【ノーベル賞・・・今年のノーベル生理学・医学賞を大阪大学の坂口志文特任教授(74)と2人の米研究者が、免疫反応を抑えるブレーキ役となる「制御性T細胞」の研究成果によって受賞することになった。(*^^)v祝
詳しいことはわからないのだが、周辺にもこどもの頃からアトピーなどのアレルギーや1型糖尿病、リウマチなどの自己免疫疾患やがんなどで苦しむ人が少なからずいて。その治療に「制御性T細胞」の研究が役立つことを以前から知っていた。またその研究者が20年ぐらい前から国内外で大きな賞を受けていて、ノーベル賞候補にもなっているという話もきいていたのだが。他の分野もそうだけど、忘れそうになった頃にノーベル賞の受賞が決まるんですよね~。(~_~;)
坂口氏は、出会った頃は医学生だった妻・教子さん(71)と結婚し、渡米。帰国後も含め、実権用のネズミの世話から論文作成まで共に協力して研究を続けており、「一緒に同じ景色を見てきた一番の理解者であり、同志ですね」と妻に感謝していた。どうか今後も、ご自身でも、また育成した後輩、チームと共に、効果的な治療法の開発をしていただきたいと願っている。(・・)】
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昨日から、高市早苗政権の人事の話が次々と出て来ているのだけど。<こんなに筒抜けになっていいの?わざとオモテに出しているのか。誰かが漏らしているのか。>
こんなに露骨に麻生支配(+茂木重視&安倍派もバックに)を世間に晒していいのだろうかと、懸念してしまうほどだ。(-"-)
麻生太郎氏はそこまで、自分に権力が戻ったことを誇示したいのだろうか。(~_~;)
昨日は、国民党との連立交渉まで麻生氏が自ら動いてた。(>_<)
『自民党の麻生太郎最高顧問は6日、国民民主党の榛葉賀津也幹事長と東京都内で会談した。関係者が明らかにした。自民の高市早苗総裁就任を受け、今後の連携について意見交換したとみられる。(時事通信25年10月6日)』<麻生氏が自分の事務所に、榛葉氏を招いた(呼びつけた?)という。>
『麻生氏と榛葉氏は先日も2人で会談を行っていて、榛葉氏が記者団に「漫画を借りに行った」とけむにまいていた。(FNN10.6)』
何と高市総裁も5日に、こそっと玉木代表と会っていたという。
『自民党の高市早苗総裁が5日に東京都内で国民民主党の玉木雄一郎代表と秘密裏に会談していたことが分かった。高市氏は少数与党を打開するため早期に連立枠組みの拡大を目指すとしており、会談で今後の協力を要請した可能性がある。関係者が6日、明らかにした。(毎日新聞25年10月6日)』
当ブログにも何度か書いたが。もし小泉進次郎氏が新総裁に選ばれた場合は、維新の会と連立政権を組むことで、ほぼ話が決まっており、準備を進めていた。
小泉氏のバックについている菅義偉元首相が、結党以来、維新との関わりが深いからだ。(-"-)
夏には小泉氏が万博視察の際に、吉村代表と交流。維新は連立の条件として副都市構想の丸のみを提言し、総裁選の何日か前にも、菅氏の側近が維新の幹部と打ち合わせを行なっていたほどだ。(~_~;)
一方、高市早苗氏が当選した場合は、国民党と連立交渉をすると見られていた。(・・)
国民党の玉木代表や榛葉幹事長は、高市氏ほど戦前志向の超保守思想はないものの、近時、やや右傾化しており、超保守マダムの櫻井よしこ氏からも期待される存在になっている。憲法改正の早期実現、軍事強化、原発推進、外国人などの考え方も合っている。
また、経済政策も消費税減税を含め積極財政主義で、高市早苗氏個人や超保守仲間たちとは一致する点が多い。高市氏は、財政健全派の麻生氏に配慮し、今回の総裁選ではあまり積極財政主義には触れていないが、国民党が提唱する「178万円の壁」、ガソリン税廃止の実現も公約に入れていた。(++)
麻生氏は、まだ石破政権の頃から「連立を組むなら国民党がいい。玉木代表を首相にしてもいい」と言っていたとのこと。もともと自民党の地方議員だった榛葉氏とは古くからの知り合いで、今回、早めに接触を行なったのも、国民党との連立を考えてのことだろう。
さらに公明党も、以前から連立を組むなら、国民党がいいと考えて来た。<5日に高市氏に要請したように、維新との連立は反対の立場。>
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高市陣営としては、できれば15日に予定されている国会の首班指名の日までに、国民党の連立政権入りを決めて、合意文書の取り交わし、国会では首班として高市早苗氏を名を書いてもらいたいと考えている様子。
<交渉に時間がかかるようなら、17日ぐらいまで首班指名の日程を伸ばしてもいいという話まで出ているとか。^^;>
ただ、果たして、国民党がここ1週間ほどで連立合意をできるかどうかはビミョ~なところだ。_(。。)_
国民党の玉木氏は総裁選の前、「いきなり連立はあり得ない」と言っていた。
『国民民主党の玉木雄一郎代表は1日、新たな自民党総裁が選出された後も、自民、公明両党と直ちに連立政権を組むことには否定的な考えを示した。・・・ブルームバーグとのインタビューで、「いきなり連立はあり得ない」と述べた。178万円を目指した所得税の控除額などの引き上げとガソリン税の暫定税率廃止が秋の臨時国会で実現する道筋が付けられれば、信頼関係も醸成されると指摘した。・・・高市早苗前経済安全保障担当相らは国会での首相指名選挙までに連立拡大を模索する考えを示しているが、玉木氏は早急な合意は難しいとの姿勢を明確にさせた。ブルームバーグ25年10月1日)』
国民党は、昨年の参院選、衆院選と「103万円の壁を破る」「若者の手取りを増やす」をスローガンにして、10~40代の若者層からの支持を得ることに。衆院は7→28、参院は9→22議席に増やし、大きな躍進を遂げた。
ただ、同党は独自路線をとり、与野党に政策を提言し、協力や支持を得られたものを実現して行くというスタンスをとって来た。それゆえ、今ここで、急に自民党と連立を組んで、全面的に政策協力をすることになったら、若者層の支持が低下する可能性がある。(~_~;)
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また、国民党の支持母体である連合は労組の団体であり、基本的には経営者サイドに立つ自民党とは対立して来た歴史がある。それゆえ、連合の芳野友子会長は、自民党との連立には大反対の立場。
7月の会見を含め、「連立はあり得ない」と何度も言明している。(@@)
『連合の芳野友子会長は22日の記者会見で、立憲民主党や国民民主党が自民、公明両党の連立政権に入ることは「あり得ない。よしとしない」と述べた。
連合は立民、国民民主を支援している。芳野氏は自民党について「経営者の団体と連携を強めている」と指摘した。「労働組合の連合がそこに協力していくとなれば緊張感ある政治体制が確立できなくなる」と説明した。(日本経済新聞25年7月22日)』
国民党は、今でこそ50人の議員がいるが。衆参で十数人しかいない時も、ずっと連合に支えられて、何とか存続して来たし。今も参院比例や衆院の何人かの議員は、各産業の組合から選ばれて当選した人たちだ。
下手に連合から離れれば、自民党に党を丸のみされるおそれも否定できない。(~_~;)
それを考えると、果たして国民党が連合を説得してor連合を離れて、すぐに自民党との連立を決めることができるのか・・・。厳しい選択を迫られることになった国民党が、ここからどのような行動をとるのか、興味深く見ているmewなのである。(@_@。
THANKS、