1区・5期)は、こんなことを言っていた。
『国場幸之助衆院議員は7日、取材に答え、会場の様子を振り返った。西田氏の発言を受けて参加者は「だんだんと表情がこわばっていったように感じた。会場の雰囲気が凍っていくような、まずいことを話しているのではと感じているように見えた」と語った。共催者である自民党県連の責任にも言及した。
国場氏は「なぜ憲法に関するシンポジウムでこんなことを話しているのか、理解できなかった」という。ただ「自民党県連は共催者として、招いた講師がどのような内容を話すのか、事前に確認するべきだった」と、県連の責任を指摘した。シンポジウムには国場氏のほか、座波一県議、西銘啓史郎県議、大浜一郎県議、又吉清義県議、喜屋武力県議が参加していたという。琉球新報25年5月8日)』
国場氏は旧岸田派ではあるものの、日本会議や創生日本などに所属してるたそこそこの超保守。というか、このシンポジウム自体、日本会議や神道連盟などの超保守団体が共催しているのだから、同じような思想の人が多く参加しているはずなのに。それでも、会場の雰囲気が凍っていくようなものを感じたというのだから、よほどヒドイ発言なのである。(ーー)
沖縄では今、県政野党の自民党が経済対策をアピールして自治体の首長や議会の選挙で勝つケースが増えており、来年、県知事選を控える玉城デニー知事勢力(&オール沖縄)がやや劣勢になっているのだが。沖縄県民の方々はもちろん、全国の国民も、自民党の超保守勢力のひどい修正歴史主義、国家思想などのことをもっと知って、投票の際に考えて欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS