ゼレンスキー大統領は前回、ホワイトハウスに来た時に、洋服やトランプ氏への態度などに関して記者やバンス副大統領にツッコまれ、言い合いになったのだが。今回はス-ツこそ着なかったものの、軽いジャケットとシャツを着用。トランプ氏に感謝の言葉を何回も述べてヨイショし、円滑に会談を進めた。(++)
ワシントンには、イギリスやフランス、ドイツ、イタリア、フィンランドの5か国やEUNATOの首脳も集合。米ウの首脳会談の最中、ウクライナ大使館でテーブルをにこやかに囲んでいた。<作戦会議を開いていたのかも?>彼らは、ウクライナの後見役、支援役としてウクライナが米ロに押し切られないように、サポートしに来ているのだ。(・・)
2人の首脳会談後、今度は、欧州の首脳も加わって、全体で会談を行なったのだが。何だか今回は、米トランプをできるだけ持ち上げて、その気にさせる戦略をとって来たように思えた。^^;
トランプは、ゼレンスキーとの会談も、欧州首脳を交えても会談もかなりご機嫌で。途中でロシアのプーチン大統領に電話連絡をとり、ロシアとウクライナの首脳会談に関して話をしたという。
ドイツのメルツ首相は18日の記者会見で「今後、2週間以内に開催される予定だ」と語っていた。
ゼレンスキー大統領は『「ウクライナはプーチンといかなる形式でも会談を行う準備が整っている。ウクライナとロシアは条件なしで会談を行うべきだ」と述べました。
また、焦点となっているウクライナの領土を巡っては「トランプ大統領と領土に関して長い議論を行った」と述べ、会談で意見を交わしたことを明らかにしました。
また、一連の会合のあと、記者団に対し「『安全の保証』はわたしたちのパートナーによって明確にされるだろう。より詳しい内容が明らかになる。これらすべては、1週間から10日以内には文書の形で正式に決まるだろう」と述べ、どういう「安全の保証」が提供されるかは10日以内に決まるという見通しを示しました。(NHK25年8月19日)』
まあ、細かい話はどこまで情報が正確なのかわからないので、ここには書かないが。
こうして欧州諸国の首脳がわざわざウクライナをサポートするために、ホワイトはウスに集まってくれたのは有難いし。<ましてや相手が暴君トランプ、プーチンなので尚更に。>
日本も含めて、停戦、和平の合意、復興に役立つようにと願っている。(**)
<以前も何度か書いたけど、岸田前首相も石破首相も地雷除去、産業復興などで支援を行なうと約束している。>
話は変わって・・・。公明党の斎藤代表が、石破首相の続投を支持する意向を示したという。(@@)
『公明党の斉藤鉄夫代表は18日発売の週刊現代の対談記事で、石破茂首相(自民党総裁)の続投を支持する考えを示した。また、衆参両院で自公が少数与党となる中、国民民主党の連立政権入りに期待感をにじませた。
斉藤氏は、亀井静香・元自民党政調会長と対談。「(首相の進退を巡る)自民内の争いに、われわれはあまり口出ししないのが原則だ」としつつも、「公明は首相指名で『石破茂』と書いた責任がある。首相が続ける以上、支える」と明言した。
野党との連携に関し、斉藤氏は「国民民主とは政策的な立ち位置が非常に近い」と指摘。一方、日本維新の会に対しては「自民が接近しているのは確かだと思うが、公明が積極的に関わっていくことはない」と述べた。(時事通信25年8月18日)』
<19日の会見でも、石破首相を支持すると語ったという。(・・)>
いや~、こんなところで、元自民党の重鎮(国民新党代表)の亀井静香氏が登場するんだ~と。何かクチがポカーンと開いてしまうようなとこがあったのだけど。
石破氏は、党内にあまり味方がいないのだが。亀井静香氏や山崎拓氏などに連絡をとって相談している様子。<前に記事に書いたけど、山崎氏が「鉄の意志でこの難局を乗り越えろ」と励ましていた。
亀井氏も以前から石破氏を支持していたのだが。
参院選後も『俺は、やっぱり石破だな。総理になって俺の所に3回は来ているが、電話でよくやりとりもする。最近も相談があって「まだやらなきゃいけないことがある」と言った。若干、気持ちが弱くなっていた。石破は人柄がいい。「絶対に辞めるな。堂々とやれ」と励ましてやった」と語っていた。(中国新聞25年7月29日)』
<ただ、亀井氏は国民党の玉木代表も気に入っていて、自公国の連立で玉木氏を首相にすることも提言していた。^^;>
公明党としては、下手に高市早苗氏や小林鷹之氏などの超保守勢力が首相になるくらいなら、石破氏が首相を続けてくれた方がずっといいのである。(++)
また、小泉進次郎氏が首相になった場合、バックに菅義偉氏らの新自由主義グループがついているので、維新の会と連立を組むと言い出す可能性が大きい。(-"-)
菅氏は安倍政権の時から、維新の橋下・松井代表らとずっと懇意の仲で、ひそかに大阪都構想を応援していたのだ。
今、維新は副首都構想を掲げて、自民党と連立政権を組むことを考えているのだが。そこには、利権がいっぱい詰まっている。(・o・)
それに、菅氏が最も関心があるのは、官房長官時代から進めているIRカジノ計画だ。(-"-)
維新は、万博が終了後、夢州の会場跡地にカジノつきIR施設を建設しようとしているわけで。菅氏&陣営はそこに乗りたい(主導権を握りたい)のである。_(。。)_
* * *
ただ、公明党は、もともと改憲派&新自由主義的な経済政策は好まない、平和・リベラル志向の強い政党だ。
しかも、公明党は維新に対して強い敵対心を抱いている。^^;
公明党は12年、維新が国政進出する際(橋下・松井代表下の頃)、現職議員がいる大阪の4つの選挙区、兵庫の2つの選挙区で、維新と棲み分けをする約束をしたのだ。(@@)
つまり、公明党が候補を立てる6つの選挙区では、当時から大阪で勢いのあった維新が候補を立てないと。その代わり、他の選挙区で支援をするという合意をしたのだ。^^;
この約束は22年まで守られたのだが。23年になって、馬場代表下の維新の会が、合意を解消することを役員会で一方的に決定。
公明党は兵庫の2つの選挙区は何とか守ったのだが。大阪の4つの選挙区では、全て維新に負けてしまった。(-_-;)
<そもそも日本会議系の超保守派である馬場伸幸氏らは、本来は憲法改正で平和主義、リベラル系の公明党を好まず。自公連立も解消すればいいのにと考えていた節があるのだ。^^;>
そんなこんなで公明党は、今でも維新を好んでおらず。自公維の連立には消極的なようなのだが。
玉木氏は、石破政権が続く限りは連立政権をする可能性はないと言明。菅陣営が維新との連携を考えているのに対し、麻生、安倍派は玉木氏に期待しているとも話もあり・・・。
石破おろしの裏側でも、アレコレ動いている&揺れ動いている人たちがいるんだな~と思うmewなのだった。(@_@。
THANKS