【フィギュア・・・フィギュア・ファンにはビックリのビッグ・ニュースを。23年全日本2位の島田高志郎(23)と世界ジュニア5位の櫛田育良(17)が、アイスダンスで組むことが9日、発表された。(@@)
島田は17歳の時から宇野と同じスイスのランビエールに師事をして、全日本2位になったこともあるのだけど。スケーティングがきれいなのだが、ジャンプ難度で得点があげにくかったので、アイスダンス転向はいいかも。何より日本フィギュア界(たぶん)№1の小顔、176cmの長身で8頭身ボディは、アイスダンスで映えると思う。<すごく細いので、問題は筋力か)
相手の櫛田はちょこっとしか見たことないのだけど。ジュニアでは島田真央にぐ存在。こちらも167cmと長身だ。2人の演技は、8月末のアイスショーでお披露目になるとか。めっちゃ、楽しみ。o(^-^)o】
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昨日、一番、目を引いた政治系ニュースはこれ。
『岸田氏「国民玉木氏は首相候補」 詳しい理由は話さず
自民党の岸田文雄前首相は9日放送のTBSのCS番組で、国民民主党の玉木雄一郎代表について「いろいろな世論を聞くたびに、首相候補の一人だと思う」と語った。詳しい理由は話さなかった。玉木氏が主張する時限的な消費税率5%への引き下げに関し、財源について、もう少し具体的な案を示すべきだとの考えを示した。
石破茂首相はいつまで続けるべきかと問われ「参院選で国民の声を聴き、結果も見た上で考えるべきことではないか」と述べるにとどめた。「われわれは選んだリーダーをしっかり支え、経済と外交でしっかり責任を果たしてもらうよう協力していく」と強調した。(共同通信25年5月9日)】
このニュースを見て、真っ先に思い出したのが、この光景だ。(@@)
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岸田政権だった22年、岸田首相が、国民党が主張するガソリンの暫定税率(トリガー条項)廃止を「検討する」と発言。
これに喜んだ国民党の玉木代表が、野党ながら22年の政府予算案に賛成。予算成立後に、2人で肘タッチをした写真だ。(~_~;)
『玉木氏はこの日の記者会見で、首相と直接電話で協議したと明らかにし「一国の首相と公党の代表である私との間で結んだことが全てだ」と述べ、実現の確約を得ていると主張した。「予算に賛成した以上は、こっちの言うこともちゃんと聞いていただきたい」と気を吐いた。(22年2月22日)』
このあと自公国が3党連立を組むのではないかという話も結構出ていたのだが。結局、岸田自民党は、この施策は検討しただけで終わり、国民党は見事に裏切られることになった。(>_<)
昨年から始まった石破政権で、国民党は自公との3党協議で、改めてガソリン暫定税率の廃止を訴え、とりあえず幹事長レベルで合意を得たものの、実行してもらえず。今年の政府予算は賛成しなかった。^^; <維新が教育無償化案をのんでもらい、予算案に賛成。>
では、何故、岸田首相はこの時期に急に公の場で、玉木首相論の話をしたのか。(・・)
今年にはいって、自公が国民党の玉木代表を首相に担いで、連立を組むのではないかという話が出ているのだが。これまで自民党の幹部が公の場で、玉木氏の名をクチにしたことはなかったと思う。(・・)
ただ、もしかしたら自民党内では、もし玉木氏を首相に担いだ場合、どの勢力と主に組むのか、水面下でちょっとした引っ張り合いが起きているのかも知れない。^^;
もともと保守リベラルである玉木氏の考え方から行けば、岸田文雄氏や石破茂氏の方が政治理念的には合うように思うのだ。
ただ、石破氏は、若い頃からの友人である維新の前原共同代表と密に連絡をとっているという。^^;
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むしろ最近、超保守勢力に接近しているように見える。玉木氏が直接、自民党の超保守系議員と会ったという話を見たことはない。 しかし、昨年は超保守団体・日本会議の会合で講演を行なっったり、「うちは最も保守だ」と発言。
今年にはいって、玉木代表、榛葉幹事長と相次いで超保守の母・櫻井よしこ氏のネット番組に出演している。
榛葉幹事長が出演した時には、玉木首相論の話も出ていたという。^^;
『櫻井氏から「表紙(=首相)は誰でもよいのか」と問われた榛葉氏は「玉木が一番いい」と明言した。榛葉氏はヤギを飼育しているが、「玉木とヤギの共通項は、ウソをつかない。真っ直ぐな男で、意地悪をしない」と述べた。選択的夫婦別姓制度や安定的な皇位継承に関する玉木氏の考え方への不安をぶつけられ「国柄や国の歴史を考えて大事にする政治家だ。大丈夫だ」と強調した。(産経新聞25年4月5日)』
国民党は、22年に立民党などと共に選択式夫婦別姓制度の法案を提出。昨年の衆院選の公約にも同制度の導入を記していたのだが、超保守勢力が同制度に大反対していることもあってか、今年にはいって、立民党とは一緒にやらないと独自の法案を提出することに。実質的には、法案成立を阻止する側に回った。(-"-)
また、今、超保守勢力の間では、外国人の土地取得の増加が問題になっているのだが。榛葉幹事長が先月から、参院外交防衛委員会で「日本の土地を守るために、外国人の土地取得の実態を把握しなければダメだ」と政府に要求。
超保守派が敵視している中国の企業や人が色々と進出している例を並べ立て、「これではだめだ。自分の国は自分で守る。日本の土地は日本人が守らなければだめだと思う」「不安で寝られない」とまで言っていた。(関連記事*1)<高市早苗氏や萩生田光一氏が唱えていることだよね。>
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一方、岸田前首相は、岸田政権の時に副総裁だった麻生太郎氏、幹事長だった茂木敏光氏と会談。今後の党運営について、意見交換し、協力して行く方針を決めたと言われている。
3人とも(特に麻生太郎氏は)アンチ石破ゆえ、機会があれば、すぐにでも「石破おろし」のバックアップをしそうな感じだ。(~_~;)
ただ、ポスト石破のいい候補がいない。(やむなく?)「岸田前首相の再登板か」なんて話も出るのだが。『麻生太郎元首相は以前、「玉木はいいねえ」と言ったとされる。(東洋経済・安積明子03.24)
そこで、もしかしたら、この3人が、超保守勢力に抑えられる前に、自分たちが主体になって玉木氏を取り込んで、首相に担ごうと考えているかも知れず。
岸田氏が、敢えてこの時期に、公の場で玉木首相論の話を出したのは、そういう魂胆があってのことかな~と邪推してしまったmewなのである。(@@)
THANKS