麻生・茂木・創生日本で固まった新執行部。公明党は、安倍系起用などに難色＋将棋

　　

　東日本大震災、熊本、能登の大震災をはじめ全国の自然災害の被災地の方々へ　早期復興を願うと共に、前向きにガンバです。o(^-^)o　また、阪神淡路大震災を含め、被災地だけでなく全国の人々が、各地の被害、経験、情報などを風化させず、今後の災害の予防、対策に活かすようにして行きましょう！(･･)

　よろしければ、１日１回、２つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m

　　　　　

【＊１、＊２などの関連記事は、記事の最後にあるＭｏｒｅの部分にあります。】　　

【将棋・・・挑戦者・伊藤が王手をかけた同級生対決の王座戦５番勝負第４局が神奈川県秦野市で行われ、藤井聡太王座（七冠）が伊藤匠叡王を９９手で破り、２勝２敗の５分に戻した。先手の藤井が得意の角換わりに持ち込もうとしたが、伊藤がこれを拒否。藤井は雁木、伊藤は矢倉で守りを固めた。伊藤は袖飛車、藤井は下段飛車。中盤までお互いに慎重に進めている（静かなる攻防？）という感じだったのだが。夕方以降、伊藤が攻めあぐねている間に藤井がジワジワと伊藤の王を狙う駒を増やし、追い込んだ。伊藤は粘るも、逆転の手が見つからず投了。（見ている方にもジワジワ感が。）タイトルがかかる第５局は２８日。めっちゃ楽しみだ。o(^-^)o

　ＭＬＢ・ＰＳ・・・カブスがブルワーズと対戦。鈴木誠也が大きな３ランを打つも（さすが！）、今年☆から移籍＆ＰＳ初先発の今永が2回2/3を5安打（２HR）4失点で降板。＜ちょっと球に重みがなかったかも。残念。＞３－７で２敗となった。もしまた登板のチャンスがあったら、リベンジを！o(^-^)o】

＊　＊　＊　＊　＊

　昨日７日、自民党は総務会で党役員人事を正式決定、高市早苗新総裁の下、新執行部を発足させた。

　麻生太郎氏は副総裁に復活した。（＊＊）

　☆

　

　麻生氏は、０８～９年は総理総裁。１２年に安倍自民党が与党奪還してからは、ずっと副総理か副総裁（岸田）の座につき、政権の中枢で一定の権力を有していたのだ。

　昨年は石破総裁が、麻生氏を「最高顧問」なるお飾り的な役職に就けたものだから、ご機嫌斜めに。とりあえず総会には顔を見せたものの、写真撮影は拒否してとっとと帰ってしまった。(~_~;)

　

　しかし、今年は満面の笑みで、写真撮影に参加。写真からも麻生・高市チームであることが伝わって来るような感じがある。^^;

　もう世間では、「麻生二次政権」だと呼ばれているようなのだけど。ジャーナリスト・青山和弘氏によると、麻生氏が最終的に高市氏を支持することに決めたのは、総裁選の最中に「高市陣営から『人事は麻生さんにお任せしますから』というメッセージが出て来た」からだという話も。（デイリー10.7）

　それで、高市氏は総裁選翌日の５日に、自民党本部で麻生氏と２人で会って、執行部人事の話をしたのか（なるほどな）と府に落ちた。^^;

　　

　　

　

　麻生氏が副総裁の座も自ら要求したかは「？？？」だが。党ＴＯＰの幹事長を、自分の義弟で信頼している側近の鈴木俊一氏を起用することに決めた。（麻生氏の妻の弟。鈴木善幸元首相の長男。）

　これで、麻生氏は党運営に対する発言権を得ることができる。(･･)

　　

＜既に８５歳になった麻生氏は、次かその次の衆院選で引退し、長男の将豊氏を後継者にしたいと考えているのだが。そのためには、公認権を有している幹事長を押さえておく必要がある。鈴木氏も自分の長男を後継にしようと考えているので、尚更に都合がいいかも。^^;＞

　

　幹事長以外の党四役は、政務会長には決選投票で高市を支持した小林鷹之氏を起用。５０歳と若いので刷新感も出る。総務会長の有村治子（麻生派）と選対委員長の古屋圭司氏は高市陣営で頑張ってくれた論功行賞でもある。

