今日8月15日、日本は終戦から80年を迎えた。(・・)
もう実際に戦争を体験した人、記憶がある人の数がどんどん減っている。(ノ_-。)
以前も書いたように、今のこどもたち、若者にとっては、先の大戦は中高年にとっての日清戦争、日露戦争のようなものだ。
「何十年も前にそういう戦争があったらしい。教科書に記されていた」というようなものに過ぎないのである。日本の各地が攻撃されたという点では多少異なるが、その跡もほとんど残っていないし、自らは何の痛みも損害も、加害も感じることはない。(ーー)
今年は、オールドメディアのTVが、終戦80年を意識してか、いつもより戦争に関する特集番組を増やしているようにも思うのだが。<地上波NGとウワサが出ていたアニメ映画「火垂るの墓」も今日、7年ぶりに放映される。"^_^">
ただ、こどもや若者が見るような番組はほとんど見当たらない。今のこどもや若者はただでさえテレビを見ないのに、これでは戦争のことを知ることができない。何かもう一工夫欲しいものだ。<アニメやTikTokやショートなどを含め動画を流しまくるしかないのか?^^;>
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しかも、そんな折、世界で急に非グローバル主義、自国第一主義、国家主義、右傾化、核抑止力重視などの流れが広がって来た。
ロシアのプーチン政権もひどいものだが、グローバリズム・SDG'sの概念を拡大して来た欧米・自由民主主義国のリーダーだったはずの米国のトランプ政権が極端な反グローバリズムを展開。経済面も含めて、世界を震撼させている。(-"-)
さらには、今年の参院選では、その反グローバリズム、自国第一主義を掲げる参政党が躍進。平和主義を守って来た国民を困惑させている。<ちなみに参政党と日本保守党は、党の談話でも敢えて「大東亜戦争」と記していた。(>_<)>
逆に安倍政権で超保守派が威力を発揮して来た自民党は、岸田・石破政権になって超保守派の勢いが衰退。混迷の時期にはいっている。<石破首相による終戦80年のメッセージを強く期待する。>
今、日本は本当に大きな岐路にある。ここでぐっと踏ん張らないと、まさに「日本がアブナイ!」かも知れない。(@@)
さて、例年、アップしている各党の終戦記念日の談話を載せたいと思うのだが。一応、各党の談話をHPで全て読むようにしているのだけど。午前4時過ぎの時点では、自民、公明、維新、参政、共産、みらいはHPにまだ談話をアップしていなかった。
とりあえず時事通信と読売新聞がまとめた談話を載せることにする。(++)
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読売新聞バージョン(25年8月15日)
『与野党は15日の終戦の日にあたり、談話や声明を発表した。
自民党は、中東情勢や、「自国第一」の姿勢を強める米国などに触れ、「世界の秩序が瓦解しかねない危機的な状況にある」と指摘。「日本が旗手となり、平和と繁栄の礎である『自由で開かれた国際秩序』を堅持し、強化していかねばならない」と訴えた。
公明党は「日本周辺の安全保障環境が厳しさを増している」と強調し、不測の事態を未然に防ぐため、多国間による対話を通じて信頼醸成を図るよう求めた。
立憲民主党は「わが国が戦後80年間一度も戦争しなかったことを誇りに、過去の悲劇や過ちを忘れることなく、それを教訓とし、誠実に世界と向き合っていく」との決意を示した。
日本維新の会は「平和を創り維持するための『積極的防衛能力』と、安定した国際秩序の構築を目指す」とし、国民民主党は「平和国家であり続けるために全力を尽くす」と強調した。
参政党は「歴史の光と影を学び、命を懸けて守られた『日本』を未来へとつなぐ」とした。れいわ新選組は「二度と戦争をしない国づくりのため、行動していく」とし、共産党は「憲法違反の大軍拡と『戦争国家づくり』を止める」と主張した。日本保守党は「歴史を政争の具とせず、未来の平和と繁栄をいかに構築するかを考えたい」とした。
社民党は「憲法改悪を許さず、『ミサイルよりコメ』の政治の実現に全力を挙げる」とし、チームみらいは「分断をあおらず、対話による相互理解の道を探る」と強調した。』
時事通信バージョン(25年8月15日)
与野党各党は15日の終戦記念日に当たり、談話を発表した。
要旨は次の通り。
【自民党】米国をはじめとする先進国も、グローバル化の潮流の中で「自国第一」の姿勢を強め、各地で分断と対立が生じている。日本が自ら旗手となって、平和と繁栄の礎である「自由で開かれた国際秩序」を堅持し、強化していかなければならない。
【立憲民主党】過度な保護主義、民族主義やナショナリズムの潮流に警鐘を鳴らす。これらは結果として平和を脅かす要因となる。さまざまな課題を国際協調と対話で解決していくことが真の平和と繁栄への道だと確信する。
【日本維新の会】将来にわたり再び戦争を繰り返すことなく、国際社会の平和と安全、また国民の生命と財産を確実に守るため、平和を創り維持するための「積極的防衛能力」と、安定した国際秩序の構築を目指す。
【国民民主党】世界の平和は深刻な脅威にさらされている。力や威圧による一方的な現状変更の試みを強く非難し、全ての紛争の平和的解決を求めるとともに、危機から土地と海と情報、国民を守るため総合的な安全保障政策を推進する。
【公明党】国内では核武装を正当化する声が一部にあるが、非現実的な議論だ。核保有に断固反対する。唯一の戦争被爆国だからこそ知る「被爆の実相」を国内外の若い世代に伝え、平和への取り組みの機運をさらに高める。
【参政党】今こそ大東亜戦争終結からの80年を総括しなければならない。先人は何を思い、いかに戦ったのか。歴史の光と影を学び、命を懸けて守られた「日本」を未来へとつなぐ。
【れいわ新選組】軍事的抑止、核抑止論はでたらめだ。若い世代を核戦争や戦争ビジネスに差し出そうとする者たちを、一刻も早く国会から政府から追い出すことが必要だ。
【共産党】侵略戦争と植民地支配の歴史を国民共通の認識として、未来に継承する。日本国憲法に刻まれた不戦の誓いをあらたにし、憲法違反の大軍拡と「戦争国家づくり」を止める。
【日本保守党】戦後80年、戦争の「罪」は償ったと言える。少なくとも、現代に生きる日本人がその罪を背負う必要はない。
【社民党】「新たな戦前」を決してつくらず、多大なる戦争の犠牲により勝ち取った憲法の理念を政治に生かしていく。
【チームみらい】分断をあおらず、対話による相互理解の道を探り、平和で安心して暮らせる社会をつくっていく。
どうか日本が2度と戦争をしないように。平和を維持できるように。世界から戦争がなくなるように。心から祈っているmewなのである。(-人-)
THANKS