【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【将棋・・・10月31日、11月1日に竜王戦7番勝負の第3局が京都の仁和寺で行われ、藤井聡太竜王(六冠)が、佐々木勇気八段に85手で勝利し、3勝0敗と王手をかけた。
この対局、後手の佐々木は居飛車党ながら17年以来8年ぶりに飛車を振って四間飛車にチャレンジ。(角道を閉ざした四間飛車に限定すれば自身初。)どの棋士も、あの手この手で藤井を崩そうとするのだ。
これに対し、藤井は居飛車で穴熊と守りを固めた。佐々木は飛車交換を迫り、先に飛車を藤井陣へ打ち込んだものの、藤井が65手めに美濃囲いを崩す成桂捨てを見せて、「しびれました」とのこと。藤井が一気に押し込んだ。昨日は「強い!」という感じだった。"^_^"】
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ブログでは、高市外交やアブナイ防衛政策について書くことが多かったのだが。実は先週、ガッカリするようなニュースが出ていた。
高市政権が、岸田・石破政権が続けて来た「新しい資本主義」に基づく経済政策を廃止することに決めたと報じられたのだ。(ーー)
『「新しい資本主義」は岸田政権の肝いりとして、賃上げやスタートアップ投資に取り組んできたものです。
石破政権でも継承され、今年、最低賃金が全都道府県で初めて1000円を超えるなど、一定の成果を上げてきました。
ただ、高市総理は、総裁選の期間中には「賃上げするのは国ではなくて企業だ」と述べるなど、政府が旗を振る賃上げ政策に疑問を示してきました。
関係者によりますと、小林政調会長が23日、岸田氏と会談し、党に設けられている本部と官邸の会議体を廃止し、新たに「日本成長戦略会議」を立ち上げ、成長戦略に軸足を置く方針を伝えました。(毎日新聞25年10月24日)』
『高市早苗首相はどんな政策を考えているの?
A 高市氏は「危機管理投資」を中心に、人工知能(AI)や半導体、造船、量子、バイオなどの分野に大きく投資して経済を強くしようとしています。これまでの政権からの路線転換が鮮明になりそうです。(毎日新聞25年10月26日)』
<さらに、防衛装備移転(旧武器輸出禁止)の原則を変えて、戦闘用の艦船や武器などを含む防衛装備の開発、製造を推進し、その輸出によって利益を得ようともしている。(-"-)>
当ブログでは、安倍・菅政権終了後のこの4年、岸田・石破政権が、脱アベスガ路線を進めてくれることに期待し、応援して来た。<ブログの上部にも脱アベスガ路線を掲げて来た。>
決して、自民党支持者ではないのだが。ともかくアベ・スガ政権が長年にわたって行なって来た超保守タカ派&新自由主義政策をストップして、平和で平穏な、またより多くの国民に経済的に安定した生活を取り戻したかったからだ。(・・)
経済政策では、岸田首相が提唱し、石破首相も継承した「新しい資本主義」という考え方に基づく政策に期待した。
安倍、菅政権は、市場競争原理に基づく利益、コスパ重視の新自由主義的なアベノミクス政策を推し進めた結果、株高、円安によって一部の企業や国民は潤ったが、一般国民は利益を得られず。経済格差が広がることになった。(-"-)
そこで岸田首相は新自由主義から脱却。「成長と分配の好循環」や「コロナ後の新しい社会の開拓」を柱とした「新しい資本主義」の考え方をベースに、企業の賃上げを促進。(石破首相の時には全国で時給1000円以上を実現)、社会に貢献している看護師、介護仕、保育仕などの待遇改善、やり直しのためのスタートアップ奨励などの政策を進めて、それなりの成果をおさめて来た。(++)
しかし、高市首相はまたアベノミクス的な新自由主義に基づく経済政策、財政・金融政策に戻そうとしているのだ。(ノ_-。)
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ところで、最初の記事に、高市首相が新たに「日本成長戦略会議」を立ち上げると書いてあった。
『来週にも「日本成長戦略本部」の設置を閣議決定する。首相をトップに、副本部長には政府の成長戦略を担う城内実経済財政相らが就く。民間有識者に「積極財政派」を充てるなど「高市カラー」を打ち出す。
首相は「危機管理投資」を通じた「強い経済」の実現を掲げる。各閣僚にテーマを指示し、人工知能(AI)や半導体といった戦略分野の投資促進策を練る。(日本経済新聞25年10月31日)』
この成長戦略本部の実質的にTOPの座に就く城内実経済財政相はマークしておいた方がいい。<サムネの写真は城内氏>
城内氏は安倍元首相の弟分。<05年に小泉郵政民営化に反対票を投じたのだが、その直前に衆院の本会議場で、安倍氏がずっと城内氏を説得する姿がTVに映っていたことが、話題になった。>
『城内氏は高市氏の過去3回にわたっての総裁選出馬に際しては一貫して同氏を支持してきた人物である。特に前々回の総裁選では、安倍元首相の意向を汲み、高市陣営の事実上の選挙対策責任者として、城内氏が陣頭指揮を執る形で総裁選を戦った。いずれにしても、城内氏は一貫して高市氏を応援し、支援してきた立場にある。
城内氏のもう一つの顔は、「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の顧問であることだ。この議員連盟は、自民党内に設けられたものであり、通称「積極財政議連」と呼ばれ、かつては「安倍別動隊」と目されていた議員グループだ。
この議連の立ち上げにあたっては、安倍晋三元首相の強い意向が働いていた。そのため、安倍元首相はこの議連の会合にもたびたび顔を出していたという経緯がある。President Online25年10月23日)』
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城内氏は、アベスガ政権の積極財政を継承すべく、「責任ある積極財政を推進する議員連盟」を設立し、顧問を務めている。若手中心の議連だが、会員数が100名を超えているとのこと。しかも、多くが超保守思想の持主だ。^^;
何と議連メンバーが6人か高市内閣の閣僚や官房副長官に。<松本洋平氏が文科大臣、松本尚氏がデジタル・行革担当大臣。小野田紀美氏は経済安保大臣、黄川田仁志氏が沖縄・北方担当大臣。尾崎正直氏と佐藤敬氏は官房副長官。>
また、副大臣、政務官を20名近く出しているという。(@@)
高市政権&内閣は、超保守議連の「創生日本」(+日本会議)と積極財政議連のメンバーであふれているのだ。(>_<)
<今回の総裁選で高市氏を支援した麻生太郎氏は、積極財政を好まない財政健全派なのだ。(・・)
ただ、麻生氏は自分が大嫌いな石破政権で失った自民党内の実権を取り戻す方を優先したのか、党内の執行部では麻生派が幹事長など重要な役職を抑えたのだが。麻生派で入閣したのは1人だけだった。(茂木派が6人もいた。)
もしかして、高市政権が積極財政主義の国政を行なうことを容認したのかな~。(~_~;)>
いすれにせよ、富国強兵を目指す高市政権では、また経済政策また競争重視、弱肉強食、コスパ重視(=人件費もできるだけ削減)で一般国民、特に地方の住民が苦しむことになるのかと思うと、やり切れない気持ちになってしまうmewなのだった。(@@)
THANKS