今日11日、衆院で補正予算が可決される見込みとなった。(・・)
衆院は、自民会派+維新でギリギリ過半数の議席があるのだが。国民党も公明党も賛成する意向を示しているので、楽勝だ。(>_<)
11月24日の『高市の「しょぼい」の声で大規模に&野党の気を引く経済政策&河野「悲しい」+競馬』にも書いたのだけど。<参考の図表*1に>
高市内閣としては、どうしても最初の補正予算を通したいところ。そこで、今回の補正予算が関わっている経済対策に、公明党が提案していた現金給付(こどもに2万円)、国民党が提案していたガソリン減税や「年収の壁」対策を盛り込んで(エサをまいて?)、彼らの賛成を誘ったのである。(@@)
彼らの提案したことは、18兆円もの予算のごくごく一部であって。彼らが批判している政策の予算が(防衛費増額とかも)たくさん含まれているというのに・・・。(-"-)
このまま行けば、自民会派+維新では過半数にちょっと足りない参院でも、国民党と公明党が賛成して、17日の会期末までに補正予算が成立されることになりそうだ。^^;
<国民党は、もともと「ゆよ党」ゆえ、何か必要があれば、自民党と連立or連携or協力を気がいっぱいあるし。自民党の麻生副総裁は、今でも国民党との連立を望んでいるという話もあるので。だから、なかなか野党の仲間という感じにならないのよね。尚、公明党も高市首相はダメだけど、自民党とはよい距離を保っていたいのがホンネだし。^^;>
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ただ、立民党と公明党は補正予算案の組み替えを求める動議を共同で提出することを決めたという。
『立憲民主党と公明党の政策責任者はきょう(10日)、補正予算案への対応について会談し、▼物価高対策が不十分であることや、▼緊急性のない予算があるなどとして、「組み替え動議」をあす共同提出することで合意しました。
「組み替え動議」では、計上されている基金などを見直すことでおよそ4兆5000円減額する一方、中低所得者のための物価高対策としておよそ1兆4000億円増額するよう求めています。(TBS25年12月10日)』
自民党や国民党、一部の保守系メディアは「立民党は反対するばかり」という印象づけを世間に広めようとしているのだが。立民党が反対するだけでなく、政府予算のムダを指摘したり、重要な予算を提案したりなど、野党として果たすべき役割を行なっていることも、きちんと報じて欲しいものだ。(++)
一方、衆院の政治改革特別委員会の方は、もめている。(@@)
今、この委員会では、政党への企業団体献金に関する法案ついて審議している。委員会では先に法案が提出された議案の審議が優先される「先入れ、先出し」のルールがあるのだ。
ところが、自民党&維新が、衆院定数削減の法案の審議を並行して行うように要求して来た。^^;
維新の会は、今国会中に定数削減法案を成立させることを連立維持の条件にしているのだが、今の審議日程では、定数削減の法案成立が17日の会期末に間に合わないからだ。(・・)
『与党は9日の衆院政治改革特別委員会理事会で、衆院議員定数削減法案について、同委で審議中の企業・団体献金見直し法案と並行して扱うよう提案した。
野党は献金見直し法案の審議優先を主張して拒否。与党は定数削減法案を、17日に迫る今国会の会期末までに成立させたい考えだが、先行きは見通せない。(時事通信25年12月9日)』
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この定数削減法案に関する維新の圧力(脅し?)がスゴイのだ。(~_~;)
『「連立離脱しても知らんで、と言え」
高市早苗首相と維新の吉村洋文代表(大阪府知事)が党首会談で合意する4日前の11月27日夜、維新の遠藤敬国対委員長は党内に号令をかけた。翌28日には離脱論が自民内に広がった。(毎日新聞25年12月5日)』(こわい、こわい)
また、維新の前代表・馬場伸幸氏は、TV番組に出演し「裏返せば高市総理のためなんですよ」と発言。
『議員定数削減さえも実現できないなら「それ以降の政策協定を結んだいろんな改革案もできないだろうと」・・・「最初の第一歩ができなければ、我々も自民党に期待できない。おのずと離脱という話になっていきますよ…と遠藤(敬)国対委員長が自民党側に伝えたということ」と法案提出までの自維の“攻防”を明かした。(スポニチ25年12月9日)』(この人が後ろにいるだけでも、こわい、こわい^^;)
自民党の鈴木幹事長は、とりあえず維新と話を合わせて、今回中に法案成立を目指すとは言っているのだが。自民党内には、この法案に反対しているの方が多いと言われている。
そして、下手に強引に議決まで進めたら、造反者が出るのではないかという報道も出ているのだ。<実際、自民党内で法案を審査する総務会でも、反対した人や途中退席した人がいたし。(~_~;)>
そこで、法案提出したことで合意を履行したとうことにすればいいのではないかという意見も出ているという。
『自民内には、維新との連立合意書が「法案を提出し、成立を目指す」との表現だったことから、「提出で合意は履行された」(中堅)との声もある。1年以内に結論が出なければ計45議席を削減するとした「自動削減条項」への慎重論も根強く、民主主義の根幹に関わる法案で、強引に進めるのは難しいとのバランス感覚も働く。(読売新聞25年12月5日)』
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維新の馬場氏はそのような情報を伝え聞いているのか、『衆院議員定数削減法案が自民党内から造反があるなどして実現しなかった場合は、高市早苗首相が衆院解散・総選挙に踏み切るべきだとの認識を示した。「自民内に獅子身中(しししんちゅう)の虫がいて定数削減できない時は、高市さんは解散すべきだ」と語った』という。(毎日新聞25年12月9日)』<解散まで迫っちゃうのね。^^;>
また、維新は得意の他党(特に立民?)攻撃を開始。
『日本維新の会 藤田共同代表「党内外からの反対やまたは遅延行為みたいなものが行われるんだと思いますが、今国会中にちゃんと審議が行われることに努力をしてもらい、可決することに努力をしてもらう」(NNN25年12月9日)』
『法案を扱う衆院政治改革特別委員会は立憲民主党が委員長ポストを握っており、維新内には「委員長を解任して審議を進めればいい。国会の会期が足りないなら延長すればいい」(幹部)との強硬論もある。(読売12.9)』
果たして、自民党は維新の脅しに屈して、強引にでも今国会中に定数削減法案を成立させようとするのか。うまくごまかして(or取引して)法案提出までで終わらせるのか。
ホンネを言えば、「維新が連立離脱して、高市政権が好き勝手できなくなればいいのに」ひそかに思っているmewなのだった。(@_@。
THANKS