　

　組織運動本部長の新藤義孝氏と広報部長の鈴木貴子氏も旧茂木派だ。

　

＊　＊　＊　＊　＊

　高市氏が、今回、最も気にしていたのは、安倍派の議員をどう処遇するかということだ。

　

　高市氏は、自らが安倍晋三氏の後継者で言い張っているのだが。安倍派の中には、それを本気で派認めていない人も多い。＜高市氏は１０年に安倍派をやめているしね。＞

　例の裏金不記載議員がいなけれは、今頃は安倍派５人衆らが総裁競に出ていたはずなのである。(-"-)：

　

　安倍派のリーダーだった萩生田氏が、同じ超保守系の高市氏、小林鷹之氏につくか検討。今回は高市氏を優先するようにコトを進めてくれたのだ。_(。。)_

　　

＊　＊　＊　＊

　　

　そして、よ～く見ると、今回の高市氏の執行部は、ほぼみんな安倍元首相が率いていた「創生日本」のメンバーなのである。(@@)　＜ある意味、高市、超保守カラーも出てるのね。^^;＞　たぶん、閣僚もここから何人も選ばれる。

会長　安倍晋三(2022年7月8日死去)

会長代行　中曽根弘文

会長代理　古屋圭司

副会長　菅義偉、下村博文、岩屋毅、高市早苗、世耕弘成、山谷えり子、新藤義孝

幹事長　衛藤晟一

副幹事長　梶山弘志、西村康稔、江藤拓、古川禎久、有村治子

事務局長　木原稔

幹事長代行　萩生田光一

幹事長代理　加藤勝信

事務局長代理　稲田朋美

事務局次長城内実、岡田直樹、西田昌司

(2025年7月24日時点)

衆議院議員(29名)

新谷正義、鈴木英敬、中村裕之、松本尚、宮下一郎、古屋圭司、加藤勝信、萩生田光一、柴山昌彦、木原稔、松本洋平、新藤義孝、高市早苗、平沼正二郎、吉田真次、尾崎正直、石橋林太郎、西村康稔、井上貴博、森下千里、佐々木紀、簗和生、山田賢司、小林鷹之、星野剛士、根本幸典、田中良生、黄川田仁志、三谷英弘＞

参議院議員(7名)

佐藤啓、山田宏、上野通子、中曽根弘文、西田昌司、山谷えり子、片山さつき

＜また、自民党超保守系議員のバックにいる日本会議、神道政治連盟との国会議員団などとの連携も欠かせなくなって行くし。

　超保守系の議員は、本来なら萩生田氏が直接、幹事長になっても不思議はないと考えているだけに、ここで少し我慢をしおいて、いつか仕掛ける準備を進めていることだろう。(-"-)

　

　＊　＊　＊　＊　＊

　

　７日に、公明党には（学会から）連絡がはいり、改めて自民党連立に関する協議を行なった。そして、５日に公明党が要請した１・靖国参拝、歴史認識、２・外国人排斥、３・政治とカネの問題（特に裏金不記載問題）のクリアされていれば、次の段階に進めると約束していた。

　

　７日午後になり、高市総裁は新執行委員の役員をつれて、公明党の執行役員とご挨拶に行ったのだが。特に萩生田氏が同行して来たのには違和感を覚えていた様子。＜また萩生田氏は顔もガタイもひときわ大きいので目立つのよね。＞要請が守られていないのだ。

完全にナメられていると言っていい。(>_<)

　これまでだったら、色々合わないところがあっても、何とかまやかしの合意書を釣って、自民＋公明の連立を継続させていたのだが。今年は公明党が連立をやめるといい出す可能性が・・・。もしそうなると、自民と国民党の２党では衆参の議席数が不足して、自民党は順当に連立与党としてスタートが切れないという大ピンチに。

　ここは公明党は自民や国民との連立をやめ、立民などと協力しながら、公明らしい平和志向、中道リベラルの政策で支持者を安心させたらいいのに、と強く思うｍｅｗなのである。(@_@。

　

　ＴＨＡＮＫＳ

　

【下の２つのランキングに参加しています。できれば、２つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

　　　

↑もう１クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"