19日、自民党で総裁選挙管理委員会(会長・逢沢一郎氏)の初会合が開かれた。
当初の予定より長引き、2時間ほど協議が続いたという。(・・)
まず、11人の委員のうち落選などで欠員になった6人を補充した。
そして、総裁選を前倒しするためには、自民党所属の衆参両院あわせて295人の国会議員、都道府県連の代表者47人、総数342人の過半数172人の賛同で実施できるのだが、その賛否をどのように確認るのかが協議された。
党則では、どのように賛否を示すのか、書面によるのか、記名なのか無記名なのはなど、何も決まっていないからだ。^^;
もし書面、しかも記名となれば、どの議員が総裁選前倒しに賛成したかが他の者にわかってしまう。つまりは「石破おろし」に積極的な議員の名が、世間に明らかになるのだ。
それでも、総裁選前倒しになればまだいいだ。もしならず、石破氏が総理総裁を続投した場合、記名した議員は肩身の狭い思いをすることになるだろう。<人事面でも不利になるおそれが大きい。(-_-)>
『自民党・逢沢総裁選管委員長:この段階で総裁選をやるべきだという方々に申し出てもらう。書面でその意思を示していただくことに整理をすることになろうかと。(FNN25年8月19日)』
逢沢会長は、記名による書面の申し出を考えているようだが。詳しいことは、次回の会合で決まるという。(・・)
* * *
元衆院議員の杉村太蔵氏は、絶対に記名にすべきだと訴えていた。(@@)
『杉村氏は(略)総裁選選管で協議が続く意思確認の制度設計に触れ「最大の注目は、総裁選を前倒しすることに賛成か、反対かを記名式にするか、無記名にするか。私は、絶対に記名にすべきだと思う」と強い調子で語った。
「これは不信任案と同じですからね。民主主義で、選挙(総裁選や首班指名)に勝って、この任期は基本的には保障されているのに、途中でやめさせようということですから。責任をもって、国会議員が(総裁選前倒しに賛成か反対かの意思表明とともに)自分の名前をちゃんと歴史に残すことは、絶対に必要だと思います」と訴えた。(日刊スポーツ25年8月20日)』
珍しいことだが、杉村氏に同感だ。(・・)
実際、この「総裁選前倒しの申し出」は、内閣で言えば「不信任案を提出」するに近いものがある。きちんと責任を持って申し出を行なうためにも、記名は絶対条件にすべきだろう。(++)
話は変わって・・・。
昨日、自民党と維新の会が連立を組む可能性があるという話を書いたのだが。国民党の玉木代表も、かなりナーバスになっているようだ。^^;
『国民党の玉木代表が、自民党と維新の会が連立政権を組むのではないかという見方をけん制したという。(@@)
『国民民主党の玉木雄一郎代表は19日の記者会見で、日本維新の会が自民、公明両党の連立政権に参加する可能性を指摘した。その上で「われわれも議席を増やしている。自民、公明、維新で連立となり、他の野党の意見が全く通らなくなると、民意の反発を受ける」とけん制した。(時事通信25年7月19日)』
<産経19日には、『国民民主党の玉木雄一郎代表は19日の記者会見で維新について「もう連立まっしぐらだ」と指摘』という記事も。^^;>
実際、昨日の記事でも触れたように、参院選後、自民党と維新の会が急激に接近しているからだだ。(@@)
維新の会は、恐ろしいほどさっさと執行部の人事を入れ替えた。(・o・)
まず、選挙の結果が今一つだったということで、静かなる「前原おろし」が実施されることに。前原誠司共同代表や執行部が自ら辞任した。前原氏は昨年秋に国民党→教育無償から移って来たばかりで、馬場陣営や大阪系議員から疎んじられていたのだ。(~_~;)
でも、吉村洋文代表は、オンライン投票で「代表選実施に反対」という意見が多かったため、続投することに。<選挙結果や前原起用の責任はなかったことに。^^;>
そして、8日に国会議員団の代表選を行なった結果、藤田文武氏が新たな国会議員代表&党の共同代表に選ばれた。<藤田文武氏が49票、斉木武志氏が7票、松沢成文氏が1票。>
藤田氏は大阪出身の44歳。筑波大体育卒のラガーマンで、体育講師やスポーツマネージメント業などを経て、12年に維新政治塾の1期生に入塾。17年の衆院選は落選したが、19年の補選で初当選。衆院3期だ。
21年に馬場伸幸氏を代表選で支持し、幹事長に抜擢されることに。24年に馬場代表と共に選挙結果の責任をとって役員を辞任するも、1年も立たずに復活して来た。(@@)
国民党、参政党と若手世代で見栄えのいい代表が勢いを示している中、維新も若手元気路線の代表をTOPに置きたかったのだろう。<前回、幹事長に抜擢された時も、ポスト吉村候補と言われていたのよね。ただ、思ったよりも世間からは注目されていない。^^;>
維新の会は新執行部を発表したのだが。正直、名前を見て「え?」と思った。(・o・)
おそらく藤田氏以外の三役は世間に知られていないのではないだろうか?<能力も実績も「???」だ。^^;>
幹事長には中司宏氏(衆院2期・元・大阪枚方市長や大阪府議)が選出されたのだが。
おそらく、対外的な党の幹事長、維新のスポークスマンというよりも、大阪維新系のまとめ役を期待されているのだろう。
総務会長には、維新としては初の女性執行部員となる高木かおり氏(参院大阪選挙区・2期)。そして、政務調査会長には前原氏と共に国民党から移って来た斎藤アレックス氏(衆議2期・滋賀1区)を(とりあえず?)起用した。(・・)
一方で、大きな注目を浴びているのが、国対委員長に遠藤敬氏(57・衆院5期)が復活したことだ。(++)
日本青年会議所大阪ブロック協議会長、日本教育再生機構大阪会長(つまりは日本会議系超保守)などを務めた経験あり。自民党から公認が得られなかったため、12年に維新から出馬し衆院選に初当選。松井一郎氏と懇意で、菅義偉氏とも既知の仲だと言われている。
『国会対策委員長には遠藤敬氏(衆院大阪18区)が再登板した。2012年の初当選以来、国会運営に携わってきた。自民党の森山裕幹事長や立憲民主党の安住淳衆院予算委員長といった与野党の中心人物と関係を築いた。(日本経済25年8月12日)』
『馬場伸幸前代表らのもとで約10年間国対委員長を務め、自民党とも幅広いパイプを持つ遠藤氏の起用には、他党から自民、公明連立政権入りへの布石ではないかと警戒感が出ている。
遠藤氏は20日昼、国会内で記者団に「是々非々に戻して与党とも野党とも距離感を持った国会運営をしていく。維新らしさを目指したい」と意気込んだ。その上で「みなさんがびっくりするような『こんなことが起きてたんか』というのが僕の仕事。期待していただきたい。(各党との調整を)水面下でやります」とも語った。(毎日新聞25年8月20日)』
8月1日、自民党の森山裕幹事長が維新の遠藤氏と会食していたことが報じられていたのだが。19日には、維新の中司宏幹事長が自民党の森山幹事長に就任の挨拶に行き、国会内で会談したとのこと。(・・)
参院選で議席を増やし、かなり自信を持ち始めていた国民党の玉木代表は、ちょっとイライラしているのでじはないかと察するmewなのである。(@_@。
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