【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【テニス・上海OP(1000・四大大会に次ぐレベル)で、173位の西岡良仁が14位(元5位)のルブレフに2-6, 6-1, 6-4で勝利した。2セットめ以降、積極的なテニスを心がたとのこと。時に叩きつけるようなショットで攻め込み、自分のペースに持ち込んだのが勝因だった。(ルブレフが試合後、Nの代わりにラケットを破壊していた。^^;)3回戦は41位のムナル(西)スペイン)に4-6, 7-5, 1-6で敗れてしまったのだが。(最終セットはちょっと疲労が出たかも。)30歳になって、改めて意欲が湧いているようだ。ガンバ!o(^-^)o
MLB・・・ドジャースはナ・リーグ代表を争い、フィリーズと対戦。先発・大谷は絶好調とは言えないものの変化球をうまく使い、6回まで3点で抑えた後、仲間の打撃で逆転。せレジェンド・カーショウなどがつないだあと、何と9回に佐々木が登場。もう4回めだし、ゆっくり準備できなかったっぽいし、大丈夫かな~と心配したが。1人、ヒットを打たれたものの、しっかり押さえてセーブを獲得。このまま行けるとこまで、頑張れ~!o(^-^)o】
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自民党の総裁選が行われる4日に『論戦なかった総裁選。重鎮の意向で当選者が決定か。結局、変わらない自民党・・・』という記事をアップ。
最後の方で、「高市早苗氏が麻生太郎氏に支持を要請」「麻生太郎氏と茂木敏光氏が決選投票で一致した対応を取るため協議」したと書いた。(・・)
で、実際、4日の総裁選では、高市早苗氏が決選投票で麻生派、旧茂木派の議員票を集め、小泉進次郎氏に勝利。まさに重鎮の意向で当選者が決まってしまった感じがあった。(>_<)
もちろん高市氏は、重鎮にお世話になった分、人事その他でお返しをしなければならない。^^;
高市氏は、早速、4日の総裁選後に、麻生太郎氏に挨拶に行ったとのこと。また、昨日5日には、自民党本部で堂々と麻生太郎氏と面会。2人きりで、人事に関して相談する時間を作っていた。(@@)
どうやら党TOPの幹事長には麻生派の重鎮(&麻生氏の義弟)の鈴木氏を登用することが決まったとのこと。また、麻生氏が副総裁になるという話も出ている。
また、官房長官には旧茂木派で安倍シンパだった木原稔氏の名が、候補に挙がっていた。茂木氏は外務大臣などの重要閣僚で登用されるらしい。_(。。)_
まさに旧来の自民党と変わらない動きだ。(ーー)
麻生氏は、最後まで高市氏と小泉氏とどちらを支援するか決めかねていたという。(・・)
昨年、恨みのある石破茂氏を総裁当選を阻止するために、高市氏を支持したものの失敗。麻生氏は12年の安倍二次政権から、ずっと副総理か副総裁などの要職について、それなりの発言権もあったのに、石破政権では「最高顧問」なるお飾りのような役職を与えられたことに憤慨していた。
そこで、早期に総裁選を行なうために「石破おろし」を支援。この総裁選では、キングメーカーとしての力を発揮し、また政治権力を取り戻そうと情報収集や意見交換に努めていたのだ。(-"-)
麻生氏が、高市氏を評価した部分は、自分の親友だった安倍晋三氏を敬愛してくれるところや早い段階から麻生氏に支持を要請していたところ、また、自民党の党員からの支持が多かったところだという。
実際、高市氏は昨年に続き、今回も1回めの投票で党員票でTOPをとっていた(2回めの投票では、小泉氏の3倍以上の得票数だった)のだ。(++)
高市氏は、本気で総理総裁を目指すようになってから、党員獲得にかなり力を入れていた様子。ここ3年は、新規党員獲得数が3→2→2位だったことが大きかったのかも知れない。(・・)
<今年のTOP10の記事を*1に載せておく。超保守系の青山繁晴氏が3~4年連続で1位なので、高市氏に票が回った可能性がある。茂木氏もTOP5にはいっているが、小泉進次郎氏の名はない。^^;>
自民党は一度は激減した党員数をジワジワと伸ばし、100万まで回復させて来たのだが。昨年から今年にかけて、また10万人ほど減少したとのこと。
もし党員の多数が投票した候補が総裁になれなかった場合、自分たちの意思が反映されないことに失望し、さらに党員が減少するおそれがあったという。<1年に4千円も党費を払ってるんだもんね。^^;>
そこで、麻生氏は自派閥の「決選投票では、党員票の多い候補に投票せよ」と指示を出していたとのこと。<ただ、もう事前の調査で、高市氏が党員票TOPになるであろうことは、わかっていたと思うけど。(-"-)>
麻生氏は、茂木氏や小林鷹之氏の陣営にも協力を呼び掛けていたという。<その代わり、1回めの投票で、議員票を少し回した。>
一方、今回の小泉氏&陣営の戦い方には、マイナス要素が多かったように思う。
個人的には、小泉氏は今年はパスして、しっかり準備をした後、次にチャレンジすればいいのにと思っていたのだが。本人はバックについた重鎮や仲間の後押しを受けて、出馬することに決めた様子。
ただ、9月21日に『小泉は、重鎮の期待を受けて「党分裂の回避役」で登場か。党内外に全方位配慮』という記事を書いたのだけど。
小泉氏は、出馬会見の時から、自分の考えをほとんどオモテに出さず。いわゆる小泉節、小泉構文も封印。最後の決選投票前の演説までずっと「党をまとめることが第一」と全方位外交の方針で、自分の魅力や主張をアピールできないまま終わった。(ーー)
去年は、他の候補より経験や能力が乏しくても、若手ながら党を変えようという意欲や勢いを感じさせる部分があって、それに期待した党員、議員票もはいっていたと思うのだが。今年はほとんどカンペ頼みで、通り一遍のつまらない演説や回答に終始したため、党員や議員の浮動票がはいらなかった。(~_~;)
<最初の集会の時に90人以上集まっており、議員票が90~100は集まると予測されていたのに、結局、1回めに80人しか投票していなかった。(-"-)>
選対本部も、超保守系のベテラン加藤勝信氏が本部長を務め、実力者が多かったものの、しっかりと戦略が立てられておらず、動きがバラバラだったとのこと。
また、選対のステマ問題や、神奈川県連の党員削除問題などの週刊誌報道も大きなマイナス要因になった。(-"-)
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しかも、小泉氏や陣営は、麻生氏に嫌われてしまったようなのだ。(~_~;)
元自民党幹事長の石原伸晃氏いわく、麻生氏は「小泉さんのこと、嫌いなんじゃないかな」とのこと。<今回も麻生氏よりも菅義偉氏らに頼る部分があったし。>
ジャーナリスト・峯村健司氏は、平将明デジタル相が3日の会見で「以前ほど影響力があるように思えない」などと麻生太郎元首相について語ったことが票の動きに影響したと指摘。「麻生会長がかなりブチ切れたという話で、決選投票でそうとう動かしたんじゃないか。“小泉じゃなくて高市だ”という指示が出た」という話をしていた。(スポニチ25年10月4日)>
というわけで、自民党は、結局、重鎮の意向で新総裁や政権運営の仕方が決まる政党であることに変わらず。高市総裁は、麻生氏(+茂木氏)の下で(横から安倍派の要求もききながら?)党運営、政権運営を行なうことになるんだろうな~と思うmewなのだった。(@@)
THANKS