実は先週、「国会議員のお祭り参加を禁止すべき」というような記事を書きかけていたのだが。うまく話がまとまらず、没にしてしまっていた。(>_<)
ざざっと書くなら・・・日本の国会議員の多くは、夏の間、特にお盆休みには地元に帰って、選挙区で行われる夏祭りに参加する。できるだけ選挙区内全てのお祭りに、少しでも顔を出すように努めているという。<昔、公選法が厳しくなかった時は、酒類の差し入れも持参していたらしい。^^;>
もちろん選挙区の有権者と直に接触して話をしたり、要望や意見を聞いたりするのは、とても大切なことなのだが。実際のところ、お祭り参加は、選挙活動の一環としての挨拶回りの要素の方が強い。^^;
「XXはあそこの神社のお祭りには来たのに、こっちには来なかった」とかいう話になると大変なので、秘書たちは早くから祭礼の日を調べ、細かく日程を組む。<地方によっては、春、秋に大事な祭礼が行われるところもある。>
面積が広い選挙区の地方議員が、事務所を複数持って、何人もの秘書を使わなくてはいけないのは、冠婚葬祭チェックも含め、こんな事情があるからだ。
で、彼らは「選挙にお金がかかる」「政治にお金がかかる」と主張し続けるのである。(-"-)
そうであるなら、一層のこと、国会議員在任中は、お祭りの訪問も禁止してはどうかと提案したかったのだ。(@@)
<地方議員や首長も対象になるとは思うけど。とりあえず、今回は国会議員ということで。>
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そうしたら、昨日、日本保守党・百田尚樹代表がXに、国会議員が盆踊りに参加していることに関して「盆踊りに精を出す政治家も政治家だが、それで投票するかどうかを決める有権者もどうなんだ。日本が良くならないはずや」と投稿していたという記事が出ていた。<百田氏とは政治思想は全く合わないが、この件に関しては意見が合うようだ。^^;>
いい機会だと思うので、ここに問題提起をしてみたい。(**)
『夏の風物詩“盆踊り”をめぐって、日本保守党・百田尚樹代表のX投稿が話題になっている。「選挙に強くない国会議員は、地元の盆踊り大会にどれだけ出るかで当選か否かが決まります」。どうやら、自民党・小林鷹之衆院議員が地元で盆踊りをする様子を批判した一般人の投稿に反応したようだ。
百田氏は「盆踊りに精を出す政治家も政治家だが、それで投票するかどうかを決める有権者もどうなんだ。日本が良くならないはずや」との持論も綴ったが、ネットでは「地元の人気取り! 踊ってないで仕事しろ」「盆踊りに参加して地元の生の声を聞くのも大事」と賛否の声があがった。
国会議員の盆踊り参加は無意味なのか。『ABEMA Prime』で“政治家の地元回り”を考えた。
■1日最大30箇所も 国光あやの衆院議員「単に回るだけの人もいるが、選挙は強い」
政治家は盆踊りで何をするのか。有権者との握手や、子どもとの写真撮影、屋台で「地元食材の料理」に舌鼓、振付を覚えて積極的に踊りに参加するなどがある。また、「自治体」「商工会議所」「地元企業」の関係者との談笑や、地方議員に地元の課題などを聞き、時には地域ごとの盆踊りやお祭りを“はしご”することもある。
自民党の国光あやの衆院議員(茨城6区)も、祭りがあれば駆けつけ、複数件あればはしごすることもあるそうだ。8年間の議員生活で、1日で回った祭りは最大30件。「田舎のほうでは朝6時くらいから神事をやっていて、コロナ禍でも土日は平均1日10件あった。ただ、行けない時には遠慮している。30カ所になると、1カ所あたり約30分。単に踊ったりあいさつしたりでは芸がなく、1個くらいは困りごとを聞いて、政策へ生かすことを目標にしている」。
しかしながら、「政策をやらずに単に回っているだけでも、選挙が強い人はいる。業界では“顔見世興行”と呼んでいるが、それだけで親しみが湧き、投票しようと思う人はいる。前回の衆院選でも、よく回っている人が勝った」といった実情も明かす。
立命館大学政策科学部の上久保誠人教授は、地元回りが国会議員の仕事となっている現状に疑問を呈する。「盆踊りに政治家が来ていても、それで投票はしない。かつての自民党は、地元の活動量が圧倒的な力を持っていたが、時代遅れになっている。盆踊りのような集まりには、高齢者しかいない。そこで拾う民意があるにしても、(幅は)限られている」。
■音喜多駿・元参院議員「9割が義務感」「世襲議員は秘書で許される」
日本維新の会・元参院議員の音喜多駿氏
日本維新の会・元参院議員の音喜多駿氏は「政治家を11年間やって、何百カ所の盆踊りへ行った」という経験から、「現職の人は認めないが、行くのは選挙のためだ。9割以上の人は行きたくないが、義務感で回っている」と断言する。「盆踊り会場で話を聞くのはほぼ無理だが、単純接触を繰り返すことは後につながる。行くのがデフォルトで、行かないと『あいつだけ来なかった』と陰で言われる。そのマイナスを防ぐ側面もある」。
現職時代を「精神的に良くない。家族サービスで土日に休んでいる時、『どこかで祭りがあった』とXで見ると、ライバル候補に出し抜かれた気持ちになる」と振り返る一方、「世襲議員のように知名度があると、『うちの代議士は忙しいから』と秘書で許される。しかし自分なんかが秘書を行かせたら、『いつからそんな偉くなったんだ』と怒られる」とも話した。(略)
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■SNS施策だけではダメ?「どっちか半分をやめる、はできない」
立命館大学政策科学部の上久保誠人教授
上久保氏は、盆踊りで勝つ選挙がSNSで変化してきていると指摘する。参政党や国民民主党の躍進は、盆踊りで有力者に頭を下げるような古い民意の汲み取り方が時代に否定された結果であり、今まで政治に対して声をあげてこなかった“普通の人たち”の支持をSNSを通して受けたためだと分析。ネット選挙がもっと活発になれば、地元組織票で勝つという選挙のあり方も変わるのではと予測する。
一方で国光氏は、ネット活用について「存在感は増しているが、『衆議院か、参議院か』『選挙区か、比例か』で変化する。百田氏は参議院の全国比例だが、衆議院の小選挙区では、デジタルの“空中戦”だけで話を聞こうとすると、どうしてもまだバイアスがかかってしまう」と実感を語る。
上久保氏は、地元回りの問題点を挙げる。まずは「地元の集会は高齢者や経営者が多い。そうした声は有権者の真ん中の意見と言えるのか」といった観点から、「地元の声は偏っている」とする。加えて、選挙で勝つために、政策よりも「地元のために何をやったのか」ばかりアピールすることになり、地元回りが利益誘導につながる可能性を危惧する。
では、どのように意見を集めればいいのか。音喜多氏は「国光氏の言うとおりで、ネットも重要。どっちか半分をやめる、はできない。地元回りから帰って、22時からインスタライブをやるなど、単純に稼働量が増えている。どちらかをサボると票が減り、選挙に負ける“ブラック労働化”が加速している」との実感を明かした。(『ABEMA Prime』より)ABEMA TIMES編集部 25年8月23日)』
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昨年あたりから、選挙の活動のあり方がSNS中心にどんどん変わって来て。もうオールドメディア、古い選挙活動の仕方は通用しないと言われるのだが。それでも有権者の半数は50代以上なわけなのも実情ですからね~。(・・)
いずれにせよ、おカネがかからない選挙を行なうためにも、お祭り参加、SNSの使い方なども含め、色々と選挙活動のあり方を考えて行った方がいいかなと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS